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設定はなかなかおもしろい。ただ、まず何人か死なないと攻略法も見えない設定は、ちょっと悪意が強すぎる。攻略法が見えてきた後も、部屋に向かう順番で死亡する確率がだいぶ変わってくるので、実際にはよっぽどうまく回さないと、井戸で全員死亡とかになるんじゃないでしょうか。そのあたりで設定のツメはあまいかなぁ。でもまぁ、クリアすることを前提にしたゲームでもないからいいのか。
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何というか消化不良です。
あっ!っと驚く展開もないですし、
伏線的なものもない。
そして頭脳戦というほどの頭脳戦もない。
ただ流されるだけ流されてるだけで感動がありませんでした。
あと生き残った賞金が一千万円というのも微妙。
仮にも殺人を犯すのですから、
サラリーマンが数年ぽっちで稼げる額では
満足できないのではないかと思います。
というわけで私には合わない一冊でした。
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う~ん、謎解きって感じの話でもないし、かといってホラーっぽくもない。
話の内容はホラーよりなのに、ちょっと哲学的な面もあったり。
個人的にはもっとエンターテイメント性を強調して欲しかった。
どっちつかずな感じが否めない。
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...という事で下巻読了。
電撃の中では異色になるんでしょうか?
ミステリに傾向した作品でしたね。
上巻はシチュエーションの設定とルール説明
で時間を取られる分、この下巻は本領発揮(?)
とばかりに黒くて妙に乾いた、人間のイヤーな
部分がジワジワと染込んできます。
これぞ疑心悪鬼。
ただ「魔物」との対決、そしてその結果。
さらにはエピローグで語られる会話...終盤の
件がどうにも消化不良...。んっ? 終わりなの??
っていうあっけなさ。確立や論理的な解決法を
幾度となく繰り広げておいて...この決着の付け方は
個人的には釈然と...しないよねぇ。
いや、面白かったんだけどね。他の作品も
かなり読みたいです。
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犯人および、オチが想像出来る範囲でちょっとがっかり。
犯人は、こっちにみせかけてこっち!くらいはやって欲しかったかなぁ。
相変わらず死んでるように見えづらい。
毒ガスはなぁ…。
それと、女性キャラの性格が痛々しい。
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最後にもうひとひねりくらいあってもいいのに、というのが僕個人の感想ですかね。
珍しくオチも途中で気づきました。
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サバイバルゲーム、下巻。
この頃には人数が半分位になっていたでしょうか?
大体捨て駒の様な余り思い入れの無い方々が一掃されたりして、
此処では井戸を使った新たな手法が目玉だったように思います。
個人的にはあれをする必要は感じませんでしたが…。
読んでいて、主人公の恋人である亜美に結構苛々する巻でした。
命のかかった緊迫した場面で痴話喧嘩とか…。
藍が途中で云いますが、何もしていないくせに文句ばかり言う人が多すぎます。
特に其れを感じたのが亜美でした。
福永に「君はいつも私の事分かろうとしてくれない」とか云いますが、
亜美から福永に向けられる想いやりめいた物って見つけられないのですよ。
自分だって福永を理解しようという気持ちも無く、
分かってもらう努力もしていないくせに、其の言い草は何なの?
と物語の本筋とは違う所で酷く苛々しました(笑)。
かと云って藍は出来過ぎていて一寸怖いです…。
魔物の正体ですが、この手の小説の流儀を思えば、
誰が魔物かは簡単に想像が付いてしまって…。
何と云うか、確認で終わりでした。
都合のいい人材として選ばれただけなので、
其れに至る背景とかがなくて残念でしたね。
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ぶっちゃけると、一巻は適当に読んでいたんでぜんぜん内容が頭に入っていなかったんだけどその必要はないみたい。
終盤の結末がどうなったのだけが気になってたし
結局最後まで主催者なのりでなかったな
うさぎがずっと代弁してたけどさ
まぁ、黒幕はわからなかったけど裏切り者がはっきりしたのでよしと
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クローズド・サークルものが好きならオススメかと
米澤穂信のインシテミルと同じような状況設定ではあるものの、前者は遊び心を加えた軽い感じのノリに対して、こちらは当事者達の心理描写を主に描き少し重たい感じ
呼んでる最中、汝は人狼なりや?を思い出しました
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不安と恐怖に押し潰され・・・人間の黒い部分を隠すことなくまた一人また一人と死んでいくサークルのメンバー。サバイバルゲームの解決編です。
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人狼ゲームが下敷きっぽい。バトロワ的というか、人狼ゲームをリアルにやったらどうなるの?って部分を書いた感じ。
ゲーム知ってるからか興味はそそられたし読みやすかった。
が、最後が「えっそんな展開なのっ!?」「あれっ主人公それでいいのっ!?」「えっ」「えっ」「えっ」………アイちゃん可愛かったなぁ、でした。展開は万人が納得すると思えないですが、キャラクターはかなり良いと思います。
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緊迫感が伝わってきて良かったです!!まさに人狼そのものを現実に行ったかのようなお話でした。。この疑心暗鬼っぷりがよくわかります。もう誰がほんとのことを言ってるのかわからなくなる感覚は胃がきゅっとなります(==;
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とりあえずこれで上下巻制覇。
一夜を迎えるたびに次々と人が死んでいく。
ゲームのルールは至ってシンプル。
犯人が殺す人間の部屋を決めた時点でその人間が武器を持っていたら犯人の負け。もしくは犯人と残りの人間を含め2名になれば犯人の勝ち。
その中でも冷静な女子高生、藍の洞察力、推理力は読んでいて面白い。
推理を楽しむと言うよりその密室の中の人間関係、心理を読むことでこの作品をもっと楽しむことが出来るんじゃないだろうか。
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なんと下巻、1日で読んでしまいました!
ただただ「魔物は誰だ?」の思いで一気読み。
密室の中で定められたルール。
1晩に1人ずつ死んでいく恐怖。
人数が減るにつれお互いへの不信感はどんどん募る。
その辺の心理描写はよかったです。
そして何より先が気になって、やめられなかったです。
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続きが気になってどうしようもない。間を置かず一気読みしてしまいました。
話の筋は悪くないです。久々に自分がこの状態になったらどうするか?っていうもやもやした想像力を掻き立てられた本でした。
ゲーム終了の条件に「魔物の自白」があるなら「自分は魔物じゃない」ことを声高に叫ぶより皆で「自分は魔物だ」と嘘をつくようにするかなぁ、それだと話は終わっちゃうけど手っ取り早いよなぁなんて事を悶々と考えたりw