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児童書では古典。
ファンも多い話。
私は少し苦手な話。
でも、子ども達に接する大人がすごい。
こういうほんとのようなごっこ遊びができるのは素敵だ。
苦手の一つに丁寧なヨットの説明があるが、全く読み手をばかにしてない、ちゃんと理解するものとして説明されていることはすごいと思う。
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90年前の子供の冒険小説、やはりイギリスは進んでいたのだな 今読んでも違和感ない
日本にないバカンスの文化、憧れる
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夏休みを、兄弟4人で湖の無人島で過ごす冒険物語。
子供達が初めて手にした大きな自由と、それに付き物である責任を全身で感じながら楽しく過ごしている様子が眩しいです。4人はそれぞれ幼稚園から小学校高学年くらいだと思われるのですが、ちゃんとそれぞれの年齢相応の行動や発言をしていて全員がとても愛おしく描かれています。
私は学生の夏休みなどすでに遥か遠くに過ぎ去ってしまっているため、子供達と同じ目線で物語を楽しめないことがとても残念ですが、この物語には素晴らしい大人も登場しており、彼らの目線で物語を楽しむことも出来ます。特に兄弟達のお母様が素晴らしいです。よく育児本で語られる「子供の目線で向き合う」をこんなにも完璧にこなしているお母さんを現実でも物語の中でも見たことはないです。しかも、4人それぞれに適切な向き合い方をしています。同じ母親として、何度もはっとさせられました。
子供のころ、子供だけでいる時間は大きな自由であり、わくわくとどきどきをずっと感じていたあの感覚を、少し遠くからではありますが味わうことが出来て幸せな読書体験でした。
#ブックサンタ
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「イギリスの自然豊かな湖水地方や美しい水郷が舞台。子ども達は自分たちだけでヨットを走らせ、未知の島々を探検し、大海原をまたにかけて宝を探します。遊ぶことの喜びに満ちた、心おどる冒険物語。小学校高学年から。」
(岩波文庫創刊70周年特設サイト テーマ「冒険してる?」より)
「私は子どものころ、本を読むのが大好きでした。イギリスの児童文学『ツバメ号とアマゾン号」を読みながら、心の中で、物語に登場する子供たちといっしょに帆船の旅を楽しみ、ミートパイを食べました。物語が、現実とは全く別の世界を生々しく体験させてくれたのです。それがとても楽しかった。後になって、本物のイギリスのミートパイの味を知り、感動したことも覚えています。」東京書籍新しい国語小6教科書(令和6年~)に掲載された、上橋菜穂子さん「本がいざなう、もう一つの世界へ」の文より
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遊びに来た土地の湖で小さなヨットに乗って探検家ごっこをする兄弟と海賊になりきった地元の姉妹の楽しい夏休み。
ごっこ遊びってなんでこんなに楽しいんだろう。