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ジョン万次郎を進取の気性の持ち主と捉え、ジョン万次郎のポジティブさに焦点をあてた本。漂流したもののなかでも最も若かった万次郎は救ってくれた船の船長にも気に入られ、マサチューセッツ州で学校も行き、航海術も学び、そして帰国する。万次郎の経験はその後 開国に向かう日本人の知識や態度に大きな影響を与えたと思う。巻末に対談がでているが、これも参考になる。
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図書館より。
ずっと童門さんの本を読んでみたいと思っていた。
これはジュニア向けに書かれた単行本の文庫版かと思う。
難しい言葉を使っておらず、読みやすいので、小中学生や、活字が苦手な人にもオススメ。
漂流してしまった万次郎は、助けてもらったアメリカ人船長とアメリカで過ごし、勉強をし、日本に帰ってくる。
しかし、日本は鎖国の最中。
彼の持ち前の積極性が全面に出ている作品で、私も元気になれた。
巻末の対談も、とても興味深い。
万次郎のリアルが語られている。
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壮大は人生である。自分だったら無人島の時点で前向きになれない。ジョン万次郎のように人の懐に入ることが上手な人の行動力は見習える。誤解されても行動で示す。すごく参考になる。
また、ゴールドラッシュのアメリカは地獄そのもの。金が出ればお金も増えるが、その町では物価が高く、酒とギャンブルにすぐにお金を使ってしまう。結局のところ、たくさん稼いだとして、消費欲を抑えれなければ意味がないということ。そして、お金は人を悪魔に変えてしまうこともある。