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ばんざい屋に集う人達と、女将の話し。出てくる料理が美味しそう!!前作が有るらしいので、読んでみたくなった。
2011.11.10
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「ふたたびの虹」続編。前作と違うのはミステリ要素がなくなったことかな。こんな店いいなあ…女将も幸せになれそうでよかった。
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丸の内のはずれにある雑居ビル内に、ひっそりと店を構えるばんざい屋。
再開発の煽りで一年後に立ち退きが決まり、店をたたむか移転するかの決断を迫られる女将と、それぞれ心に悩みを抱えながら通ってくる客の交流を描いた温かい作品。
出てくる料理(おばんざい)がいちいち美味しそうで、食べたくなりました。
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丸の内のおばんざい屋さんが舞台。
おかみさんとお客さんたちの、
人生のひとかけら。
東京という戦場で悩みを抱えながらも
みんな必死で生きてるんだなあ、と。。。
ほっこりします。
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おばんざい屋の女将が主役の連作短編集。有美さんや麻由さんの気持ちが痛いほどわかって胸が痛い。けれど、私には二人の行きつけのようなおばんざい屋さんはない。つらいな。
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ほっとする。みんなそれぞれに迷いやこだわりがある。傷つきながらもどうにか前に進んで、最後に美味しいものを食べて自分を労う。そんな本です。
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続編がでてるなんてしらなかった!
慌てて読みました。相変わらず美味しそう。
切ないお話にも、ちゃんと希望があるので読後はあったかくなります。
読んでよかったです。
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東京丸の内の、片隅にある小料理屋。少し寂しそうな、美人女将の手料理を求めて、今日も、心に傷を負った、客たちが訪れる。そこには、心を癒してくれる、秘密がある。
「おばんざい」というものを、この本を読んで、はじめて知った。凝った味付けを、しているようには思えないが、季節の食材をいかしていておいしそう。でも、本格的な店で食べたら、値がはりそう(苦笑)それぞめに、問題を抱えた客たちが、この店をきっかけに、繋がっていく。ずいぶん前に読んだ本なので、詳しくは覚えていないが、たしか、「すっきりお悩み解決!」、というストーリーではなかった気がする。それでも、だめもがほっと息をつける、そんな店で、料理も、客の気分にあったものが、ダサレル。
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これまでの人生にいくつも訪れ、去って行った転機。そのたびにくるくると全身を竜巻のような風にまかせ、翻弄され、それでも死ぬことはできずに生き続けて、今ここにこうして立っている。また風が吹いた。それだけのことだ。少なくとも今度の風は竜巻ではないと思う。
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こういうお店を、ずっと探してたんです!
女性1人でも入れ、美味しいおばんざいを
食べながらまったりできるお店。。
読んでると、心の奥底まで
温かい気持ちになれました^ ^
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久しぶりに読んだけど、やっぱり出てくる食べ物が美味しそうで幸せな気持ちになった。これドラマ化したら地味だけどひそかに人気になりそうな気がするんだけどなぁ…一話完結型ミステリだからうまくいきそうな気が。でもおかみさんのキャスティングが難しいかも;^_^A
心に残ったのはこの一節。
「納豆や大根を知らない世界で育った人とわかり合おうとするのに、過去にこだわっていても仕方がないのだ。なぜ納豆の美味しさがわからないのか、なぜ大根の素晴らしさが理解できないのかと相手を訝しむことに何の意味もない。大事なことは、互いのことは何も知らない同士、ひとつずつ知っていこうと努力する姿勢だ。過去にこだわっても得られるものはない。」p.197
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(収録作品)竜の涙/霧のおりてゆくところ/気の弱い脅迫者/届かなかったもの/氷雨と大根/お願いクッキー
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すっかり「ばんさい屋」は脇役になってしまった。
広告代理店中堅どころで働く川上有美を軸に話がすすむ。
いるいるこういう臨戦態勢の人って。
側から見ると痛々しい意地っ張りがちょっとの掛け違いを生んで、それが育って自分の首をしめていく。彼女への側面からの視線が語られることで救われるけれど。
脇役とはいえ、ばんさい屋にも分岐点が訪れる。
迷いつつ「真心だけを包丁と共にこの手にそえていれば、何も怖くない。」と今日も美味しいそうなおばん菜を丁寧に作る。
季節を先取るのではなく、行く季節を惜しみ楽しむ料理っていう視点が素敵だった。
清水さんとすでにそんな関係に?とニヤニヤしつつ女将が幸せそうなのも嬉しい。
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京都のおばんざいを出す「ばんざい屋」。
前作同様、ばんざい屋を訪れる人々と女将との話。
こんなお店が近くにあれば、
自分ももう少し素直に、ラクに生きられるのかな?
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おもしろかった。
表紙と題名から、なんかこう、ハードボイルドっぽい感じの内容かと思った(ばんざい屋ってなんか万歳する変わった商売なのかと)ら、まったく違った。
おばんざいのばんざいだった。
おんなじこと作中人物が言ってたのが笑えた。
ひとつの店に集まる人々の
それぞれの事情、こころうちが、語られ、重なって、
すこーし切ない、ほんのりあったかい感じ。
すわストーカーか、のお話での女将さんの見解には
ちょっぴり安楽椅子探偵風味もあり。
そしてその女将さんの過去にはなにかあったようだなあっと思っていたら、どうやら前作があるよう。
清水さんとの出会いの話なのかしら??
にしても都会で1人で女が働いているとどうして
みんな苦しそうな感じになるのか。結構ステレオタイプだよなあ。小説でもドラマでも。女だから苦しいのか?1人だから苦しいのか?
こんなばんざい屋があったら、私も行きたいなあ。
ああ、日本酒いいっすねえ。