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野球に対する思い入れが何もない人間にとっては、描写が過度に熱いように感じられてしまう部分はあった。そういったところを適宜読み飛ばしてしまえば、いつもの柴田よしき節で、さらっと読める。
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決して順調な道ではなかったけれど、プロ野球選手にとして活躍する北澤宏太。彼を軸として、彼を取り巻く女達のストーリーが展開する。
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野球を愛する北澤宏太と回りにいる人たち。
プロを目指した宏太、プロの世界、女たち。
初恋の女性、穂波。追っかけをしていた慶。いろいろな女性の視点から、プロ野球選手がそれぞれ魅力的に書かれています。
ほとんど野球には興味がないのですが、読み物としては興味深く、ちょっと切ない話でもありました。
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#読了。一人のプロ野球選手を中心に、初恋/彼女/不倫/ファン(追っかけ)/妻など、女性の視点から切なく恋を描く。それぞれの恋は一応の決着を見せて話は続くのだが、やや消化不良を感じさせる結末があったのが残念。これが、思いっきり恋愛モノなら、最後には・・・となるのだろうが。
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1人のプロ野球選手を取り巻く女性達の話。かなりドロドロしていて、結末もけっしてスッキリするものではないが、新たな視点からプロ野球を描いている作品。
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プロ野球の裏側を見るようで心地よく読み終えた。それにしても、柴田さんが野球ファンとは!?今までいろいろな作品を読んできたけどこんなにいろいろなバリエーションがあるのはすごいと思う。
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一人の野球選手を巡る女達の連作短編集。
野球選手のほうに重点を置いた話かと思っていたら違っていた。
重いというのか、もやがかかった感じはこの作家の特性か。
追っかけの話は共感、唯一よくわかった。
いずれにせよ、頑張る、頑張りすぎる女達の話。
(図書館)
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わからない人にはわからない。わかってもらいたいとは思わない。
軽蔑したければすればいい。
何かに夢中になることの楽しさ、幸せは夢中うになったことのない人間には絶対に理解できないだろう。
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野球のルールくらいなら何となくわかるけど、それ以外のことに関しては無知。契約に関してとかね〜。
しかし、高給取りの周りには計算高い女性が集まるのか。
ま、それも戦略だからいいのだけれど。
見守るとか耐える女性というより、何も考えず直感で行動したいもんだ。
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野球に打ち込む男たちと彼らを支える女たちの物語。作者のあとがきによると、二年以上の取材を重ねて書いた作品ということだが、柴田よしきさんの作品としては、ちょっと物足りない感じが否めない。
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一度は家庭の事情でプロ野球の夢をあきらめたが、再び夢を追いプロ野球選手となった北澤。彼のプロ野球人生を彼を取り巻く女性たちの視点でつづった作品。野球小説という側面よりも女性目線での人間としてのプロ野球選手の描写が新鮮だった。
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2016.06.13
同級生の仲間達とその内の友が野球のプロになって、やがて終わってく、その時の葛藤を友を通して綴ってる、みたいな•••。まあまあでした。
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柴田さんの野球ものがおもしろかったので
もう一冊いってみる。
野球界を舞台にした群像劇といったかんじ。
ころころ主人公が変わるのでちょっとついていくのに
つかれた。
が、そのうちそれぞれの関係性がわかってきて
そことそこが繋がるのかあ、などとおもしろみがでてくる。
最後まで読んでみると
ひとりの野球選手の女性遍歴の話だった、ともいえなくもない。
でも一番好きなのは、応援ボードの話。
だれかの一生懸命な気持ちがだれかの支えになるっていいなあっと。
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野球選手、北澤宏太を取り巻く女たち。故郷の元恋人、妻となった女子アナ、ファン、愛人、一夜限りの女性・・・・。
何故かモテる、モテルから節操がない・・・・しかし北澤宏太に関わった
女性達はしっかりと自分の道を歩いて行く
宏太に関しては人物像があまり掴めなかったけど
女性達はしっかり描かれているので女性達の視点はおもしろかった
選手のファンのお話はちょっと気持ちが分かるだけに
とても親近感が沸きました。
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プロ野球に関わる人の人間模様を短編で、それでいて全てが絡んでいるというストーリー。貧乏で私学強豪の
高校に行けず公立高校、独立リーグを経てプロとなった北澤宏太。高校の同級生穂波、野球雑誌編集長美潮、
宏太の先輩の高橋のファンの慶、同じく先輩進藤竜也の彼女雪菜、歌手のマリア、ニュースキャスターの茉莉、
それぞれの女性の宏太との関わりが短編となっている。ケガ後、茉莉と結婚・離婚し、トライアウトでも新天地
が見つからず、台湾への挑戦を美潮に報告する。ハッピーエンドという訳ではないが、それなりに楽しめた。