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公私ともども敏感になりすぎずに生きることが、しいては身体的健康を保つ秘訣ということ。
医師としての一面を持つ筆者ならではの視点もあるが、具体的にどう対処したらいいかは、ほぼ触れられていない。言いたいことを言いっぱなし感を感じてしまった…
巷に溢れるノウハウ本を期待してるとガッカリするかもしれない。
内容は、至極当然のことが書かれていて、この本がそんなに売れたのか?と少し意外な気がした。
そんな訳で…個人的評価は低い。
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人間として生きていくためには「鈍感力」が不可欠であり、
どのような力を「鈍感力」と呼ぶのか、どのような効果があるのかを、
医師の立場から色々な事例を交えて紹介している。
とかく、マイナスイメージの強い「鈍感」というフレーズに対して、
著者独自の視点から、その優位性・必要性を説いている。
読み終わっての感想は、確かに人間として生きるのに必要な
能力であるのは間違いないと感じた。
但し、そもそも当人の性格にも大きく起因している点、
性別という人間では抗うことのできないことが影響している点等
なかなか後から習得するのが難しいと感じる。
とは言え、自分は変えられる。
そう信じて行動できるか否かにかかっているのも事実であり、
自分自身としては、なんとか鈍感力を身に付けたいと思う。
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確かに世の中楽しく、楽に生きていくためにはある程度の鈍感力は必要だろなあ。
でも、鈍感だけではいけないとも思う。
鈍感と敏感のバランスが取れているのが一番なんだろうな。
しかし、内容としてけっこうこじつけの部分が多かったかなと思う。
それはないだろと思うところが何個も・・・
あと、鈍感力の説明は載っているが、それを身につける方法は載っていない。
単なる鈍感力の紹介本でしかないとなると、ちょいと物足りなかったりするかも。
結論、まあまあいいんじゃないかな。
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すぐ読めます。
早い人なら1〜2時間もかからないで読めてしまうので
はないでしょうか?!
何か、すごくネガティブなタイトルだけど
読みやすいし、人生これでいいんだっと
納得してしまった事もあり、大満足★
BOOK OFFで500円くらいで買って来たのにしては
納得いく内容だと思いました。
鈍感の反対は敏感だけど
敏感すぎてもいけないし、鈍感すぎても
いけない。
例えば、イイ意味での「敏感」って機転が良く気が利いて
何も言ってないのに上司が欲しい資料とかが用意されているとか
用意周到ってのが自分のイメージでいい言葉として捉えてた
とこってかなりあって
逆に悪い意味での「敏感」って鼻が効き過ぎてちょっとした
臭いでもだめとか、他には潔癖だったり、それで人に迷惑
かけたりって事とかかな?!
耳が良すぎて聞いてはいけないこと聞いてしまったりとか…
この本には、こんなこと書いてないけどね。
でも、こんな感じ〜♪の内容です。
ちょっと表現と例えが抽象的すぎるけどww
そこは気にせずに!!w
ここで得たのは、「臨機応変」ってのが大事なんだな
という結論にいたりました。
何事もバランスが大事で生きていく上で鈍感ってのも
すごく重要な要素なんですよ
って事伝えたかった気がします、
というか自分自身、バーコードリーダーの如くw
そう読み取りました。
自分自身で気づいていない行動、言動事態、すべてがこの本で
言う
『鈍感力』
のような気がしないでもないけど(笑
読んだ事ない人はおすすめしまーーすっ
結構有名な本だよな
でも…
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文庫化されたので、今更ながら読んでみました。
タイトルの「鈍感力」という言葉が流行語になった話題の作品ですが、元来、鈍感力には優れていると思っている私は、敢えて手に取ることはなかった一冊です。
内容は、至ってシンプルで、鈍感であることの有用性を書いているだけ。
「生き方本」ではなくエッセイみたいな感じなので、とても読みやすいです。
そして、読んだ後には、少しだけ気が楽になります。
結構、思い当たる節がありますね。
自分が思っている以上に、繊細に、鋭敏に生きているのだなぁ。
もっと、鈍感に生きていこう!
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渡辺淳一は元医師で、医学の知識が豊富だ。
この本は、精神論的な物ではなく、結構医学的な物です。
鈍感であることの医学的な効果が書いてあります。
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う~~ん、共感できる部分とそうでないところがはっきり分かれている.
いかんせん何もかも鈍感力に結び付けようとしているように見えた.
楽天家の私には必要なかっただけもしれないが厳しい評価になってしまった.
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人生鈍感である方がどれだけ幸せか・・あらゆる実話や例え話しなどを織り交ぜながら解説されています。
一番笑ったのは『母の鈍感力』。
確かにこの鈍感力だけは子供を産まないことには理解できそうもないです。
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小泉元総理が阿部元総理にエールを送るために引き合いに出した本で ミーハー気味に購入 期待した通りのつまらなさ
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当たり前といえば当たり前のことが書いてあった。
しかし6章の「図にのる才能」には勇気をもらった。
「図にのる、調子のよさ」 は
はしたないことではなくその人を大きく、未来に向かって羽ばたかせる原動力となる。
バーのママのセリフ、著者が作家として迷ったときの
大丈夫、あなたには才能があるわよ
と言って肩を大きな手でずどんと叩いてくれる
著者の勇気を奮い立たせてくれたエピソードだそうだ。
才能はあるなし、ではなく、いかに引き出されたか否か、の違いである。
才能がある人とは
しかるべきときに、しかるべき方法で、才能を引き出された人のこと
才能がない人とは
しかるべきときに潜んでいた才能を引き出してもらえなかった人のこと
私でも、苦手な科目を克服して、その[才能]を引き出し
夢を叶えられるかな。
と少し勇気をもらった。
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「人生を豊かにする鈍感力の凄さ」
流れ
鈍感力とは
↓
鈍感である方が良い例
↓
鈍感力を磨いて幸せに生きよう
鈍感力とは、一体どういう定義でそう読んでいるのでしょうか。
そう思う読者が多いと思います。
それで著者は最初に、
『気が落ち込むときにもそのまま崩れず、
また立ち上がって前へ向かって明るくすすんでいく。
そういうしたたかな力を鈍感力といっている』(P. 3)
と、一応の定義を示しています。
つまりは、鈍感力のある人というのは、
単なる鈍い人であるというよりも、
タフな人である、と考えていいようです。
『どんなに優秀で才能のある子供でも、また大人でも、
「お前は駄目だ」「お前は馬鹿だ」と、毎日いわれていたら、
本当に駄目で、馬鹿な人間になってしまいます』(P. 94)
鶏口となるも牛後となることなかれ、といわれるのは、
おそらくこのためではないかと、私は考えています。
どんな人でも、教師とか上司とか、そういう立場が上の人から
頭ごなしに怒られていれば、やる気を失います。
旧日本海軍大将、山本五十六氏も
「やってみせて、言ってきかせて、やらせてみて、
褒めてやらねば人は動かじ」と言っています。
この褒めてやる、というのがミソなのです。
『いわゆる才能がある人のまわりには、必ず褒めた人がいて、
次にその本人が、その褒め言葉に簡単にのる、調子のよさを持っています』(P. 95)
褒められると調子に乗る人がいます。
それは軽率な人である、と思う人がいる一方で、
調子に乗った本人はやる気が出てどんどん成長していきます。
選手を育てるのがうまいコーチや監督は、
例外なく叱り上手なだけでなく、褒め上手です。
選手をその気にさせるのが上手なのです。
環境衛生と病気は常に追いかけっこをしていて、
とどまるところがありません。
こう考えてくると、環境衛生もあまり神経質にならず、
ほどほどのところで手を打った方が無難なのかもしれません』(P. 106)
子供のために、部屋を徹底的にきれいにするお母さんがいるとします。
それはいいことなのですが、あんまりにも潔癖すぎると
菌への耐性をつける機会を失ってしまい、
ちょっとしたことでも体調を崩す弱い子に育ってしまいます。
人間にとって最大の敵は、猛獣でも戦争でも無く
実は細菌類であると言われています。
健康美なんて良くいいますが、
そのとおりで免疫力の高い人の肌はきれいです。
何故、多くの人が美しい人を好きなのかというと、
美しいことが、そのまま免疫力の高さの証明でもあるからなのです。
つまり、
美しい人(これは肌の美しい人という意であり、造形の好みは加味しない)は、
免疫力の高い遺伝子を持っているので、
皆が配偶者として選びたいと思うため、人気がでるのです。
そう考えると、なんと菌は人の好みにまで影響を与えているのです。
菌への対策は医学の発達で人類の勝利に終わ���たかのように思えました。
しかし、菌も進化を遂げ、薬の効かない多剤耐性菌が確認されています。
こうのように、人間と菌はいたちごっこを続けており、
これはおそらく終わらないことなのだと思います。
それなら、体が特別弱いなどの理由がない限り、
人目を気にしないで済む幼少のころに、
公園で泥まみれになって免疫をつけた方が、
菌に対して鈍感になるほど免疫がついて将来得することになるでしょう。
『結婚を長く続けていると、みなどこかで気にしすぎてはいけない、
もっとおおらかにならなければ、と思っているものです』(P. 132)
長く一緒に暮らしていると、
夫婦間ではささいなことが気になって
ケンカの原因になったりします。
たとえば、靴下を脱ぎっぱなしにするのが嫌だとか、
何か頼んでも返事しないとか、そういう些細なことです。
しかし、それは本人の癖みたいなもので
別に犯罪を犯してるわけでもないから、
頭ごなしに注意されると相手はむっとするのです。
しかし、そういうことがあんまり気にならない人なら、
相手のそういうだらしないところも、
しょうがないなあ、と許してあげられるものです。
そういうところが気にならないような鈍感さが
結婚生活において重要なのです。
『ガンの原因として、遺伝説がありましたが、
これはまだ遺伝学的に、はっきり証明されているわけではありません。
しかし家系的に、ガンにかかりやすい家系があるといわれていて、
ここから考えられてきたのが性格説です』(P. 141)
ガンの家系はない、と斎藤一人氏が断言していました。
(斎藤一人氏著「斎藤一人の心が千分の一だけ軽くなる話」参照)
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医者がわざわざ健康診断のときに「近親者でガンになった人はいますか?」と
訪ねてくるくらですから、そんなことはないだろうと最初は思ってました。
しかし、実はガンになりやすい遺伝子を持つ家系というのは
確認されておらず、確たる証拠はないそうです。
斎藤一人さんは本質をついたことを言うのでいつもびっくりさせられます。
『妬まれる幸せ』(P. 178)
成功者は並み並みならぬ努力したにも関わらず、
他人から妬まれることがあるものです。
しかし、それに妬まれることを気に病むほど敏感な精神を持つよりも、
他人からの妬ましいという視線をなんとも思わないくらい鈍感であるほうが
絶対に幸せであると思います。
そもそも、妬む側は妬まれる側よりも幸せであることはありません。
だから妬んでいるわけです。
そう考えると、妬む側にいるよりも妬まれる側にいる方が幸せだと思います。
『どんな女性も母親になると鈍感になる。
いや、鈍感力を身につけなければ子供を育てることはできない』(P. 231)
子供を育てるということは、とても大変なんだと思います。
(西原 氏著「ああ息子」参照)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4620317470?ie=UTF8&tag=ezweb443-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=4620317470
親の言うことを、子供はあんまり深くは理解してません。
だから、いろんなことをやらかします。
そのフォローをするのは、大抵お母さんなので、
どうしても、肝っ玉が据わってきてしまうのです。
少々のことに動じていたら、子供なんて育てられません。
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学生時代に読んだ本
以下当時の感想↓
一般的に 鈍感 ということは良い意味では捉えられないことが多いですが、ここで渡辺純一さんが言っているのは、「良い意味での 鈍感 は生きていく上で自分の力になる!」ということ。
鋭敏であることが必ずしも良いとは限らない。繊細すぎる心はちょっとしたことで敏感に掻き立てられ、それは自分にとって良いこととは限らない。
叱られても、嫌なことがあっても、前向きに生きていく為に 鈍感力 とは必要なことなのかもしれない。
例えば、人に褒められてそれに対し鋭く反応するよりも、勘違いでもいい。褒められて図にのることも大切だ!
それがゆくゆくは自分の才能の開花に繋がるかもしれない。
「図にのることも才能」 と書かれていました。
又、健康であるためにもできるだけストレスを溜めないことが大切ですね そのためにも、良い精神状態を保つにも、鈍感力
病は気からと良くいいますもんね
その他、男女関係や結婚生活まで、鈍感力の効果が書かれていました。^^
私の知り合いに、多少のことなら「ま、いっか♪」と受け流し、大きく構えることができる人。がいます。
そしてそれはその人の強さなんだと感じました。
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一時期話題になったこの言葉。改めて最近耳にする機会が多いので、今更ながら読んでみた。
元々の言葉にマイナスイメージがあるせいか、作者の使う鈍感力の定義と私のそれは、少しずれがあるように感じた。なるべく客観的に捉えるよう努力したが、そのまま終わってしまった。
でも、何事もおおらかな気持ちで捉えていこうという心掛けは参考になる考え方だと思う。
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鈍いというのは同時に強く逞しいということ。意識的に鈍くなることで、適応能力や傷つくこともなくなり、自分を守ることにもなるのかも!
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巷で少し前に騒いでいた鈍感力って結局なんなんだろう、と思って今更ながら読んでみました。
なるほど、と思えることもあれば、それはどうだろう、と思えることもあり。
共感できたところだけ覚えていけばいいのかな。
いちいち目くじら立てない。
それもある意味での鈍感力か。