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中国に世界最大の原発を作るお話。中国の杜撰な業者や賄賂など、政治的な要素が強い所がよく出ている。日本の管理者が行くが、話や施工が中々進まない。下巻でどうなるのか楽しみです
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中国で原発が暴走するフィクション。FUKUSHIMA以前に書かれているのは注目スべきだ。構想はよいのだが、全編にサラリーマン小説っぽさがあふれていて胸焼けした。「島耕作」みたいな。
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自分の中での、中国人の認識がまだまだ甘い事を強く認識させらた、アジアという一括りでもやはり中国人は思想そのものが違う、日本にだってしがらみ、利権争いはある、が中国はそれを上回る得体の知れなさがある、そして原発、ゴフマンモデルは余り良く分からないがこれだけは言える「最悪を想定しない」嫌、想定した上で無視する、どんな国であれ国家権力程嫌悪するものはない。
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中国での原子力発電所を建設する話。上巻では映画監督や中国の政治の話が多く、全体から考えると導入部分が多い。中国での常識や政治腐敗がわかりやすく描かれている
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下巻に期待!と感じるくらい、スピーディーによめた。原発や中国の政治闘争の内幕とかが詳細に描かれており面白かった。
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図書館に予約しておいた本。
今作は、中国でオリンピック開会式に合わせて世界最大規模の原発の運転を開始するため、日本企業が協力してプロジェクトに当たる話。
そこに、中国国内の権力争いが加わり、一筋縄ではいかない中国でのビジネスが描かれる。
著者は綿密な取材をすることで有名だが、本作で描かれる中国は容赦ない。もし映画化する際は、中国に配慮した脚本に書き直さないとダメだろうから大変だ。
『裏切り、密告は当たり前、人を蹴落としてでも利を手に入れ、それを元手に権力者に媚びる。それこそが、チャイニーズ・ドリームに繋がるーー』
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20160403読了
今2つのストーリーが交互に進んで行く 時系列が結構前後する
今後どうなるってところで上巻は終わった
中国のあの制度の中で原発を作るのは恐ろしい
対岸の火事で済まない
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中国の原発建設にまつわるフィクション
日本での事故後読むと原発の恐ろしさと中国の恐ろしさが解るが本当にありそうな物語。
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東日本大震災以前の作品と思うとゾクッとする。
原発に関しての思いを深くした。
諦めや絶望からは何も生まれない、希望は努力して奪い取るもの。
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北京オリンピック迄に世界最大の原子力発電所竣工させる指令を受けた田嶋は紅陽核電の技術顧問として中国に赴任した。そこで田嶋を待ち受けていたものは中国という巨大な闇と欲望だった。。。技術顧問として絶対の安全を追求する田嶋と国家の威信をかけて無理やりにでも原子力発電所を稼働させようとする中国政府。田嶋はこの危機をどう切り抜けるのか!?
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時は2008年、所は中国。北京五輪開幕直前。世界最大級の原子力発電所では北京五輪開幕と同時に運転開始をするのを今か今かと待っていた。若き中国共産党幹部・登はこのセレモニーの責任者だった。しかし実際の現場を預かる日本人技術顧問・田嶋との軋轢が。中共幹部の腐敗、モラルの低さ、技術的な遅れ…その他様々な要因が重なり、大惨事が起きてしまう…。最大の危機に田嶋はどう立ち向かうのかー。詳細→
http://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou23411.html
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さすがだよ、真山さん...
北京での原発の話ですが、福島にそっくり置き換えられる。
これが東日本大震災前の小説とは...
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北京五輪の開幕に合わせて、超巨大原発を稼働させて、中国の威信を世界に示そうと言う計画のもとに、日本人技術者、中国人技術者、政治家、官僚などの利害が絡み合いながらストーリーが展開していきます。
ハゲタカほど面白くはありませんが、それなりに面白いです。
日本でさえあんな原発事故が起きたのに、中国が原発をつくったらどれだけ危険なんだと怖いくなる本です。
たぶん中国人が読んだら怒りだすか、もっともだと納得するかのどちらかです。
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重苦しい内容だが、驚くほど読みやすい。
登場人物の人なりもよく書かれていて、
キャラたちがわかりやすく、あれよあれよと言う間に
読み終えた。
ただ中身が面白いかと言われると、
ものすごく面白いわけでもなく、
ホントに普通ーーなかんじ。
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「原発は我々に素晴らしい恩恵を与えてくれる。だが、人間の心に隙が生まれた瞬間、神の火は劫火に変わる」原発事故と五輪開催を通して中国という国の姿を描く本書。福島原発とほとんど同じ事故が描かれているため、中国のことだけでなく、今回の事故の本質、そして原発のあり方について深く考えさせられた価値あるサスペンス小説。