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そーなの、トップの成功体験なんて、しょせん過去の栄光なのよ!それをいつまでもふりかざされてもねぇ!!
って思う内容。もちろん、成功したことで学ぶことはあるけど、時代は変わるのよ。
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正式なルートで報告されていない「工場事故報告書」により、役員たちは大混乱。
証拠も証言もなく「会社の常識」により推理が展開されていく。
会社の論理、会社の常識を否定する必要はない。
運や偶然を卑下する必要もない。大切なのはどう有効利用するか。
という考え方に共感。
(図書館)
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これが会社という枠の中で、わずか数時間で起こったことだと思えなかった。
今まで読んだ中で一番ラストがスッキリしました。
やっぱりもう少し石持作品を読み続けよう。。。
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サラリーマン頭脳戦みたいな感じ。少し読むのに時間がかかったなぁ。サラリーマンの方が読めば、また何か違う風に感じるのかな。
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危険だ。関わりあいになるのはあまりにも危険だ。でも、恋人からのSOSに応えないわけにはいかない。入社7年目の若きサラリーマン、経営陣を揺るがす“あってはいけない文書”の謎に挑む!役員会議室と総務部で同時に提示された“工場事故報告書”が、混乱を引き起こす!これはいったい何だ?たまたま総務部に居合わせた草食系サラリーマンは、役員会議室で事件に巻き込まれた恋人を救えるのか。
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祖母の墓参りに栃木に来ている深雪と恋人の拓真が、一年前のお盆に会議室と総務部で同時に進んでいた「工場事故報告書」にまつわる騒動を思い出しているところから物語は始まる。あれはなんだったのだろう。松本係長と大木課長の二人の動機ははっきりとはわからないながら、あのことを境に会社と、そして何より拓真の心構えが変わったのだった。
誰がどんな目的で何をどう仕掛けたのか。会議室で困っている深雪を助けるために、断片的にしか知りようのない会議室での様子と、すでに知っていることから、拓真が答えを導き出せるかを松本に試されていた。それに応えようとする拓真は、かつてないほど会社員として熱くなったのだった。拓真の事と事とを結びつける想像力の見事さは出来過ぎの感が無きにしも非ずだが、ほんの些細な引っ掛かりをひとつも無駄にせずに理路整然と真実を導き出す過程は、読者もともに心躍る体験だった。ぐいぐい惹きこまれる一冊である。
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まさに、魔法使い。ひと思い通りに動かす。みにくさや、麻ましたでけでなく、持っていた能力を引き出すまで。
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す、すごかった…。頭脳戦。
こんなに建設的議論できない私!と思いつつ、社会人たるもの、このくらい自分の意見を伝える技術をもたなくてはいけないよなぁと反省。
たった紙きれ1枚のことで、これだけ展開していく凄さ。
途中でそのことに気がついて、思わずため息。
そして、読んでみると納得の装丁!
会社って何でしょうね。
与えてくれるものもあるし、かと思えば奪われるものもたくさんある。
こんなに尽くして何になるんだろうとか思いつつ、愛着湧いてきたり。
こうやって自問自答しつつ生きていくのが会社生活の醍醐味だったりして…。
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昼行灯と言われている人が実はキレモノだった!っていう設定、個人的に好きです。
サラリーマンの心理戦、というか頭脳戦みたいな駆け引きの中でお話が進んで行きますが、キレモノの思うように他人が誘導されていく、っていうのはある意味怖いなあ、という気もしました。
とはいえ、私もサラリーマンなので少しは見習って思ったことをすぐ口にするのではなく、効果的に伝える方法など、考えてみようという気持ちになりました。
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題名に引かれなんとなく読んでみたのだが・・・面白い!これは大当たりかも。お気に入りの作家がまた増えるかもしれない。とりあえずこの人の別作品も絶対読んでみます。いや~、これは楽しみだ。
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危険だ。
関わりあいになるのはあまりにも危険だ。
でも、恋人からのSOSに応えないわけにはいかない。
入社7年目の若きサラリーマン、経営陣を揺るがす“あってはいけない文書”の謎に挑む!役員会議室と総務部で同時に提示された“工場事故報告書”が、混乱を引き起こす!これはいったい何だ?
たまたま総務部に居合わせた草食系サラリーマンは、役員会議室で事件に巻き込まれた恋人を救えるのか。
(アマゾンより引用)
この作家さんの長編初めて読んだけど、面白かった。
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無能な経営陣の権力争い。こんなややこしいことしないよなーと思ったりしながら読んだけど、実は切れ者だった松本係長と、それについていく小林くんのやり取りは、面白かった。重役が次々撃沈していく様子は、ちょっと壮観。