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「1才からのうさこちゃん絵本セット1」の1冊。
うさこちゃんが雪の日にお外で雪遊び。
青とオレンジが多く使われていて、静かな雪とうさこちゃんの動的な明るさを感じる。
【ママ評価】★★★★
「1才からのうさこちゃん絵本セット1」 の4冊の中で個人的に1番好き。
ただ雪遊びをして終わりかと思ったけど、最後に小鳥との話が新たに出てきて飽きずに読み進められる。
色合いが落ち着いているので幼い子の受けは良さそうではないけど、雪の日の雰囲気が出ていてそれはそれで良い。
今回はおでかけの話ではないので、うさこちゃんがひとりで遊んで行動する。
だからか、うさこちゃんの考えや気持ちの描写が多く、子どもが共感しやすそうな感じ。
他の作品だとうさこちゃんととうさんとの対話が多かったけど、うさこちゃんメインのお話だと子どもが考えて行動する様が描かれているので、読んでいて子ども主体の行動を見守るような微笑ましい良さがあるのかも。
あと、ゆきだるまの鼻が珍しく立体的に描かれているようで新鮮だった。
うさこちゃんシリーズは全て平面的に描かれているので、なんだかレアなものを見つけた感じがした。
【息子評価】★★★
「そり、しゅー?」と雪遊びにピンときていない様子だった。
雪に触ったり少しだけ遊んだりしたことはあるけれど、本格的に遊んだことはないから仕方ないかな。
全体的に黙って聞いているスタイル。
「つき?」など、ところどころ絵に反応するけど、文は難しいのかあまり反応したり真似したりしない。
窓辺にいるうさこちゃんを見て「いないね」と言っていて何のことかと思ったら、最後にまた窓辺にうさこちゃんがいる場面で「おとうさん、いないね」と言ってちょっと驚いた。
うさこちゃんシリーズはそんなにたくさん読んでいないけど、うさこちゃんはとうさんといつも一緒のイメージがあるらしい。
ちゃんと覚えてるんだなあと母は感心した。
読み終わるなり「おしまい!」と言い残し、去って行った。
2歳2ヶ月