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<購入>
今回も泣けました。
和田さんの本は3冊とも読みましたが、あどけないんだけどスゴい人物と清々しい人物の魅力で登場人物や読者を引き付けるのが上手な作家さんだなあと思いました。
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こちらも表紙は漫画家オノナツメさんが描かれたもの。
今回も泣かされました><;
前作は温かい気持ちになれたのですが、今回はちょっぴり切なかったです。
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「のぼうの城」でデビューした作者の第三弾。主人公の半右衛門が、神がかり的な鉄砲の腕を持つものの無邪気な心の小太郎を、己の都合で戦に巻き込んでしまうという若干暗くなりがちのテーマを、あっけらかんとした内容に仕上げられています。必ずしも現代の物差しでは測れない戦国武将として生き様と価値観を前面に出し、スピード感あふれる展開で楽しめます。
2009.11.24読了
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のぼうの城の作者、和田竜さんの新作。人物が魅力的なのに駆け足でもったいない。もっと長く書いてじっくり描写して欲しい!でもこの爽快なスピードが売りだからいいのかな。
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小太郎
玄太
要藏・小太郎の祖父 雑賀(さいか)衆
碧山城
戸沢利高 当主
図書(ずしょ) 利高の甥で猶子(ゆうし)
林半右衛門 戸沢家の猛将
藤田三十郎 半右衛門の養父
鈴 半右衛門の想い人で図書の妻
鶴ヶ島城
花房喜兵衛(きへえ) 児玉家の猛将
斉藤平三 近習
無痛の萬翠(ばんすい) 伊賀忍び
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のぼうの城を読んで痺れた人なら、今度はこれ、“和田竜 × 雑賀衆”だよ!と聞いたらもう即アマゾンで購入ボタン押しちゃうんじゃないでしょうか。あたしまだ忍びの国読んでないから、がぜん読みたくなっちゃったなぁ。無痛の萬翠、そっちにも出てくるんだろうか。。いやしかし壮絶。あたりまえのように生活と戦が混在している時代。爆弾級に存在感のあるキャラクターたち。優しさとか弱さの概念が今とは全く違うんだけど、なんだろう、こういう、誇りとか建前のまえに命はほんとに軽い価値だった社会の名残が、ずっと日本人の血には活き続けてる(もしかしたら世界中みんなかも)、だから今の倫理観を放り出してこんなに向こう側に連れて行かれるんだろうと思う。低俗な表現で申し訳ないですが、ほかに思いつかない、この方の作品を読むたび、ほんと、イキっぱなしというかんじです。ナルトのアニメーターさんで全編イメージつくってほしいなあ。実写にするとグロすぎるから。視覚的にこの世界に入って陶酔したい。のぼうの城の痺れを覚えてる人は、必ず読むべきです。
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小太郎っていうから、うっかりフウマかと思い込んで読み始めたら、全然忍者とは関係ない鈴木さんの話だったという。半右衛門と喜兵衛の関係は好きだなぁ。
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戦国時代の武将がとある少年に出会う。
切なくも爽快な物語で
読んでいて劇団☆新感線の舞台を見ているようなワクワク感。
小太郎を阿部サダヲで
半右衛門を堤さん、喜兵衛を新太で
是非舞台化してほしい。
和田さんの作品ではこれが一番好き。
【図書館・初読・11/23読了】
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のぼうの城よりは読みやすくなってた。
…用に感じたんだけど、これは慣れなのか。
相変わらずの天の視点(現代から見ればどうだった、などの説明口調)は、やっぱりいらないと思うんだけどなー。
人物のその時の感情や場面を想像する余地をくれよー!と言いたくなる。
話の筋は面白かったのに…。
説明口調である地の文が取り払われた映像になるとどうなるのか、という興味はちょっとある。
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◎第23回(2010年)山本周五郎賞候補作品。
2009年12月8日(火)読了。
2009−117。
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戦国時代の地方の勢力争いに少年・小太郎が巻き込まれていく。やっぱり時代物にしては読みやすく書かれてる。でも内容としてはなんとなく物足りない感じもあった。主役は小太郎じゃないみたいだし。
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「のぼうの城」が面白かったので読んでみた。。
今回も登場人物がいきいきとしていて物語に入り込みやすい。それだけに、読むのがツラくなるような場面も。
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「のぼうの城」わかりやすいが,幻術が出てくるとね~戦国の世,西国は戸沢家を盟主と仰ぐ一体の武辺で知られたのは林半右衛門である。隣接する児玉家とは国境を巡って争う間柄だが,戸沢の跡継ぎとされている図書の策の無さに呆れながら抜け駆けもできず,窮地に立った図書を救出に向かう。立ち向かうのは児玉家の家臣の花房だ。一騎打ちの間に図書を逃がすことに成功したが,半右衛門は敵地を大きく迂回しなくては領地に帰れない。気を失いかける前に出逢ったのが,鉄砲試合で一等となった左利きの雑賀州の少年・小太郎と祖父の要蔵であった。児玉の攻勢に戸沢は籠城と決し,半右衛門は馬で突出して味方の気力を盛り上げるが,児玉が雇った伊賀者に兵糧を焼かれ,小太郎の鉄砲の腕を使うために,半右衛門は単身脱出,小太郎を河岸だそうとしない要蔵を刺し殺し,児玉が仇であると偽って,小太郎を狙撃手として兜を被った武者を撃ち倒し,城を抜け出した軍勢と児玉軍を蹴散らして,武功を推賞され,小太郎も士分となったが,半右衛門は武者に相応しくない行いを恥じて在所で鬱々とする日々を送る。児玉家は小太郎を自軍に引き入れようと伊賀者の幻術に頼るが,小太郎の家来の元餓鬼大将が正気を取り戻し,命をもって危難を救う。戸沢は小太郎が寝返ることがあれが,亡家の憂き目に遭うと判断し,切腹を命じて,半右衛門を立ち会わせようとするが,小太郎の目を見て半右衛門は気力を回復し,謀反と思われる行動で小太郎を救おうとすると戸沢の重臣も林を盟主とすることに同意した。武者としての気を取り戻した半右衛門は小太郎を敵方の武将に預け,仇が自分であることを小太郎に告げる。児玉が農閑期に乗り出してきた国境線で対峙した盟主の半右衛門は,敵将に向かって小太郎を前に出させる旨を告げ,半右衛門と小太郎の対決が実現する。仇を討った筈の小太郎は山に帰ると告げ,誰にも邪魔されずに姿を消した~伊賀者の幻術って所が頂けないけど,それ以外は戦国時代の武者の気概や農民・領民の気持ちが一種の諦めと共に描かれていて,生き生きとした物語になっている。正直・一直線・意地ってのがキーワードだろう。種子島がそんな射程で百発百中ってありえないだろう・・・と思っちゃいけない
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時代小説と感じさせない読みやすさと、時代小説ならではの登場人物の魅力で、すーっと入り込めて一気に読んでしまった。帯のコピー「新・戦国エンターテインメント」そのものって感じです。
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この著者は動きや心情を言葉で表現するのがうまく、情景が思い描きやすい。
特に、戦場のシーンではそれがうまく表現されている。
ただ、この時代の**は**だったという表現の説明書きがいたることろにあり、少ししつこい。読んでいて興ざめする箇所があったのが残念。
「のぼうの城」が面白かったので、著者の同じ作品を読んでみた。が、悪い作品ではないけど人に勧めるほどの作品ではない。