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世界中のあらゆるパラドックスをテーマに色々な話を取り上げた読みもの。有名なアキレスと亀というエピソードから無から誕生した有という宇宙の話まで幅広くパラドックスを扱っている。
最後は便利になれば多忙になるというパラドックス、人間が拡大すればするほど自らの寿命を縮めるというパラドックスなど、現代社会の抱える問題も取り上げている。
挿し絵も多く文字も大きいのでちょっとした時間に読むことが出来る。
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パラドックスは好きだったかなかなか簡単なものがなかったので、これは丁度よかった。内容的には前半はいわゆるよく知れたパラドックスの例。中盤は少し難しかったが、そこからだんだん身近な話に。生命世界のパラドックスや現代社会のパラドックスなどは考えさせられる内容だった。言われてみればそうかそれもパラドックスだなと思った。現代社会を生きるというのはこのパラドックスをいかに理解して、いかの上手に付き合うのかということだと思う。そのためには何が必要か?それは重大なこと。この本を読むことでそんな今の生き方まで考えさせられた。物事のアプローチの多様性も考えさせられた。
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長い間放置していたが、ようやく読み終えた。読んでみて思ったが、よく考えればあらゆるところにパラドックスはある。隠れているものかとも思っていたが、隠れているのではなく、本当にそばにあることに疑いもなくそれをそのまま飲み込んでいただけだったのだ。同 池内了氏の『似非科学入門』にもあったが、やはり疑ってものを見る力というものは非常に重要であると感じた。
パラドックスの入門書として最適。短くまとめられ、様々な場面のパラドックスの紹介を絵とコラムを交えて語られている。面白く読める1冊。
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最初はふむふむ と読んでたんだけど
だんだんと小難しくなって
ほかの本を読んでいる間に図書館の返却日になっちゃったよ。
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理屈好きな進学校に通う息子ちゃん曰く
「面白かった!」そうです。
ってことで
この本に限り、状況&評価は私ではなく息子ちゃんでシタ。
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全体的に説明不足な気がする。基本的に「こういうパラドックスがありますよ」以上のものがなかったのが残念。他の本も読んで理解を深めてくださいということなのか…。ただ、「便利になれば多忙になるというパラドックス」以降は面白く読めた。
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パラドックスの紹介本といった趣旨であると感じました。
量はさほど多くなく、コミカルなイラストが随所に入っており、読み易いです。
特に最後の、現代社会のパラドックスでは、グサリと刺さるパラドックスばかりで印象深いです。
パラドックスって何ぞや?
という方は読んでみてはいかがでしょうか。
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パラドックスという言葉に惹かれて手に取りました。
人間の存在そのものがパラドキシカル。
自分の中の矛盾とも向き合うこと、受け入れることも大事なのかな。
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パラドックスが好きで、読みました。
簡単に理解出来るので入門書におすすめです。
現代社会の時間スケールパラドックス「共有地の悲劇」は、新型コロナが感染拡大している今、
「短期では個人の利得、長期ではみんなの損失」というパラドックスに考えさせられました。