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著者もこの番組と共に随分と人生が変わったのだろう。イデオロギーや政治家への見方、考え方も。
ずっとサンプロファンだったので、この本で思い出す場面が多々あり、懐かしさが出てくるから不思議だ。
サンプロが何故放送終了となってしまったのかについては、釈然としないが、それは本文で自らの功績ばかりを書いているせいだと思う。
だから、読み手としては、「はぁ?」となる。
しかしながら、サンプロが終わったことは残念でならない。
テレ朝も面白い番組を捨てたバチを受ければいいさ。
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本書は政治の裏話について書かれた本というよりも、ジャーナリズムとは何かについて考えさせられる本です。
真実は、報道の仕方によっていかようにも曲げられてしまいます。しかし、田原さんは当事者双方から話を聞くというスタイルを徹底してつらぬきます。そのジャーナリストとしての姿勢を他のマスコミにも見習ってほしいと願います。
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これを読むと、サンデープロジェクトが果たしてきた功績が良く分かりますね。
ただ、それだけにサンプロを潰してまで始まった後番組のつまらなさが・・・。
夏野さんや長谷川さんなどが出てるのにね。
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現役が多いせいか、昭和後期や平成に入ってからの政治上の事件については事実が書かれた書籍が少ないと思う。田原氏が当事者として立ち会った事件の事実/裏側を書いている。加えて、ジャーナリズムの本質も書かれている。
しかし、「サンデープロジェクト」を中心に書かれているので、正直そこがくどい。いい番組だったと思うけど、そこまで押されると、引いてしまう。最後のページには「サンプロ」が6回も出てきてた。愛情が強すぎるからなのでしょう...
また政治にうんざりさせられる書籍であった。どうして何も変わらないのだろう。
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「サンプロ」が打ち切られるまでの21年間を、舞台裏の話を含めて書いてある本。
個人的には田原さんはクセのある人だと思っているが、「番組にはなるべく当事者を出席させる」「欠席裁判はしない」とし、自分と異なる意見の人とも敢えて議論を闘わせようとするフェアな姿勢は素晴らしいと思った。
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日本政治のタブー、というほどのものかは置いといて、90年台の日本の政治史を生々しく学べる本だと思う。そして政治家に限らず、「嫌なことにも逃げずに立ち向かうこと」ということは非常に大事だと思わされる。おうおうにして、立ち向かいたくない件に関して放置しておけば置くほどさらに状態は悪くなるので、しっかり向かったほうがよい。
のちの首相でも数年前までは総裁選の泡沫候補だった、というのは非常に興味深くて、何者もやはり地道な努力と逃げないことで成長していくんだなと再確認。
それとマスコミというのはやっぱり世論形成に大きなチカラを持っていて、政治や行政を批判的な目で見るのはいいんだけど、マスコミそのものも批判的な目でしっかり見極めることが必要だと思う。
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毎週楽しみに見ていたサンデープロジェクトの裏側。政治家とジャーナリストのやり取りが生々しくて面白い。