投稿元:
レビューを見る
いまだその責を執拗に問われ続ける問題。震災という大混乱にあって、事態の収束につとめた政府。地震そのものよりも火災旋風による被害の方が多かった、その事を考えても、真実は明らかにされるべきである。
投稿元:
レビューを見る
関東大震災の際に日本人が虚言の噂で朝鮮人を虐殺したというものが、いまも尚、語り継がれ歴史を知らない人間も一度は聞いたことがあるものだ。一様に朝鮮人に対する日本人が一方的に差別したことの一例として取り上げられるが、本書は関東大震災における歴史の闇に光明を射す内容となっている。
関東大震災における朝鮮人虐殺は南京大虐殺と同じように捏造された歴史であり、実際は朝鮮独立運動を背景に震災のどさくさに紛れて強盗や放火を繰り返す朝鮮人テロリストが実在した。それらを警戒した自警団組織が日本人により構成されている。朝鮮人を強制連行や虐殺したと云われる警官組織は逆に自警団に対して一般の朝鮮人に被害を与えないように呼びかけたり実際にに保護を行っている。朝鮮人虐殺というデマの背景には朝鮮独立運動を目的としたテロ行為と捏造した作文を日本バッシングの材料として外国大使館へ持ち込まれ拡散された経緯も明らかにしている。
投稿元:
レビューを見る
・・・・・書きかけ・・・・・
こういうデマゴギーを平気で語るノンフィクション作家の著書を、私はすでに30冊近く読んでいるという矛盾・・・・・
投稿元:
レビューを見る
震災時の「朝鮮人虐殺」についてはいろんな話があるのは承知しているが、まとまった本を読んだことはなかった。
時代背景として、止むに止まれぬ韓国併合後、彼の国の方々の「テロ」あるいは未遂が実際に散発、あるいは多発していた。
それだけでなく、国内色んな不穏情勢があって、不安が漂っている。
んで持って、実際、「朝鮮人」による「事件」はあったらしい。
目撃者の証言がかなり残っている。新聞記事にもなっている。外国人の証言も残っている。
「朝鮮人」側の、やるぜ、やったぜ的な証言もある。
実際、摂政宮を狙ったテロも具体的に計画されていた。
そんな中で、今のような情報も何もないあの時代で、市民が自分たちと家族を守ろうとした。それが自警団。
「朝鮮人」の全てが悪いと思っていたわけではないが「朝鮮人」という属性がまず、危機管理のキーワードになったことはやむを得ないだろう。大半の無辜な「朝鮮人」には傍迷惑であったわけだが、別段それは人種差別ではない。
個人には酷い扱いであったかもしれないが、疑い晴れて解放された例も勿論たくさんある。
一方で、過剰防衛であったり、過激対応で無実ながら殺されてしまった事件も、不幸にもあったのは事実で、事後に有罪を喰らった事例も多々あって。
問題は、この不安定な状況を、「朝鮮人」との決定的な暴力的対立を生めば、摂政宮に危害が及ぶと判断した政府と警察が、掌返したことだと筆者は言う。
推察とエビデンスが交錯して、どっち転びかようわからんところはあったけど、少なくとも時代背景とか考慮せず、「虐殺はあった、日本人はひどい」と言う論調はおかしいよな。少なくともそういう論の、エビデンスはないようだし。
「虐殺」された人数だって、死体が確認できないとか、七人かあるいは三百人なんての堂々と言ってるし、大体あの状況で、どうやってカウントしたんやっていう。
この本一冊で何を判断できるわけではないが、いつものあれかあ、と思った次第。