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全体に童話ファンタジーのようで、でもホラーっぽくもあり…。
なにやら不思議な話でした。
「南の島」だからかのんびり感が怖さを感じさせなかったのかも。
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島に一本しかない紫焔樹。森の奥の聖域に入ることを許されたユナは、かつて〈果樹の巫女〉と呼ばれた少女だった……。呪術的な南洋の島の世界を、自由な語りで高らかに飛翔する、新たな神話的物語の誕生!
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異世界の中の異世界。ユナはlilicoに脳内変換。”世界の99パーセントは想像するしかないものばかり。”だよね。この本2010年の読み収めにすればよかった。惜しかったな。
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恒川さん、初読。
まとわりつくような濃厚な空気、息苦しくて好きです。
最終話のフルーツ頭は印象が強烈で夢に出てきちゃった。
ハッピーエンドであったらいいなあ。
話し言葉が日本の若者のイメージで、南国の雰囲気から目が覚めてしまうのが残念。
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レビューは→http://ameblo.jp/sean-north/entry-10612304929.html
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ジャンルがよくわからない…
架空の南の島にまつわる不思議な話の短編(中編?)集。
表紙を見て期待したほどの話じゃなかったけど
終わり3作品は良かった。
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う・・・わからなかった。
「夜市」が良かったのでこれまでの作品を読んできましたが、
一冊一冊理解できなくなってます・・・。
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短編集、連作の短編集・・・
だなんて思って読むよりも
一冊まるまるの物語だと、思って読む。
短編のひとつひとつがそれで完結されてない。
他の話との関わりによって浮き出る面白み。
その 妙 が なければ 未完成にすら見える。
図らずも?いや図ってなのか?
新しい形になってるのかもしれない
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おおお、面白いー!大満足です!!民俗学混じりのホラーは結構ありますが、今まで読んだものは日本が舞台のものがほとんどなので、南洋を連想させる設定がとても新鮮でした。文章の端々で感じる南の島の温湿度、色彩、匂いに酔わされます。日本のホラーの怖さって、よく言われるように「背筋が寒くなる」感覚が多いと思うのですが、この本の場合は「肌にはりつく空気の生暖かさ」でした。じっとりと、息が苦しくなるような怖さです。直接的な恐怖はそれほどではないのですが、時間が経つにつれ徐々に「来る」タイプのホラーでしたね。とくに、最後に収録されてる「夜の果樹園」の不気味さは当分忘れられそうにないです。その直前に載っている「まどろみのティユルさん」がほのぼのホラー系だっただけに、その落差が激しかったのですよ…。
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正直、これはイマイチかもしれない。というのが、読み始めたときの感想だった。タイトルのインパクトはあるが、中身が地味すぎる。
しかし、読み進めていくと何故だが途中で辞められない引力があった。
どこか分からない南の異国の、異界に迷い混んで抜け出せない感覚。
読んだことのない、不思議な本だった。
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南の島で起こった様々な物語が、時代を超えて紡がれていく。
子供たちは悪い夢をとってもらい、母親は新しい人生を歩き、
父親は歩いて行く事を決意する。
まどろみのティユルさんの話が素敵だなあ、と思った。
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世界観が良いですね、登場人物が生きているのか死んでいるのか
現実と非現実の共存、それがそのまま受け入れられて、
幸せなのか不幸なのか、わからないけど良い
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冒頭から現実なのか夢の中の世界なのか、感覚がひっくり返るところが面白い。え、けっきょくどっちなの?
謎のカカシもどきの話(?)のオチはけっこう意外で面白かった。
世界観は共通しているものの、今回もバラエティに富んだ短編集。
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それぞれが微妙に話が繋がっていく短編集。始めは少し微妙かなとも思いましたが、徐々に世界観に引き込まれていきラスト二つの短編は特に好きでした。
恒川さんの作品はだんだん文学的要素が強くなってきているような気がします。
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南の島々の、色々な時代の物語が綴られた短編集で、
各話に共通の登場人物もいたりします。
特に最初の話最後の話は直接関係しています。
この作者の今までの作品よりは、伏線とか謎あかしとかの
要素は少なく、ただ漠然と、この島々で起こった不思議な
出来事を語っていく、と言う印象で、少し退屈な気も
しましたが、不思議であり不条理な事ばかりで、
相変わらずの独特な世界に浸りきって
どんどん読めてしまいました。