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男も自らの腕を振るって料理をしようという提案。
人気の定番メニューがラインナップされている。
それぞれの料理には、プチ薀蓄やエッセイがあってこれがちょっと面白い。こういう料理にはそんな思い出話があるから、よけいに美味しかったりするのかもしれない。
早速、「豚のしょうが焼き」を作ってみた。まずくはないが、どこか変だった。なんと、みりんと酢を間違えていた。でも、意外と美味いので笑ってしまった。やってみれば割と簡単にできるのがわかり、だんだん料理も楽しくなってきた。
本書で残念だったのは、健康に留意していないところ。そんな料理本は多いが、私の場合は健康を気にするので、油、脂、バター、それに卵などを極力控えている。マーガリンやパーム油は避けていて、植物油も使わず、すべてバージン・オリーブ油を使っている。
とんかつや焼き餃子、ステーキにカルボナーラなど、美味いのはわかっているが……。多くの男性が好きな料理でも、メタボ注意を喚起される世の中、健康にも留意した調理法が望ましいのでは。
ご飯を炊いて、味噌汁を作ってみたいな料理の基本があるかと思ったが、違っていた。