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次のお話へ…と行く毎に、あっこれあの時出てきた人か!と前に出てきた人が違う話でも出てくるので、あの時のと分かった時はなんだかまた違う話で会えて嬉しくなります笑
全部のお話に共通して出てくる"ゆうちゃん"。
最後のお話ではそのゆうちゃんが主人公の妻として出てくる。その途中で、主人公・桜木の言葉として出てくるのが、
「自分の言動が、他人の人生に影響を与える。」。
この言葉がこのお話を、いやこの本を物語ってる気がします。
人は一人では生きていけなくて。だから、少しの言動でも少なからず他人の人生に影響を与えてしまう。それはいい意味でも悪い意味でも。それが、この本のテーマなのかなあと思いました。
スッと物語が入って、物語を考えさせられる。
そんなお話でした。