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前作が面白かったので購入。
ファイナンス理論の復習にはもってこい。
CAPM理論が懐かしい。
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個人レベルの財テクから新規事業のはじめ方まで、広義の投資術に関するビジネス書。会計や株に関する最低限の知識は必要だけど(本当に最低限の知識)、小説仕立てに書かれているのでとにかく読みやすい。だからと言って中身までチープというわけでもなく、しっかりとポイントを押さえた内容。とりあえず基礎知識は学んだから、その知識を活用したい人にオススメ。自分ももう一回ぐらい読んでちゃんと中身を頭に入れておきたいな。
ちなみに同じ著者で『会計天国』も合わせてオススメ。
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「投資する」という言葉には様々な深い意味が込められていると思った。
ストーリー仕立てになっているため非常に読みやすいが、途中出てくる様々な用語はどうしても取っつきづらいため、本書を手に取る敷居を高めている可と思う。しかし、それでもわかりやすい構成になっており、「投資」「会社経営」について知識を高めたい人にはオススメ。
あり得ない展開なのに最後まで読み切れてしまうおもしろさがある。
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読みやすさではかなりのもの。それゆえにご都合主義がなきにしもあらず。会社にとっての利益を考える上では有益な話ばかりなので何度か読み返してみようと思う。
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素晴らしい論理を叩き込んでくれる良書。
ロボットが「新規事業」、「株式投資」、「不動産投資」について教えてくれるのだが、ロボットだけに教えることが超論理的+わかりやすい。
「投資」とは「リスク(→不確実性)」を取ることであり、
成長出来る唯一の手段ということをキチンと論理だてて教えてくれつつ、感情を持つ人が陥りやすい「穴」についても明確なグラフつきで教えてくれる。
ノーベル賞を取った「感情のグラフ」や、ポートフォリオ理論は必須ツール。
基本的にはコーポレートファイナンス(本文中には一切出てこないが)の良作といえよう。
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銀行から出向してきたロボットと女性社員がコンビを組んで成功していく物語。「投資」についての基本的な考え方が理解できるような構成になっている。新規事業への投資、株への投資、マンションへの投資、自分への投資。売れっ子ミュージシャンになるのも投資だという考え方。ストーリーも意外とおもしろかった。
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奇抜なタイトルに惹かれて、「読みたい」に入れていた1冊。
業績が低迷している会社に、銀行から送りつけられてきた上司は「ロボット」だった……
投資の基礎も分からない女性課長を、ロボットが一から教えていく。
新規事業の立ち上げに必要な投資知識、ギャンブルと株式投資の違い、不動産投資をするとはどういうことなのか……基本的な投資知識をコミカルなストーリーに乗せて紹介してあり、読みやすいですね。
ただ、小説として読んだ場合は全く評価できず、むしろこのストーリーが理解の邪魔になってしまっている気がします。
悩ましいですね。
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タイトル通り、投資や経済に関する話が分かりやすく書いてあることを期待して読み始めた。実際、株式会社や株式市場の何たるか、利回りや経済的価値の考え方とか色々わかりやすく書いてあった。でもこの本の良いところは、そういう経済の理屈一辺倒になるのではなくて、人生観というか仕事に対する心構えなども書いてあって、むしろ本題よりそっちの方がためになった。
[読書録]==============================================
歴史が長い会社ほど偉くて、さらに上場していれば知名度もあって社員も優秀である、なんていうわけは全くない。しかしそう錯覚してしまっていることが多い。
「もったいない」という言葉によって、過去に意思決定した固定費を回収するために、判断を誤ってしまったら本末転倒。埋没費用は比較してはいけない。
競争戦略の三つの方法:コストリーダーシップ戦略、。差別化戦略、集中戦略(コスト集中、差別化集中)。この中から2つ以上の戦略を選択すれば、どっちつかずで失敗する
「うちの会社は何でもできます」は、「うちの会社は何もできません」と宣伝しているのと同じ。何の特色もない。
お金は時間が経つと、価値が小さくなってしまう。将来のキャッシュフローの現在価値は、期待されるリターン率で割り引いて求める。現在のキャッシュの将来価値は、期待されるリターン率分の利息を付与する。
持っている財産やコネクションは徹底的に使ってでも、成功すべきだ。一度しかない人生なのに、自分から進んで不利になることはない。
世の中には、すごくおいしい料理を作れるのに、一店舗しかないレストランもある。一方、そこそこの味なのに、全国に100店舗のレストランもある。それは、最初から、何を目指すのかという「っこころざし」が違っていたからだろう。
株の収益率は、必ず正規分布になる。
正規分布のグラフが尖っているのはローリスク、逆になだらかなのは、ハイリスク。この広がり具合の指標が標準偏差。
ポートフォリオ理論:分散投資することで、リターンは変わらずリスクだけを減らすことができる
市場ポートフォリオ:全銘柄のポートフォリオであれば、もう組み入れることができる株が存在しないから、それ以上によい組み合わせは見つけられない
株はリターンではなく、リスクプレミアムに注目する。
投資によって、意思決定に対する自己責任を持つようになる。また、経済や社会の情報に敏感になる
上場会社に新入社員として入れたことだけで安心して、事なかれ主義で、何の意思決定もせずに責任感もない。このまま何もなく、定年まで過ごせればいいって思っているんじゃないのか?
ただ毎日、出社して、言われた仕事だけをやって帰るだけ。そんな人生で、楽しいのか?
トイレの紙も自分で補充しない社員が、仕事で取引先に「気が利くね」なんて言われるはずがない。
毎年10万円の利息をもらえる(でも元金は返らない)商品の現在価値は、10÷2%=500万円。
どれだけ思い入れがある商品でも、それと距離を置いて、客観的に売���ない理由を考えなくてはいけない。情熱を持って仕事をすることと、熱くなってしまうことは違う。
固有リスクは限りなくゼロにできるけど、市場リスクはゼロにすることはできない
リスクを取ったからと言っても、全てがリターンに繋がるわけではない
自分の評価は絶対的なものではなく、マーケットに対して相対的に評価される
出世できないのに働き続けることは、リターンのないリスクを取っているということ
いつでも、自分がとっているリスクは「リターンに結びついているのか?」ということを考えなくてはいけない
一生懸命努力さえすれば、いつかは市場で認められるという考え方は、人生を運に任せた馬鹿なやり方。
能力の使い方は、知識と努力によってうまくなる。だから「仕事ができないから能力がない」と決めつけてしまってはいけない
どんなビジネスであっても、大量の在庫を抱えれば、利益はプラスになったとしても、キャッシュフローはマイナスになる
「こだわり」と言っても、自分が他人から認められたいという自己実現のための「こだわり」と、お客を満足させるために何が出来るのかという「こだわり」の2種類がある
「仕事を続ける努力をするのではなく、楽しむ努力をしよう」
経済成長しない今の日本では、過去の考え方にとらわれない企画力で、新しい商品とサービスを作って、お客に自分が欲しい物を気づかせてあげる能力が必要
よく、失敗したのは会社のせいとか、上手くいかないのは親のせいとか言いますが、それは他人のルールに従っていた自分が悪い。他人のルールである限り、何が悪かったのかという理由も分からなくなる。でも自分のルールを作って、それに従うならば状況は大きく違ってくる。例えば、明日から寝る前に二時間は勉強するというルールを決めるならば、それに従う。もしそれでテストの成績が悪ければ、自分で反省して、勉強時間とやり方を変えようとするはず。
チャンスは何度もない。ココが勝負だと思ったら全力で投資しなければ、競争相手には勝てない。
いつでも自分の頭で考える癖を持つことが大切。赤字であっても黒字であっても、自分が社長だったら、その会社の商品をどのように販売していただろうか、と10分でもいいから、それだけを集中して考えることが必要。
その機能をつけたことで売れた印象が強いと、削る必要がないと自動的に思い込んでしまう。でも、新しい機能によって、お客に取って価値が小さくなった古い機能は削るべきである。それによって製造コストを下げたり、サービスを増やしたりする方がイイ。
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会計小説。
著者は
会計士と経営コンサルタント。
読者は
会計&ファイナンスに関わる人かな。
会計士の仕事をしながら小説も書く才能が素晴らしい!
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投資に関しての理論を小説仕立てで説明した本。
企業における事業計画の考え方、株式投資、不動産投資の3部構成。(おまけで人生における投資についても)
投資に関する基本的な説明で設定がロボットが上司というところもおもしろくて読みやすかった。
株式投資に関しては基本知識があるとなお理解しやすいかもしれない。
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内容は、すばらしいと思うが、なんかいろいろ詰め込んであって、題名とイラストと本文とバラバラな感じ。せっかくの話が、必要な人に伝わるのだろうか。著者が竹内謙礼さんだったので読んだが、普通なら直感的に手に取らないだろし、私向きでは無かった。
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著者、竹内謙礼の信者(儲)の偏った意見ですが・・・。前作、会計天国より読みやすくて上手になったなぁという印象。
自営業にとっては、避けては通れない「投資計画の考え方」について丁寧に説明された本です。
こう書くと、専門用語ガチガチのビジネス書をイメージしますが、OLとロボットの上司という荒唐無稽な設定を取り入れて、コメディータッチで話が進むため、意外とすんなり内容が頭に入るという趣向がこらされてます。
一言でいうと「プランの段階で、うまくいくかいかないかは決まっている」ということです。投資とリターンを厳密にシミュレーションせずに、「まっ、やってみないと分からないでしょ」で始めた事業がうまくいくかというと・・・。
自営業者、ビジネスオーナーにとっては耳が痛い内容ではあります。
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まるで上場企業のキャリアウーマンになった気分!投資ミサイルという名前でちょっとビックリしてしまうかもしれないけど、投資に至る事業計画やその後の運用まで・・・ストーリー形式で分かりやすく、ワクワクしながら体感することができました。これは規模関係なく経営者なら必読しておきたい本と思います。ロボットなのに、どうしてこんなに素敵なのか・・・ツボです。
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Associeか何かの読書特集に載っていたので購入。
リスクに対するリターンの考え方についてをメインテーマにしているような気がした。
軽ーい内容から、なぜポートフォリオ投資をするとリスクが下がるのか、固有リスクと市場リスクに分け、個々の株式の値動きの共分散の話も一瞬していた。
個人で、本気を出す気がないなら不動産投資はしない方が◎とのこと。
世界を変えるなんてできっこないから、自分が変わるしかない
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会計、株式投資、不動産投資についての一通りの知識を詰め込んだ小説仕立ての本
ストーリー的に奇抜な点はないけれど、読ませようという工夫がされておりスムーズに読み進めれる。出てくる用語や内容でひかっかったものがあればより専門的な本やアドバイザーにあたることができるので投資関連の入門書としてお勧め。
ただ表紙のデザインはいかがなものかと思う