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15歳ってとっくに自分を客観視出来る年齢であるし、大人が思うより遥かに「おとな」であると思うし、その差異によるもどかしさが距離になったりするのだけど、その距離から見る風景は、自分の城であるし居心地が良いようでその実、寂しいものだったりするんです。しかしながら気付きながらもそうしちゃうんですよね。それがやっぱり「こども」であるし、ちくちくするのだと思います。
ページを捲れば捲るだけ続く宇野亜喜良の「笑わない女の子」、解説は穂村弘、贅沢な現役15歳の詩集歌集です。
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偶然見つけ、表紙を見て買わずにはいられなくなった。
年齢が近く共感する部分もたくさんあり
こんなに短い言葉でいろんな思いを表してしまうなんて本当に凄いと感じた。読んでいてドキドキする。
痛くもあるけれどそれが思春期の現実だし、大人になってそれがわかるようでありたいと思った。
宇野亜喜良さんの絵と合わさって、さらに魅力的な詩集になっていると
思う。
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約1年前、親友が私にプレゼントしてくれた本。
思春期真っ盛りの著者が書いた詩集・・・のようなもの。
私はこの本をプレゼントしてくれた親友と私は思春期を、同じような気持ちで過ごした。
私達が思春期の時は著者と同じ気持だった、私が娘を産んだら娘はこんな心情になるのかな。
宝物のような、思い出深い本となりました。
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みずみずしい旋律の現代詩で、その感性の鋭さにドキッとさせられることも。ずっとこの感覚に浸っていたいと思わせる、唯一無二のコトバ。
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山内マリコ氏の小説に引用されていた短歌から。校則のきびしさに日々不満を募らせていたじぶんの女子校時代が鮮やかによみがえってきた。飾らないストレートな言葉まわしが素敵
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『ともだちは実はひとりだけなんです』がとても良かったので。こちらは詩と短歌。詩もよいが、言葉を削ってある短歌の方がいいと思う。こちらも宇野亜喜良の絵と穂村弘の解説。