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人間の心をテーマにした物語は30億かあるいはその10倍もあるはずである。このシリーズは、そのうちのほんのいくつかをえらんで、みなさんに紹介するのだ…。
少年誌(週間少年チャンピオン)連載ながら、一編一編の深さが秀逸の短編シリーズ。最終的には悲劇的な結末が多く、オクチンの活躍も相まってかなり読み応えがあります。「名作は色褪せない」の言説通り、発表から40年近くたった今でも読者を引き込む力は計り知れません。個人的には、「クレーターの男」や「溶けた男」、「八角形の館」といった作品が特に印象深いです。
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鈴が鳴った/溶けた男/雪野郎/紫のベムたち/生けにえ/双頭の蛇/オクチ ンの奇怪な体験/大あたりの季節/オクチンの大いなる怪盗/二つのドラマ/ 巴の面/三人の侵略者/八角形の館/風穴/ブルンネンの謎/墜落機/クレーターの男
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当然だけど古い作品。タイムリーで読めればいいんだけど、SFはどうしても古くなるのが早いなあ。短編は新鮮な驚きがない分、魅力が半減してしまったように感じた。
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読み切り連作。
別に話が続いていない短編をかき続けられるとというのは、本当にすごいことだと思います。
たまに、おもしろいのあるし。全部、それなりの水準だし。今見ると、古いのもあるけど(…まあ、それはしかたないよな)
この人のアイデアは、無限の泉からわき出しているかと思います。
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手塚治虫の作品はどれも大好きなのですが、中でもこれは印象深い作品です。
オクチン(奥村)がひょっこり登場して、大概の作品で狂言回しをしているのも面白い。
時代は古いがセンスはピカイチ。
「二つのドラマ」「マネキン」「イケニエ」はいつ読んでもハッとする。
「八角形の館」と「溶けた男」はトラウマ。
「三人の侵略者」は笑うしかない。
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手塚治虫の短編集。
後味の悪さと不気味さは藤子不二雄の短編集や、「ブラック・ミラー」を思い出させた。
オクチンが主役のシリーズは刺さらなかった…
溶けた男やベム達が特に秀逸だったと思う。