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その名の通り、トイレ(というか便所)にまつわる怪談集。
かなり凄まじいです。
読んでいる時に、気づくと鼻で息を止めているほど。
恐怖とは別な意味で、背筋が寒くなる部分多数。
とりあえず、食事前には読まない方がいいです。
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便所怪談というだけに、やはり古い厠=便所が舞台にならざるを得ないのだろうけれど、1人くらいは現在の水洗トイレを舞台に書いて欲しかったような気もするが。
ちなみに厠→便所とトイレへの怪異譚の変遷については、編者による巻末のエッセーで言及されている。
旧き佳き昭和の香り(臭気混じり?)漂う京極夏彦「便所の神様」福澤徹三「盆の厠」、やはりこの作者らしい壊れ方、鬼畜ぶりを見せる平山夢明「きちがい便所」もいいが、陰惨なカニバリスムものになっていく長島槙子「あーぶくたった―わらべうた考」が印象的。
詳しくはこちらに。
http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2010-05-19
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見返し
いまも学校の便所、
いやいやいまはトイレかな?
その怪談は子どもたちの間で
語られているのではないだろうか。
この先もずっとずっとこうして、
怖い話は生まれていくことだろう。-松谷みよ子
裏表紙
一冊まるごと「便所怪談」!
懐かしくも恐ろしい怪談のふるさと-。
誰もが利用する身近な空間でありながら
常に怪異と隣り合わせな「便所」を舞台に
名手たちが描く恐怖と郷愁の便所怪談集。
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感想はブログで。
http://takotakora.at.webry.info/201005/article_3.html
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便所怪談アンソロジー。まさかこんなテーマでアンソロジーが組まれるとは思いもしませんでした(笑)。でもあくまでも「トイレ」ではなく「便所」なのですね。レトロな「便所」でないと、やはり怪が巣食う闇がないのか~。なので読み終えてトイレに行けない、という事態にはならずにすみます。
お気に入りは岡部えつ「縁切り厠」。いったいどうなったのかが曖昧な結末ですが、いろいろと想像させられます。
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トイレにまつわるホラーアンソロジーみたいな。トイレって、妄想を掻き立てる磁場なんでしょうね、自分が小学生の頃に流行っていた怪談を思い出して懐かしくなりました。
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2010/05/31 22:53:43
『便所の神様』京極夏彦:確か5歳くらいまで住んでた家のトイレがボットンだった。色んな意味で怖かったなぁ。
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2010/06/01 13:46:20
『きちがい便所』平山夢明:うぅん、この話は余り好みじゃなかった。汚いし表現が残酷で、怖さより嫌悪感が強かった。
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2010/06/01 13:48:49
『盆の厠』福澤徹三:怪談と厠はあんまり関係なかったけど、この話は好き。懐かしい感覚。
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うーん、『厠の怪』となってたけど、直接“厠”に関係している話が少なかったような。勿論出て来るんだけど、別に厠関係ないじゃんて思ったのが幾つか。
やっぱり感性が似ているって事なのか、女性が書いた話の方が怖く感じた。
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恐怖のふるさと・便所。そこは日常生活で唯一、人が孤絶を余儀なくされ、また無人であることが常態とされる場所でもある…。懐かしくも恐ろしい厠=便所をテーマとする書き下ろし便所怪談競作集。
京極夏彦、平山夢明ら人気作家も参加した短編集だが、中には全く怖くない怪談もあって、企画倒れの感が強かった。
(D)
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お便所の怪談、ということでウキウキしつつ読みましたが…。
忘れてた。お便所に糞尿は付き物でしたね。おええ。
飴村さんの作品が文字通りクソでした。おええ。
松谷さんの集めてくれたお便所怪談みたいのがやはり好き。
糞尿云々ではなく個室に固執して欲しかっ…クソのような洒落やな。
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何度、途中で読むの止めようか・・・と思ったか知れない本(笑)
怖いと言うより汚い。
良く考えたら舞台が「トイレ」なので・・・
トイレ=汚いなのか?と聞きたくなるほど話のメインは殆ど大便小便なので
匂って来そうで・・・
トイレの花子さん風なと言うか日本昔話的怖さを期待して取った本ではありましたが…
怖くはないが(全く)汚さのエグさ。と言うかグロさが際立って面白いとか思えなかった。
ある意味、夢に見そうな話ではありましたが(笑)
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便所アンソロジー。トイレというよりも便所。厠。
えぇと、とにかく汚くて臭いです。便所だから仕方ないね。
厠には綺麗な女神様はいそうにありません。
「縁切り厠」が予想外にいい話で和みました。
昔、祖母の家が汲み取り便所で怖くて仕方なかったことを思い出しました。今のトイレの怪談と昔の厠の怪談では恐怖の次元が違う。作中にもあったけど、あの異次元へ繋がっていそうな黒い口がぽっかり開いてるところに腰を下ろさなければならない恐怖!
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大祖母ちゃんの家のくみ取り式トイレが怖かった記憶が蘇る。
落ちたら死ぬような気がした
くみ取り式は下からヌゥッと、水洗は上からヌゥッと
形は変わってもトイレの怪談は無くならないんですね
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夢さんがダントツでお気に入り。京極夏彦さんは初読みかな?ちょっと合わないや。福澤徹三さんは、らしいなぁ。飴村行さんは初読み。一線を超えちゃった世界観が衝撃的でした。
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恐怖のふるさと・便所。そこは日常生活で唯一、人が孤絶を余儀なくされ、また無人であることが常態とされる場所でもある…。懐かしくも恐ろしい厠=便所をテーマとする書き下ろし小説8篇にエッセイ2篇を加えた、妖しくもニオイたつ、空前絶後の便所怪談競作集。(アマゾン紹介文)
揃いも揃って出てくる舞台がほぼほぼ汲み取り式便所ってのが印象的。やっぱり今の一般的なトイレよりあっちのが怖かったよなぁ…。
ただ、お話としては怖いというより汚いと思わせられるもののほうが多い。それってどうなんだろう。
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まずはタイトルがおもしろいなと思い手に取ったのと、
カバーデザインが素敵だなと思いましたが、
この本に参加している大御所方々の名前を見てかなりびっくりしました!!
やはりというか、
胸糞悪くなる作品テイスト、
好きな人にはたまらないと思いますが、僕は嫌いです。
嫌いだけど読んでしまうこの不思議w
クソまみれなの好きな人にはおすすめです☆