紙の本
あやかしを見る人
2015/12/17 23:09
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投稿者:人麻呂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
水木しげる氏は、さまざまなかたちで自伝的作品を書いているが、子供時代から現在まで、コンパクトにまとまっているということで、この一冊を勧めたい。一巻を通読すると、水木しげるがあやかしを見て、妖怪たちと交流できるのも、彼には一般の人間にある超自然への警戒がないことがあげられる。その無警戒なオーラを荒俣宏氏が「幸福菌」と名づけたそうだ。著者は残念ながら先日、逝去されたが、この本を読むことで、読者もまた幸福菌をわけてもらうことができる。
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水木しげる先生の自伝です。
幼少期から最近に至ることまで描かれています。
最後の方に登場する京極先生と荒俣さんがあまりにも特徴的で、ついつい笑ってしまいました。
NKN朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」で取り上げらている話もあって、読んでおくと更に楽しめるかもしれません。(2010年5月29日読了)
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最近書店に入ると水木作品の文庫がよく刊行されているような気がしていたが情報筋によるとゲゲゲの女房がドラマになるから(らしい)。
さて内容だが過去にも何回か発表された作者本人をネタにした所謂「水木モノ」の簡易的なまとめのような作品です。
のんのんばあとオレ、コミック昭和史辺りに加えて最近までの作者の人生を
文庫一冊にまとめてあるのであっさりしている。
もっと深く水木サンに親しみたいのなら上記の作品や完全版水木しげる伝なんかを読めば良いと思われる。
個人的には水木のメキシコ、北アメリカ、ニューギニア行と行った平成に入ってからの海外での活動について描写があったのは嬉しかった。
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ここのところ、水木さんの本を立て続けに読んだ。
その中でも、水木さんの自伝的なものが書かれている中では、大変コンパクトにまとめられてあって、分かりやすく、またユーモアを交えた自伝であり、読みやすく読み進めることができた。
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ゲゲゲの女房で触れられていない、結婚前の戦地での様子が興味深かった
コミカル?に描いているけどすごい体験を経てきたのだなぁと。。
いろんな体験を乗り越えてきた水木さんから滲み出るそのパワー。
きっとご家族にとって水木さんの存在は計り知れない大きなものに違いない。
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10/05/15。5/16日曜日、草むしりのあと、ベランダで日を浴びながら読了。他の水木さんの伝記もの、および作品を読みたくなった。
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水木しげるの自伝コミック。
水木しげるといえば鬼太郎とか妖怪とか、あの独特の絵とか、イメージはつきないだろう。
実はこのお方、メチャクチャ絵が上手い。あと物凄くユーモアがある。そしてとんでもなく苦労の人である。
そんな水木しげるがよく分かる一冊。
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先日松江に行き、何となく妖怪とか解るかも。と思ったりしたんですが、やはりあの土地で育ったからこそ水木さんは妖怪が近くに感じられるのかもしれない。そして、今こう言う時だからこそ、妖怪を信じたり感じたり、考えることの出来る余裕が欲しいと思った。
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ユーモアのある水木先生の大ファンになった1冊
うちの祖父と同い年だなんて・・・
絵の細かさにも非常に驚いた
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水木しげる氏の「これまで」について、簡潔に、かつ面白く描かれた作品。一つ一つのエピソードは知っているものの、時系列をよく理解していなかった自分には良い一冊でした(特に南方での話)。
水木氏の生活の中に妖怪がちょくちょく出てきては、驚かされたり、困らせられたりと、ユーモアもたっぷりです。諸所に見える水木氏の豪快さもまた素敵。自信満々で生きていく姿には、元気を貰えます。
綿密に書きこまれた絵も、大きな魅力です。なかなかページが進まず困りましたが。
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水木しげる
先生の人生振り返り記。幼少期に聞いた「妖怪」の話をライフワークにしてるのが凄い。
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のんのんばあと出会い、不思議なものに心惹かれる少年“ゲゲ”。遅刻三昧で算数0点の劣等生だが、絵を描くことは大好きだった。徴兵され南方へ、復員後は貸本漫画家の道へ。超貧乏暮らしの中、結婚し、子供も生まれ、そして人気漫画家に...その人生にはいつも目に見えないものや不思議なものが寄り添っていた。それを一身に感じ、そして描き続けてきた水木しげるの自伝漫画決定版。
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起床後、早速ビーチへ。
風向きは、南東から南へ変わりましたが、相変わらず風はでーじ強い。
こりゃダメだと、諦めて、ビーチとテント内で読書。
実は、こういう休日の過ごし方も、好きだったりします。
晴漕雨読。
感動したっ!以上!!(毎度お馴染み、小泉元総理のパクリ)
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しゃばけシリーズを読んでて結構気にいってるって話をしたら、若干勘違いされて妖怪好きと思われたみたいで…・・
これの前に読んだゲゲゲの女房と共に会社の人に貸し出された一冊ですw
私奥さんは尊敬するけど、水木しげる自体はどうも…・変わり者。その一言でしか表せない。しげるの小さい頃のあだ名[ゲゲ]から、ゲゲゲの鬼太郎になったってエピソードと、ちょっと病んでるのかな?って心配になるぐらいの妄想?いや、本当に見えてるのかもしれないけど。。
漫画なので読みやすかったです。エッセイならきっとすぐにリタイア・してたでしょう
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「発見!角川文庫2011」で発見したので購入、即読了。漫画で描かれた水木しげるさんのこれまで。生まれた頃のことから書かれているので水木さんを知るのにいい本です。
水木さん、実際、様々なところで妖怪たちに囲まれ、ある意味勇気付けられて生きてきたんだなと納得。
ちなみに夏の文庫のフェアで手に入れたハッケンくんのストラップはスイカでした。ちょっと嬉しい。