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【内容】
父は無職中。母はアルバイトへ。姉は非行気味。家族崩壊の危機にある永江家。
かつて音楽で心を通わせていた家族が、再び家族四人でカルテット(四重奏)をやったら、何かが起こって繋ぎ止められる気がして……。
【感想】
物語の展開は予想通りだけど、家族関係修復にカルテットをもってくるのは新しい。
家族全員で楽団を組むという夢を見させてもらいました。
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「フルートって酸欠になんだよ、酸欠。」
そうそう!優雅さの裏で酸欠になるくらい吹いてんだよ、こっちは!
・・・元笛吹きとして、思わず膝を打ったのでした。
「コイ、セヨ、オトメ、」の下りも好き。
家族・友人とは同じ楽器をしたくない気持ち、下の兄弟に上達速度で負けるかもしれない恐怖、分かるわかる。
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面白くてどんどん読み進めることができました。最後の方では、感動で涙が溢れました。音楽をきっかけに絆を深める家族。じんわり温かいものを感じました。かなりオススメです。
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2010/07/10 神童が音大・プロ目指して練習三昧になる話を読みたい気分だった。ちょっと違ったけど。
本番前に絶対腹こわすとか、緊張して演奏がループするとかでプロを目指してたという設定は無謀だと思う、お父さん。
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才能のあるバイオリン奏者・奏者よりも母であることをとったチェロスト・技術はあるがメンタルが弱いピアニスト・弟に対してコンプレックスを抱くフルート奏者。
分裂寸前の家族が、音楽・楽器を通じて絆を取り戻すお話。
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うまくいかない家族が、ひとつになってカルテットを結成しようとするけど、なかなかそうは簡単じゃなくjて・・・という話。ストーリー的には大好き!!なんだけど、イマイチだったのは、おねえちゃんとお母さんが意外とすんなり和解しちゃうところ・・。ふだんから話してなかったら、そんなすぐに打ち解けれないよ!!女同士・・。あと、お姉ちゃんがギャルという設定なんだけど、マジのギャルではない感じなのに、よくわからんなあ・・と思った。まあ、そういうところをのぞけば、優柔不断(子どもやけん仕方ない?)の開のもぞもぞする気持ちもよく伝わってきたし、おもしろかった。何よりわたしはこういう優しい物語が好きなのです。京都くんとのその後が知りたい。
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音楽ものというよりは家族再生もの。映画化するらしい。のだめみたいに実際にカルテット組んで演奏会しているそうです。
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バラバラになっていた離婚寸前の夫婦とその娘と息子がカルテットを結成して音楽を通して繋がるっていう話。私中学の時は吹奏楽部だったので(Perc.)なんだか懐かしくて表紙の絵に惹かれてしまいました。
よくありがちな話だなって思った。(ありきたり?)才能あるバイオリニストの弟に姉がコンプレックスもってるとかさ。展開がスムーズすぎてちょっとなぁ…。
姉の美咲はどのくらいギャルなのかが気になった。そんなギャルな感じに思えないんだけど……。ひねりがないけど、でも最後はついつい泣いてしまった…。家族思いの主人公、開に感動した。
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姉と母にイライラ
思い通りにいかないのが人生だけど、お話の中ではそんなにしなくていいんじゃないかと…
最後も思ったよりの盛り上がりでもなかった
でも皆頑張りましたね
この家族の未来も見てみたいです
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音楽を扱うならば、
もうちょっと丁寧に扱ってほしいというのが
正直な感想でした。
ちょっと楽観的すぎるカンジがして残念。
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家族には目に見えない絆があるけれど、みんなそれに気付いていないだけ
エピローグの前のページの永江夫妻には幸せになってほしい
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かつて音楽の道を志し挫折した夫妻とその子供たち、永江一家を描いたお話。父親のリストラをきっかけにして家庭は崩壊の危機。姉の美咲は、冒頭から警察のお世話になるはじけたギャルで、一方、弟の開は才能あふれる中学生ヴァイオリニスト。
この4人家族が行きがかり上カルテットを結成することになり、1つの音楽を作り上げ、家族が再生していく…という実に爽やかな小説。茶髪にヘソピアスで聴くに堪えないフルートを吹く美咲ちゃんの言動と、そんな姉に振り回されっぱなしの開くんは、本当におかしくて噴出してしまいます。笑いありちょっぴり涙ありの楽しい小説です。
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素行が悪くて補導されてしまうような姉美咲、
会社をリストラされ再就職先を探す父直樹、
息子の音楽の才能を花開かせたい母ひろみ、
離婚寸前のぎすぎすした家庭を変えるために開は
おばあちゃんの誕生日に家族で演奏会を開くことを提案する。
高校のオーケストラ部で出会ったチェロの母とピアノの父、
それに小さなころ美咲が習っていたフルートと
開のバイオリンという変則カルテットだ。
父以外は渋々で気持ちもまとまらないまま演奏会に望み大失敗。
しかし開が近くのレストラン<かのん>でのステージを依頼され、
リベンジに張り切る美咲と父でたびたびトリオをすることとなった。
開のバイオリン技術と美咲のトークが評判となり
直樹の大学時代の同級生から開を有名オーケストラにと誘いが来た。
さらに永江カルテットのクリスマスコンサートも決まり
練習にも気合が入る開。
しかしオーケストラのコンサートと永江カルテットの演奏会が
ダブルブッキングしてしまう。
バイオリンの千尋先生にも相談し、オーケストラの方を優先することにするが。
装丁:斉藤可菜 装画:スカイエマ
音楽を通したホームドラマです。
正直お約束通りに話が進むので筋はだいたい読めてしまいますが
アットホームな感じがいいと思います。
ちょっと教育ママ的な感じがするけれどひろみが一番現実的かなぁ。
ここまでご都合主義を貫くなら就職先も決まっちゃえばいいのに。
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バラバラになった家族が、カルテットを組んで、再生していく話。そんなうまくいくかよ~という感じがした。キャラクターに魅力があまりないというか。
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良かった。家族で一つの事に取組むって、子どもが大きくなればなるほど気恥ずかしい。その部分もきちんと描いていて好感が持てた。個人的にはお姉ちゃんのキャラが好き。でも・・・。もしかして、これって、「のだめ」とは言わないまでもヒットを狙っていたのだろうか?と思わせる部分が・・・。
邪推は置いておいて、中高生にお薦めします。