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ゲゲゲの女房 上 みんなのレビュー
- 武良 布枝 (原案), 山本 むつみ (脚本), 五十嵐 佳子 (ノベライズ)
- 税込価格:1,430円(13pt)
- 出版社:日本放送出版協会
- 発行年月:2010.3
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紙の本
うらやましい。うらめしい。
2010/05/21 10:00
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:和田浦海岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
外山滋比古著「新エディターシップ」が届き、以前の「エディターシップ」と比べようと思いました。 その改訂箇所をまずは数ページひらいております。
さてっと、現在放映中のNHK朝の連続ドラマは、武良布枝著「ゲゲゲの女房」(実業之日本社)が原作となっております。そのテレビはというと、もう戦地から帰った水木しげるがお見合いを済ませて、めでたく東京で新婚生活を過ごしておりました。ご主人の水木しげるは、漫画制作に没頭しております。その背中を布枝さんが見ている。近頃テレビでは、まるっきり見られなくなったお見合い結婚の様子がその朝のドラマで描かれて何だか新鮮。
うん。こういう状況で、私は「新エディターシップ」の最初の文「ミドルマン」を読み始めたというわけです。そこにこうある。
「 『キミたち、実に恵まれている。うらやましい』
戦後まだ間もないころ、日本から行っている留学生にアメリカの学生が言う、
『ボンヤリしていても、勉強に専念、没頭していても、ちゃんと結婚相手を見つけてくれる人がいる。ボクたち、うっかりしていれば、相手がいなくなってしまう。デイト、デイトで、おちおち勉強もできない』日本人留学生は目を白黒させる。アメリカの自由な恋愛結婚を心のどこかであこがれている。本場のアメリカで、それを否定し、自分たちが古い習慣と思っている見合い結婚がこういう実際的理由で評価されて、軽いカルチャー・ショックを覚える。以後、日本人もすこしずつ、しかし急速に恋愛結婚が多くなり、見合いは言うもはずかしい古い結婚と見られるようになる。自分の見つけた相手の方が、他人の選んだ人よりよいにきまっていると考えるのが一般になったのである。・・・・」(p2~3)
うん。うん。本題はこれからなのですが、その前振りに、こう語られておりました(外山氏ご自身は留学を拒否しております。念のため)。
ちなみに、テレビドラマの「ゲゲゲの女房」の方はというと、現在放映中の状況は、「墓場の鬼太郎」が単行本化されるのですが、気持悪がって、人気はイマイチ。収入は相変わらずの貧乏のようです。「墓場」という設定が、なかなか収入へとつながらないようで、
こちらは、うらめしい。
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