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相変わらず癖のあり過ぎる探偵…w自分の所有物たる執事やメイドや運転手に推理させる貴族探偵ですよ決して安楽椅子探偵じゃないとこが麻耶テイストですよたまらん。
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ちょっとブツ切りで読むタイミングが変則になってしまった為
やや印象が散漫になってしまった...。
麻耶作品って今まで特に思い入れもなく、さほど作品を
追っていないのであくまでも個人的な印象ですが、変わった
探偵が登場するような気が...。今作もその極みのような
「貴族探偵」が登場。基本この人、鳥肌立つような寒々した
台詞で御婦人を口説くだけだったようなw。
チーム「貴族探偵」っていうことなのかしら?
そんな変則探偵なのにミステリとしては本格バリバリってのが
この方たる所以なのでしょうね?きっと今作も本格ファンからしたら
評価は高そうな気がします。
個人的にはミステリ好きなのに本格が苦手という面倒な読者なのですが
ラストの作品には唸ってしまいます。これって長編でも引っ張れそうな
話しなのにこの短編でスッキリと纏めてくるあたりに、妙な
プライドと自負を感じます。
探偵のライバルとして「貴族殺人鬼」なんてどうかしらw?
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20100624読了。にやにやしますな。外連味が足らない気がしたけど、渡しが見逃しているのではなかろうな…どきどき。
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短編集。流石は貴族探偵!推理まで下僕に任せるなんて・・・www
TV朝日の深夜枠でドラマ化して欲しい気もする。
「時効警察」とか「名探偵の掟」とか・・・あの手の感じで・・・
軸のブレ具合がツボ。
メルカトル鮎もブレてるけど、この方(貴族探偵)のブレかたには品がある?
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麻耶雄嵩『貴族探偵』読了。五年ぶりの新作短編集。貴族探偵のシュールな設定だけに頼ることなく、端正に緻密に仕上げてくるのはさすが。とくに「こうもり」が素晴らしい。100%のフェアプレイの中にまさかこんな仕掛けが…。面白かった!!。
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自分では推理せずそれどころかティーブレイクばっかりで、使用人に推理させる貴族探偵笑えます。「こうもり」が好き。
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正しくは「使用人探偵」。貴族は探偵していないじゃないか!……という突っ込みはしてはならないんでしょうねきっと(笑)。とまあそれはともかく、しっかり本格のミステリ短編集です。コミカルな会話も楽しいところ。
お気に入りは「トリッチ・トラッチ・ポルカ」。とんでもないこのトリックにやられてしまいました。ちょっとこのシーンを想像すると、ぞくりとするような笑えるような。インパクトは抜群です。
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推理しない自称〝貴族探偵〟は、果たして本当に、探偵と言えるのか!? 個人的には、小間使いの田中さんが気になります・・・!
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「推理?そんな雑事は使用人に任せておけばいいのです。」
推理しない安楽椅子探偵の短篇集。
使用人は主人の所有物。所有物の能力は主人の能力である。というのは、まぁ、わからんでもない。本当に主人は女の子を口説くか紅茶を飲んでるかだったなぁ…。
しかし設定はバカミスだけど、「こうもり」には騙された。意味がわからず、むしろ「この人下手だな」くらい思っていたんだけど(失礼)、なるほどね。地の文は嘘をつかない、ってミステリの基本原則が守られていたわけか。
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全く推理しない探偵登場。これまでの麻耶雄嵩作品が合わなかった人にもオススメ。特に「こうもり」は傑作。
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執事が推理を披露するシーンは『黒後家蜘蛛の会』を連想させる。やってることは本格なのだが、現実性に乏しく全体的にレトロな印象。探偵の存在意義がよくわからず、どさくさ紛れに捜査に介入する様はもはやアニメの世界。
肝心の中身だが、密室、アリバイなど本格ファンを小躍りさせるテーマなのに、トリックがしょぼすぎて段々悲しくなってきた。目新しいネタは若手に書き散らされ、勝負するスペースがあまりにも狭いので、斜め後ろから無理矢理着地したらやっぱりバランスを崩してしまった、という感じだろうか。一見無難そうに見えるのだが、よくよく考えればアプローチが手荒。でもってトリックのキレは悪く、中には読者を小馬鹿にしたようなご都合主義で締めくくろうとしている作品まである。
推理や謎解きから目を逸らした方が精神衛生上好ましいだろう。本格テイストの人形芝居に過ぎない。これから読もうとする人でイヤな予感がしたら、その予感は当たりである。
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まさに「貴族探偵」でした(笑)。
推理も捜査もすべて使用人がやり、貴族探偵は優雅に紅茶を飲んでくつろぐだけ…という状態に、貴族探偵に出会った人々が一様にそれで探偵って言えるのかよ!という突っ込みをしているのは面白いです。
麻耶氏の創る探偵には変な探偵が多いですが、貴族探偵も例に漏れず変でした。
存在が既にコミカルであり、使用人との会話も真面目なのに傍から見ているとふざけているようで、貴族探偵(と使用人たち)と世間とのずれっぷりが面白みになっていました。
ミステリーはミステリーできちんとしていて、中でも「こうもり」は読み終わってしばらく混乱しましたが理解するとなるほどなぁと思いました。すごい(笑)。
麻耶氏らしいなぁ(笑)というミステリーもあり、ミステリーとしても満足できるものでした。
貴族探偵が慌てふためくところを見てみたいですね。
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本格愛好家へ贈る、ディテクティブ・ミステリーの傑作!!
自らは推理をしない「貴族」探偵、登場。
知的スリルに満ちた本格ミステリー!
確かに、本格推理物です。
しかし、「貴族探偵」と金文字で書かれた名刺を持つ御前とやらは、労働など一切しませんので、推理するのは使用人たち。
彼は紅茶を飲みながら、麗しき女性たちを口説くのみです。
最初は、あれれ?と思いますが、読み進めていくうちに、すっかり御前さまの活躍(?)を楽しめるようになってきます。
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貴族探偵の立ってないようで立ってるキャラが大変良い。
同作者の「神様ゲーム」を読んだ直後だからか、後味はそんなに悪くなく普通に謎解き!探偵!って感じでかなりスッキリ。(ていうか「神様ゲーム」がアレすぎるのか…)
田中可愛いよ田中。
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麻耶さんの小説は初めて読んだかな?
ちったぁ働かんかい貴族探偵!と下賎のワタクシは思いつつですが楽しく読みました。
貴族ってこういうもんなんですね〜。やんごとない。