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経済のお話を童話仕立てで。皮肉の中に、著者の方からの警鐘が。気持ちをゼロにしてから読むと、沁みることも多いと思います。装丁もステキ!
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■メルマガのブックレビューを見て、童話のフォーマットを借りたマネー話という作り方に興味をひかれた
■ちょっと毒があるので、このくらい短い方が楽しい状態で読み終えれるのでいい。掲載されているモデルケースは童話化するにあたり、歪曲され、偏った目線で語られているところもあるので、この童話仕立て話の真偽を疑う姿勢も持ち合わせている人にお勧めと思います。
ここに出てくるだましに踊らされた(という自覚のない)人はけっきょく読まないように感じたのでひとつ★。
■ふとホワイトバ○○はどうなったのだろうと思っていたので、その後がわかってよかった
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面白い。
その一言です。
情報を鵜呑みにせずに考えること。
自分自身の生き方を確立してなかったら衝撃がある。
そしてそれよりも気になるのが、
どんな風にして出版されて火がついていったんでしょうか??
著者のブランディングが気になりました。
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へえー、と思いながら金儲け(悪いことではない)の裏話を面白く解説。安易な流行には警鐘をならしているようで、でもアンタはもうけとるんとちゃうんか、と。
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ヘンゼルとグレーテルをパロった主人公達の、お金に関わる童話です。
一話完結形式で、ジャンルの違うビジネスや商法について述べています。
どうして騙される人がいるんだろう?と思う人には一読の価値あり。
続編期待!と言いつつ、これも騙されないための教本と称して
購入者から印税収入を取るビジネスの手口です。
この本は「真っ向から信じてしまう危険性」を教える本ですから
読者だって本の内容を、全て正しいと鵜呑みにすべきではありません。
勿論書いてあることは間違っていませんが、著者が警鐘を鳴らすように
読んだ後に凄い!と、すぐに信用してしまう考えが危険なわけです。
読んでも参考にとどめておく程度の余裕を持った方が良いでしょう。
何事も「自分で調べて・考え・判断する」ことが一番騙されない秘訣です。
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過去にあった詐欺又は詐欺同然の事例等を童話風にしてます。
中にはTVでよく見るあの人も出てきたりして…訴えられへんのかな、コレ
もっと投資とかの資産管理について書いてるんかと思ったけど、違いました。ただ、読み物としては皮肉具合が面白かったです。
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http://ike-chan.at.webry.info/200912/article_11.html
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詐欺事件のニュースなどを聞くと、たいていの人はこう思うはずだ。
「どうしてみんな、こんなことに騙されてしまうんだろう?」
本書は、その騙される理由と騙された人々を描いた、おカネにまつわる寓話。
著者は高い運用実績を誇る個人投資家ということだが、経歴にふさわしく、
その視点は冷静かつシニカルだ。
寓話とは、本来は信賞必罰的な内容のはずだが、お金が絡むと話は別。
正直者=善にはならない。
欲にかられた正直者は、悪知恵を持った者にだまされて悲しい末路をたどり、
騙したヤツは肥え太る。結局いつの時代も、ソンをするのは騙される正直者。
騙されないために、おカネに関する知識と情報の重要性を痛感させられる。
文章もやさしく、30~40分もあれば読み終わってしまうので、自分も含め、
「もっとおカネが欲しい!」と思う全国民にオススメ。
特にせっせと老後資金などを貯めている人には、必読の書ではないだろうか。
ちなみに本書の寓話の中で一番笑えるのが、多くのレビュアーの方がおすすめ(?)
している第2話「カネヘルンの笛吹き」。
みんな漠然と抱いているだろう「ミセス・インディ」へのもやもや感を直球ストレートな
皮肉で吹き飛ばしてくれていて、爽快感すら漂っている。
インディ信者の皆さんも、ぜひご一読を!
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お金にまつわる怖い話をグリム童話ヘンゼルとグレーテル風にしたもの。しょっぱなのカネヘルンの笛吹きは最高だ。売れっ子勝間さんの事を信じて負け犬化してしまう女性を描くが、思わず笑ってしまうシュールな書きぶり。「本当にチャンスをつかむ人は何回も転職しないし、史上最強の戦略マニュアルを持っている人は何回も離婚しないもんじゃ。」と。ミスチルのぶち上げたホワイトリボン(レッドだっけ?)もむちゃくちゃな書かれよう。確かに、みんな知っているお金儲けの方法ではあるけれど、一応ファンとかいっぱいいて感動するんだから。。。なんて思うけど。募金という行為そのものは崇高なものかもしれない。でも、どうやったら富を上手に分配できるのか。自分もそんなに裕福ではないけども、それでも誰かの役に立ちたいと思う気持ちがある。この本は騙されないように気をつけろというメッセージだけだから、当たり前だけど自分自身の行動指針はしっかりと自分で考えなきゃならない。
実在の企業や人がすぐわかってしまうおやじギャグのような面白いネーミングに、にやっとしながら読み切れる。軽いけど、意外と示唆に富む。本物のおとぎ話のように。
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2010/01/13読了。
読みやすくて、すっと頭に入ってきた。
実際にあった話だから、楽しいだけじゃなくて、ぞくりとする。
日本タイトルだけ大賞2009で大賞受賞。
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「ピノキオ銀行は、嘘をつくと鼻じゃなくて利益が伸びる」
「うまい話などない」
ということを色んなお金絡みの事例を元に童話形式で紹介&解説◎
おそらく、各話がどの事件を参照してるのかがすぐ出てくる人なら本書の内容は必要ないが、気晴らしの読み物として面白い。
本書を読んで「目から鱗」な人はかなり危なっかしい。
そんなレベル感の新しいジャンルの一冊。
ボランティア関連のところはだまされない云々ではなく、ホントに仕組みとしてなんとかならんものかと思う。
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■概要
なぜ人は、すぐに信じてしまうのだろう?
不安なことが大嫌いで、いつも不安をなくそうと考えている妹・ヘッテル。
お金が大好きで、いつもお金をふやすことばかり考えている兄・フエーテル。
激動の時代を生きる2人を待ち受ける「末路」とは――。
という本の内容ですが。いずれの登場人物も幸せになれないです。
■ビジネスに役立つ点
ビジネスには役立たないかもしれませんが、プライベートでは多少なりとも役にたちそうな内容です。
たとえば、ホワイトバットの話など。
(こば)
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読み始めたら30分くらいで読めてしまいます。ブラックユーモアたっぷりでオモシロいけど、ペラペラと浅く読めてしまって読後感があまり良くない気が。。あ、でもそこが著者の狙いなのか。と、他の方のレビューを読んで気づきました。
本屋で手に取ってオモシロそうだから買ってしまったけど、確かに1,000円も出して買うものじゃなかったような。。うん、自分こそヘッテルとフエーテルみたいに騙されたのか、そうね、そうだわ。という気の抜けた感じの読後感。
でもためになると思います。
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1000円でカモられた経験×8を疑似体験できます.
ただし極端な例を出しすぎなのかな、と心に予防線を張ってしまったので★×3.
価値とはなにか、価格とはなにか、という経済の基礎をおもしろおかしく風刺調に描いている.
ヘッテルとフエーテル、アホズキン、ヤンデレラは悲観的過ぎるな~.
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『日本タイトルだけ大賞 2009』の見事大賞を射止めた本です。
(http://www.sinkan.jp/special/title-only/nominate.html)
非常に手軽に読めました。面白いと言えば面白いし、物足りないと言えば物足りないという感じ。