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素敵な作品だった。
よく、私は何もかもが嫌になる。
世界そのものが嫌いになるのだ。
そのとき、「私は世界が大好き、世界も私が大好き!」
なんて、心の中で唱えていれば、少し気が楽になってきた。
たくさんのことを教えてもらえた。
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自分が今たまたま心が弱っていたので、読んだらすごく元気になれた!
前向きな自己啓発の小説という感じ。
美輝と同じ年齢だから余計に共感できたのかなー。
図書館員のオススメ本コーナーでふと手にとったら当たりでした。
この本のなかに込められてる前向きなメッセージ、今日から実践していきたいと思います。
これからも時々読みたいし、同じ著者の本も読みたい!
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しつこい性格なので更に喜多川さんの本を読みました。
うまくいかないと、どうして『自分だけ』と思いがちですが、そんな中、すべては自分に原因があると受け入れ、自分から一歩踏み出す勇気をもつ大切さを教えてくれます。
また、解決できないとしても勇気を持って決断すればするほど、成長して素敵な人生を歩めると元気を与えてくれます。
『自立とはどんなことが起こっても、自分の責任としてとらえ、前に進む生き方をすると決めた人が手にすることができる』
心晴日和が続くように日々、今からでも挑戦しよう(^-^)/
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普通のYAと思って読んだら自己啓発本でした。苦手な分野なので、そうと知ってたら読まなかったです。
書いてあることは正しいのだろうし、丁寧に書いてあるとも思うのですが、主人公の女の子は一昔前のOLさんみたいなしゃべり方だし、すぐに「涙が溢れ出して・・・」とか、そらぞらしく感じてしまいました。慣れてないからかも。
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学校という、同じ年齢の人だけが集まり、その同じ年齢の人たちと12年間もの時を過ごす、特殊な環境の中、主人公の14歳の美輝は、今まで仲の良かった友達から無視をされてしまう。
学校に行きたくなくなり、学校へ行こうとすると吐き気がしたり、お腹が痛くなったりするようになり、検査のために病院に行ったところ、その病院に入院していた老人との出会い、その老人に、外出できない自分の代わりに、春を感じるものを写真に撮ってきてほしいと頼まれる。
春を感じるものを探し始めた美輝は、いつも通っていた道がこんなにも春を感じるものに溢れていることに驚く。
老人が伝えたかったことは、人は探しているものしか見つけることはできないということ。
幸せなことを探せば幸せなことはたくさん見つかり、困っている人を助けたいと思えば、困っている人はたくさん目に入ってくる。
また、未来という空白に入れるものによって、考え方や成長すか可能性やスピードが違う。
未来という空白に「不安」を当てはめた人は、「安定」することに時間を費やす。
未来という空白に「希望」を当てはめた人は、「挑戦」することに時間を費やす。
そして両者は同じ結末を迎える。
それは「失敗」すること。
思い描いたような未来にはならず、「安定」を求めた人は、その責任を何か他のもののせいにするようになる。国が悪い、組織のせいだ、あいつのせいだ、環境がわるい、時代がわるいと。
「挑戦」することを選んだ人は、その責任を自分の内側に求めるようになる。あのときこうしておけば、こうなったかもしれない。次はこうしてみようと。
成長を加速させ、夢を実現させるには、やはり挑戦し続けること、そして、起こることすべての原因は自分にある。つまり、自分の内側にしか原因は見つからないと考えることが大切だ。
そういう考えを自然とできるようになったとき、悶々とした悩みから抜け出し、心が晴れた記念日のことを、心晴日和という。
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内容的にはどこぞの自己啓発本と同じだが、それを小説調に書き直したのがまた新鮮だった。
やっていることは当たり障りがないんだよね。でもその一つ一つがなぜかできないそれが人間、だからといってそればかりを責めるのではなく一人一人が自分のできることを少しずつ進めていく。それじゃダメなのかな。
小説内の主人公の様に劇的な出会いは現実的にはほぼないだろう。それでも前向きにいかなければならない現代人として気がつらい。
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那須美輝は中2。
仲の良かった友達から無視されるようになり、学校に行こうと思うと、体調が悪くなるようになった。
そんな暗雲たちこめるような気持ちの日々のなかで、井之尾という老人と出会った。
「全ての原因は自分にある」
`毎日、聞いている言葉どおりの人間になってゆく。
私なんて友達が出来ない、と自分で自分に言い聞かせてしまってはいけない。なりたい自分になれるよう、自分に言葉をかける。`
`人からどんなことを言われても、「私はこの人が好きだし、この人からも好かれている」って何度も自分に言い聞かせる`
そんな風なことを言われ、
実践するうちに、美輝は明るさを取り戻してゆく。
落ちこんでいる人、素直に人の意見を聞ける人には
とてもいい本だと思う。
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久しぶりの喜多川泰の本。星五つ。読後感爽快。中学生の話しかと思いきや、おっさんの自分にも夢や希望を思い出させ、すべてを前向きに考えたいと思える本であった。
また他の作品も読みたくなった。
特に強烈な印象を持った言葉は、「自立」についての言葉。自立とは覚悟。親に依存していた時代が、会社に依存するようになり、そして老後は国に依存・・・。自立しているつもりでも自立できない現代人。覚悟が無ければ本当の自立は無い。素晴らしい考え方だと思った。
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さらりと読める中にも奥深い指南書となっている一冊。
中学生、高校生はもちろん、大人が読んでも気持ちが改まる一冊
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http://www.gentosha.co.jp/book/b1915.html ,
http://www.so-mei.info/ ,
https://www.facebook.com/tegamiya.kitagawa.yasushi
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いじめを筆頭に、生きていくうえで困難ってたくさんあるけれど、それを乗り越えようという話し。中高生にもおすすめだけれど、主人公が大人になってからの話も書かれていて社会人にもおすすめ。会社への依存も自立ではないという意見。。。厳しいと感じていしまうのは私自身が会社に依存しているからかも。
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中学校で友達との不仲に悩んでいた美輝が、病院での老人との出会いによって変わっていく未来。
14歳だった美輝と、28歳になった美輝。
14歳で自分に起こっていることはすべて自分に原因があると認めて
周りの人を自分から好きになることで切り開けたこと。
新しい友達、恋心を抱いた人、予想外だった引っ越し。
28歳で自分の将来だけを見つめて努力してきたけれど、ある人と出会ったことで
正しいことそうではないことをはっきりと区別できるようになり
社会全体に目を向けていくことで自分自身が成長してく様子。
自己啓発的なやつでした。
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もっと社会に貢献したいと思わせてくれた本です。そうすると、私の悩みはとても小さく思えて、「ありがとう」と言ってもらえる行動がしたくなります。自分の心の状態で、物事の受け止め方が変わるのなら、できるだけたくさんの幸せを感じられる自分になりたいですね!
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10代から20代の女性に読んでもらいたい一冊です。
特に無邪気に毎日を愉しんでいた子どもの頃から少しずつ生きることが重たくなってくる中・高生の頃に親や先生以外の大人がそんな胸の内が軽くなっていくようなことを教えてくれたら、主人公のように突然、未来は変わるかも知れません。
出会いは人生を変える
そういう言葉は知っていても、自分自身がそのことを実感しないと分からないものです。
人は一人では生きていけないとは思いませんが、少なくとも一人では成長が出来ないのではないでしょうか? 人との出会いから少しずつ視点が増えていき、人生は自分次第で豊かになると気付いていくことでしょう。
一番多感な10代にそんな運命の出会いがあったら良いと思いますが、人は何歳になっても成長する生き物です。どん底の人生がたった一人の老人との出会いがきっかけで拓けてきたかに思えた主人公も大人になってからのたった一人の人との出会いで全く違う価値観を信じるようになったりします。
生き方に正解も不正解もない。ただ、自分が人生の主人公として自分の人生を毎日愉しんで生きられるかどうかだけ。
そんなヒントになる一冊です。
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「自分はこのクラス(組織)の中で孤立している」と感じることが誰もが一度はあるという。そこに焦点を当て、マイナスをプラスに変えていく一例を、14歳の少女、とその少女の14年後の物語で表現している。
確かに多くの人はそう感じるだろうが、そうではない人も一定の割合で存在するはず。
冒頭での老人をつかってのやり取りは喜多川氏の得意な設定であり、読者への説得力とい意味でつかみをとるのだろう。
最後にどんでん返しがあると思ったら、それはなかった。