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ついに弥一の過去が明らかになり、政と弥一の関係が濃密になって行く。飄々と生きているように見えた弥一の深い苦悩と孤独、刀の腕を振るうのに躊躇いを抱いていた政の初めての殺生。さすが、Basso名義でBLを描いているオノ・ナツメだ、ツボを突いてくる…❤
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4巻以降積読だったものを一気に読んだ。
最初の数巻は拐かし稼業の裏と表のエピソードや、それぞれが抱える事情をお話しでゆっくり進めていく感じだったので、6巻以降からちょっと作品の雰囲気が変わったような気がした。
政は最初からずっと、本当はちゃんと考えも心もしっかりした人間で、それが後半イチの抱える問題が明るみになると同時に、やっと政も読み手もそれを理解できたっていう感じがした。
闇の世界で生きてきたイチと、それに引きずられてものらりくらり自分の信念を曲げない政のコンビは、たまにアンバランスでハラハラすることもあるけど、それは政が何とかしてくれるような気がする。
これから先もうちょっと辛い展開になるのかもしれないけど、それも多分政がなんとかしてくれると思う。続きが楽しみだなと思った。
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奇麗なオノナツメ。この人の絵はあんまり和服とかには向かないかなーと思う。スーツの外人のイメージが強すぎてあんまり入り込めない。