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マンション管理の知識 マンション管理にかかわるすべての人に 平成22年度版 みんなのレビュー
- マンション管理センター (編著)
- 税込価格:3,520円(32pt)
- 出版社:マンション管理センター
- 発行年月:2010.6
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紙の本
マンション管理についての基本的な教科書
2010/10/23 12:36
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:CAM - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書を手に取ったのは、評者自身が回り持ちで管理組合理事となったからである。
本書によると、分譲マンションは、今や約562万戸に上り、約1400万人の人々が生活している。 我が国の居住形態として幅広く一般化し、中高層共同住宅を意味する「マンション」という用語も定着、法令用語に使用されるまでに至っている。
しかしながら、実際に管理組合理事を経験してみると、その管理については多くの問題点が存在することを痛感せざるを得ない。本書は、マンションの管理に関して必須の基礎知識について詳しく叙述しており、管理組合役員実務を遂行する上での基本的な教科書ととしての機能を持つと言える書であろう。
しかしながら、842頁にも及ぶ大冊なので、基本的には必要な部分だけを辞書的に拾い読みするべきものであろう。その意味では、巻末索引をもう少し充実して欲しいものと思う。
第4編は「マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関する事項」についてであり、その第2章では「マンションの設備」として、給・排水設備、ガス設備、空調・換気設備、電気設備、消防用設備、エレベーター設備について約45頁にわたって述べられている。しかし、叙述は質量ともに中途半端であり、これだけの説明では非専門家にとってはわかりづらい。まあ、これ以上は個別の専門書を読むよりほかないのだろうか。
管理組合の理事を務めていると、設備のハードウェア面だけでなく、料金面での節減策を検討する必要性も高い。こうした諸設備の利用料金、特に電気料金についてマンション共用設備に則した体系などについての記述が欲しいところである。
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