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ひみつの道具が世の中にでたらどうなるか、経済の視点から妄想を真面目に書いた本です。私は、ガリバートンネルのくだりが面白かったです。こんな真面目な妄想本を読むのは楽しいものです。
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ドラえもんのひみつ道具について面白くちゃかすような本かと思ったら、意外にまともな主張がなされていて関心しました。
自分一人では世界は変えられませんが、革新的な出来事からどんどんつながって良くも悪くも世界は変わっていくのかもしれません。
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つまり、もしタケコプターが実現したら、<保険、警備などに新た
なビジネスチャンスが生まれ、「タケコプター関連株」が買われる>
といったように、投資に必要な論理力と洞察力を磨く、まっとうな
トレーニング本なのです。
タケコプターのほかにも、アンキパンやほん訳こんにゃく、お医者
さんカバン、どこでもドアなどが挙げられており、それぞれに伴う
ビジネスチャンス、そして社会に与えるインパクトの大きさを連想
することができます。
投資にしろ、ビジネスにしろ、競争優位のポイントとなるのは、人
が気づけないところにいかに早く気がつくか。
もしタケコプターが実現したら……
保険、警備などに新たなビジネスチャンスが生まれ、「タケコプタ
ー関連株」が買われる
もし、タケコプター保険関連で第一生命が利益を得ることになれば、
さらに株価が上昇します。つまり、たまたま第一生命の保険に入っ
た人は上場のメリットを受け、日本生命の契約者にはそれがない。
当然「納得がいかない」ということになり、「日本生命も上場しな
さい」という声が強くなるでしょう
そらを飛ぶとおそらく風も強いですし、地上よりは寒かったり暑か
ったりするでしょう。すると、適切な服装が必要になります。快適
性と安全性が求められるわけです。いち早く大量に、それも低価格
な商品を提供するのは、ユニクロではないでしょうか
もしガールフレンドカタログメーカーが実現したら……
ソーシャルネットワーキングサービスの参入で婚活ビジネスが大盛況
技術的な面でいえば、ガールフレンドカタログメーカーは、アマゾ
ンが「次世代婚活サービス」として明日にでも始めてもおかしくない
「楽天トラベル」で年に数回は海外リゾートの予約をしている人に、
同じような旅行商品を購入しているユーザーを紹介することで、
「旅を一緒に楽しめる確率の高いカップル」の仲介ができます。買
い物の履歴を分析することで、おおよその年収の予測も立つでしょ
うから、生活レベルの合う男女を引き合わせることもできそうです。
実際、楽天はグループ内に結婚情報サービスのオーネットを抱えて
いるので、結婚に向けて出会いの場のセッティングまで提供するサ
ービスも可能になりそうです
日本の国際競争力が復活し、日経平均10万円突破!
いま日本の男性が、世界的にも評判の高い日本の女性をほぼ独占で
きているのは、日本語の壁に守られているから。いまさまざまな分
野で話題になっている“ガラパゴス化”も、実は日本の男性がそう
だったのかもしれません
語学の壁が取り払われるということは、後で詳しく述べるように日
本人にとって大チャンスですが、一方で、世界中から安い労働力が
日本に入ってくるということ
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どこでもドアで場所の制限がない=フラット化する社会。現代でもInternetを使えば場所の制限はない。言語も翻訳機能が充実すればいい。大事なのは、心のドアを開くこと。
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ドラえもんのひみつ道具がもし現代日本で実現したら、
「どの企業が儲かるか」「生活がどう変わるか」といった観点から書かれた経済入門。
通常の経済書だと触れられない「誰が」得するのか、という視点がメインになっており、
「ドラえもんのひみつ道具」という題材とあいまって、とっつきやすく仕上がっていると思います。
経済状況の変化によって「誰が得するのか」という視点で経済を知りたい方に特におすすめします。
一つだけ気になったのは、現在の日本のデフレの原因を「グローバル化のため」としている点。
IMFサイトなどでデータを見ると、G7の中でデフレなのは日本だけです。
他のG7各国でもグローバル化が進んでいるのならば、グローバル化は
日本がデフレになっていることの説明にはならないわけです。
この点を注意すれば、経済入門としては非常に良い一冊なのではないかと思います。
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非常に面白い妄想から世の中の仕組みなどが勉強できて面白かったですった。
やっぱり投資って世の中の仕組みとして大事ですよね。 これからもっと投資・金融が若い世代を元気にして欲しいところです。
あと
僕としては、藤野さんの投資スタンスの一端が見えて楽しめました。
やっぱり投資は知識を積み重ねることも大事ですね。
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レオス・キャピタルの藤野氏の著作。
ドラえもんのポケットから出てくる「ひみつの道具」。タケコプター、どこでもドア…。
これら誰もが知っているアイテムが、実際に開発されて世の中に登場したら、
今生活している世界がどのように変化するのかを、まじめに「妄想」して、分析を行っています。
タケコプターの登場によって変化する通勤通学の形態、タケコプター事故に備える為のタケコプター保険、タケコプター開発で儲かる会社は?…など、ドラえもんの繰り出す「秘密の道具」が、実際の経済にどのような影響があるかを想像することで、現在の経済ネタから将来の経済ネタまで、わかりやすく記されている。
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「ゆかし」を起点に漫画のドラえもんの道具が現実に開発されたばい場合の社会、経済を
あとで続きかく。
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もしドラえもんのひみつ道具が実現したら・・・
誰しもが思ったことがあると思いますがそれをまじめに経済の視点から読み解いた一冊です!
本当にサクサクと読めるけど、話の展開の仕方がとても気持ちよくってまた深い。
タケコプターから話は始り色んな道具にもなっていくのですが、タケコプターの話をすれば、今までの二次元的な移動から三次元的な移動がみんな可能になれば、それに対しての規制やまた今までの交通の流れが劇的に変わり今まで有利とされていたものが有利でなくなり、世界がよりフラットになっていくことなど色んなことに波紋を広げ経済の在り方が変わってくることなどがわかりやすく書かれていました。
自分の好きな『空想科学読本』の経済版だと思います♪
経済が苦手な人も楽しく読めて、自分でこれからの事を考える力を養うことが出来る一冊だと思います!
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最近、経済新聞を読まない。
インターネット経由の情報以外だと、トレたまくらい。
インターネットでも、仕事に関連する記事ばかり追ってしまう。
そんな、私によい本でした。
経済入門という扱いみたいです。
視野や考えを広くしてくれる本です。
-印象深かった文----
ビジネスにおいても、いまは「時間の取り合い」と言われます。
-特にコンシューマですが-
って、考えると競合って、広いなぁ
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一つ一つのアイテムに対する考察・記述が浅すぎて、読み終わった瞬間、「ほんとにこれで終わり?」と思った。
読者をなめてる?「もしドラ」で釣りたいことが見え見え
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ドラえもんのひみつ道具が実現したら、経済がどう変わるか、を大真面目に論じた本。
タケコプターやどこでもドアなんて、実現は無理だと思うけど、でもそれが実現した仮定の世界って、イノベーションが起きたときの極端な比喩だと思う。
こういう風に極端な事例を考えていくと、現実世界での緩やかな変化にも敏感になれるのかもしれない。
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分かりやすく、読み易い。
「もしも」というところから、社会の変化を柔軟かつ真面目に考えられている本。
発想力の良いトレーニングになるかなぁ。
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まじめにタケコプターなどのドラえもんひみつ道具が実現した場合の経済および社会への影響が書かれている。これまで、iPadなど実現済みのツールで書かれた本はあったけれど、空想ものは初めて。わかりやすい。
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一番最初のタケコプターについては詳しく論じているが、それ以降の道具については一般的なことばかり書いてありあまり面白味はなかった。ドラえもんということで興味を引きつけたかったのだと思うが、いまひとつ活かされていない。