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友人の事件をきっかけにフリー翻訳家から私立探偵になった女性が主人公。事件ごとに章が別れていて短編集のように読めるけど,最終的には友人の事件の決着をつける主人公の成長の物語,かな。
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友人の死をきっかけに探偵事務所に入る主人公。友人を死に追い込んだ原因となった調査会社を探して、最後に復讐を遂げる。
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友人の死をきっかけに話が展開されていく。
話の展開がちょっと強引な気もしたけど、
なかなかおもしろかった。
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「金と銀の香り」は、タイトルだけで読む前からアタリがつきました。こういうことは本当に珍しいのですが、まあ得意分野ということで。
主人公がフリーの翻訳家というので親近感を感じていたのですが、4話目には探偵になってしまいました。そして最後まであんまり感情移入できなかったのも残念。
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タイトルだけ見ると恋愛小説?って感じなんですけれど、そんな生易しい話ではないです。連作の短編集。でもこの『求愛』というタイトル重すぎます!
弘美が出会っていくことになるであろう人たちも皆それぞれ愛に飢えていたのだろう。
なかには女って怖い!って作品も離婚するためにあんな手を使うなんて・・・いや本当に怖すぎます・・・(まぁ男が悪いですが)
自分はどうするだろう?友人が殺害されたら?
犯人を探せるだろうか??無理だな~自分にはこんな勘の良さはないだろうし、真実に目を向ける度胸はないだろな~と思いながら読んでしまいましたね。
一つ一つの短い話だけれど、軸がしっかりしているので全体的に本当にストーリーがしっかりしていると思います。事件を解決していく中で女性に再生と成長があり彼女は今後人間的に素晴らしい探偵に成るんだろうな~とか思いながら読み終わった後に想像したりします。
話の最後は読んでるものがそのあとどうなったんだろう?って想像を掻き立てる終わり方は個人的に好きですね。でも、何人かはその後人生を垣間見ることが出来るんですが、その後幸せになったのかな?罪を償ったのかなと色々考えれるのも魅力ですね。
予期せぬ所から人間は事件に巻き込まれるかもしれない
そんな怖さもあるが、探偵という職業ハードボイルドではなくても結構かっこいいじゃん♪
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9/3 これもおもしろくなかったわけじゃないんだけど、期待して読みすぎた。翻訳家→探偵になってくところがちょっと唐突だったけど、押し付けがましくないそれぞれの世界の描き方はさすが柴田よしきだと思った。しかし、自分の周りで人がこんだけ死んだら、もっとなんつーか落ち込まないかしらこの女。ラストらへん求愛に関する文章が胸にぐっときた。
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フリーランスの翻訳者・弘美は、自殺とみられた親友の死の真相をつきとめたことをきっかけに、探偵事務所の調査員となる。自殺願望の女子中学生、浮気疑惑のエリート医師夫人、砂場に生ゴミを埋める主婦…。ささやかな毎日を懸命に生きる女たちと関わって、弘美自身が掴んだ人生の真実とは…!?深い感動を呼ぶサスペンス・ミステリー。
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主人公の翻訳家の女性は、親友が自殺に見せかけて殺されるという事件をきっかけに探偵に転身する。
親友を死に追いやった犯人、その犯人が殺人に手を染めるきっかけとなった諸悪の根源をつきとめるために。
その過程で主人公は探偵として色々な調査をこなすのですが、物語の主軸である親友の死とは直接関係のない、中学生の女の子のエピソード「紫陽花輪舞」がすごく印象に残っています。
自殺をほのめかす言動があった少女の親が心配して探偵に調査・護衛を依頼するんだけど、主人公が少女を尾行すると紫陽花の咲いている路地裏ので妖精のように踊っていた・・・という話。
この不思議で掴み所のない、静謐で美しいシーンがすごく好きです。
思春期の少女の絶望や大人は忘れてしまったやり場のない感情みたいなものがすごく伝わってくる気がしました。
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読んでいくうちに物語に魅せられて
どんどん深みにはまっていくようにこの作品を読んでいた。
ミステリー調が強かったから私好みでした。
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初めての柴田作品短編連作。
今まで読んだミステリーとはやや趣が異なる感じ?(ちょっとライトな感じ)
でも続編が出てもいいような終わり方だったし、ひょっとして柴田さんも書く気でいるかもしらんです。
にしてもタイトルに関しての文章がストレートすぎて、ちょっとびっくりした。
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よく考えたら『観覧車』は短編連作みたいなもんだった。
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柴田よしきさんの小説はテンポがよくてすき。
『求愛』というからにはもう少し恋愛要素が多いのかと思ったが、ミステリーみたいな話だった。
ひとつの話題がテンポよく解決されていくので読みやすかった。
ちょっと現実離れしているような話題が多かったが、とても楽しく読めた。
主人公の強さがとてもよかった
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柴田さんの本を何冊か読んでいると、似たようなキーワードが出てくる。
今回も、しかり。
ただ、それを差し引いたとしても、前向きに生きていこうとする主人公の思いが、最後にジーンと伝わってきた。
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かかわった人間がばんばん殺されるくだりと口を開いても男女の違いのわからない絶妙なご都合主義にマイナスいち、翻訳をしていたのにいきなり探偵になりしかも勘で周りを説得する微妙ぶりにマイナスいち、そうして最後になんだか酔っ払ってるのこの人?という筆さばきで、たんなる同僚に急に「あなたとの子供を作りたい」と思わせる運びにマイナスいちで。
柴田よしきさんは間違いなく好きな作家さんなんだけど、たくさん作品を読んでいるだけに、あえて苦言ばかりになりました。すみません。
でも、だからこそあえて言わせてください。
何冊も書ける人なのだから、全部の作品に自分の趣味を全部入れるのはそろそろやめませんか?出てくる女性がすべて男勝りの美女(しかも訳ありで陰あり)、出てくる男性がまたエネルギッシュで頭がよく、強気な女性を屈服させたいタイプ。必ず1人レズかホモ。主人公が襲われかかる。・・このへんですよこのへん。
全面的にそうな作品はもうあきらめましたが、まさかで全部が出てくると、ちょっとおなかいっぱいです。はい。
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サラッとライトな感じ。読みやすくて楽な感じだったけど題名の意味することはまぁ生を受けたものすべてに自然な事ということなのかな。
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フリーの翻訳家の女性が親友の自殺や、別の友人の心中事件の真相を暴きだしたことをきっかけに、私立探偵となる。彼女は天性のカンでヒトの心の奥底にある悲しみを見つけ出すことにより、事件を未然に防ぎ、依頼をこなしていく。いや、一般ぴーぽーが2度も親しいヒトの血まみれ状態を発見してこんなに簡単に立ち直れるのかのぉ?とうなりながら読む。けど、最終章でそんな思いも帳消しだ。