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4匹の同居人を綴った作品。
共に生活することで、目の前に訪れる死を受け入れなければならない
辛さが伝わってくる。町田康氏は、あとがきにて安易に安楽死をさせるべきでないと述べる。延命処置を施すご夫婦の苦労が垣間見える。
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もうこんなこと言うのいい加減厭なんだが(とは言えまだ2回め)
解説が糞。
文庫本はたまにこういう要らんおまけがついてくるから困る。
単行本持ってるから買うか悩んだけど、
写真がちょっと増えてるので、
解説を破り捨てる心意気のある方はこっちを買えばお得だと思います。
内容に全く触れてないけど、
とにかく町田康はいいって、それだけですよ。
あんまり動物がどうとか生命がどうとか言うのは、
わたしは好きじゃないんでマチダ先生に任せます。
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町田康の日記でヘッケやココアのことは知っていたけど、こんな風に書かれていると泣けて泣けてしたかない。電車内で読んでしまって号泣しそうになるのを必死で我慢した。自宅で寝ている我が家の猫らを想ってまた泣けた。猫飼い必読の書なんじゃなかろうか。
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町田康と、町田家のネコ、ココア、ゲンゾー、ヘッケ、奈々たちの日常。
町田節で、まるで人のごとく、生き生きと描かれた、町田家のネコの傍若無人ぶり。わがままぷりがたまらない。アテレコも町田節で、みんなちょっとひねくれてるけど、いいなぁ、てカンジ。町田康の、彼らへの愛情あふれた一冊。
でも、ゆるりとした楽しい日常をつづっているだけではなく、どうしても避けられない悲しみも、きちんと綴ってある。特に、ペットを飼う人には読んでほしい。
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町田さんの作品を初めて読みました。
生きているものが直面する「死」の姿。
人の死を実感できないこの世の中、猫にはいろんなことを教わっている人間の姿がそこにありました。
ありがとう、そんな言葉をかけたくなる、ニャンコたちでした、、、。
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女の人が「きゃ~かわいい~~」ってスリスリしても違和感無いですが、
オトコの人は人前ではそうはいかず(汗)大変ですね。。。
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猫との愉快な日常。そして死。
実家にいる犬を思って読みながら泣いてしまい、久しぶりに犬に会いに家に帰りました。
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ロッカーであり、詩人であり、作家である町田さんが、こんなに猫ちゃんにめろめろだとは、存じませんでした(笑)
自宅で一緒に生活をしている、愛猫たちとの親ばかエピソードにあふれかえった一冊。
町田さん、かわいすぎる!
内容は小説の雰囲気とは全く違いますが、文体はまさに町田節。
アンバランスさが、ほかの猫ちゃんエッセイとは一線を画してます。
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町田康氏の著書です。
INU、町田町蔵 等をお知りの方で猫好きな方には町田氏の人間味や猫好きなのを知る良い本だと思います。
猫と共に生活をするに重要な点を知ることが出来ます。3、4頁に1枚の間隔で挿絵のように写真を入れられているのでそれも猫好きにとっては見ものであります。
人間より短命な生き物である通りで出会いと別れはつきものではありますが、町田氏と奥様の愛が詰まってます。
お勧めです。
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筆者とその家人と4頭の同居猫の話。
町田康独特の文体で描かれた猫のいる日常生活に和み、その後描かれる「死」に泣いた。
あとがきもまたいい。
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作家でありパンク歌手である町田氏と猫たちとの生活。
全編を通して猫満載、猫100%。
4匹の家族(猫)が出てくるが、
そのうちの2匹との別れ(死)のシーンは鼻の奥がツンとした。
私は特に猫好きというわけではないが、
町田氏の猫に対する愛ある文章は猫好きでなくとも楽しめる。
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号泣。
はじめて町田さんの本を読みましたが、大号泣。
最初は関西弁と、おもしろ猫観察で楽しい気持ちで。
途中から号泣しすぎて、しんどかったです。
エッセイやし、ちょっとずつ読もうかな♪
とか思ってた自分、なんや、と思いました。
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町田康のエッセイと言うと、虚実交えた非常にユニックな面白い文章を連想するのだが、こと猫を愛してやまない町田康の本著は、実にまじめなエッセイである。まあ、『~苦虫』シリーズも、別の意味で極めてまじめなエッセイであるが。
気位の高い、姐御肌の「ココア」。ジャイアン的わがままを発揮する「ゲンゾー」。甘えん坊でなんとも健気な「ヘッケ」。喧嘩ふっかけ魔の「奈々」。以上、4匹の猫ちゃんが登場するのだが、そのいずれもに並々ならぬ愛情を注いでいるのがうかがえる。特に「ヘッケ」嬢・マダム「ココア」の看病および看取の描写は、涙を誘発するほどの悲しさ・切なさ。
異才・奇才・文筆界の荒法師とも呼ばれる著者であるが、その実生活はいたって普通で、そこからあのような小説や詩(詞)が作られているのかと想像するに、とても不思議で楽しい。奥ゆかしい。町田康の違う一面を垣間見た。
そんなことよりも、猫って可愛いね。にゃあご。
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町田康が猫にしてやられたりしてやられたり。。
ぼやいてるのかのろけているのか。
彼に飼われる生き物はきっと
居心地いいんだろうなと思いました。
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世の中に存在するものに、愛があるのだなぁと思った。
猫飼いたいなぁ。
違う生物と生活を共にしてみたい。
なんていう興味好奇心で猫を飼ったら、失礼だろうか。
町田さん、初めて読んだけど面白い文章書く人だなぁ。他の本もチェックしてみようっと。
ライターさんに教えてもらった作家さんです。