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「プラ・バロック」の続編。
クロハは、動画サイトに投稿された殺人シーンの映像の真偽を調査するうちに、死体を発見するが・・・
全体を覆う、曇天のような、しとしと雨が降るような、暗いジトッとした雰囲気は嫌いじゃないし、取っ掛かりとかもいい感じ。
ただ、一気読みさせるパワーがないというか、場面の切り替えが唐突だったり、散漫な印象が残る。シリーズ化するにはキャラが全体的に薄いのも気になる。
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プラ・バロックの続編。
動画サイトに投稿された殺人シーンの謎を追うところから、物語が動き出す。
主人公クロハが暗いせいか、全体的にどんよりした雰囲気が漂い、スピード感もなく、グロテスクな表記も多いため、好みが分かれるかもしれないが、私は嫌いじゃないかも。
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映画にしてほしい。
配役は難しい。
満島ひかりとか?
うーん。
結城さんの次回作楽しみ。
場面転換の最初の読みはじめが疲れる。
印象的なシーンがないのが不思議。
ネット世界と現実世界の境がなくて違和感。
人が悪いキャラがうまいすごいいい。
我は安寧の守護者なり
しびれました。最後の終わり方せつなすぎて共感度大。
キャラの名前がカタカナなのがいい。情報量が一気に増えるきがする。
突然進展するのが好き。前触れなくどきっとする。
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第十二回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前作の
続きにあたるシリーズもの。個人的にはなかなかこの方の
文章との肌が合い難い。文章の主語の多用と人物名のカナ表記、
場面転換の切り替えなど...少々読むのに手こずりました。
ストーリーは多くの要素が詰め込まれており
興味深く追える事は確かです。事件のベースになる
動画投稿による連続無差別殺人の件は普通にミステリ
として惹き込まれます。その後、主人公「クロハ」の
親権問題や発砲問題、ネット上のバーチャルを運営する
曰くあるそうな企業...様々な要素が織り込まれていくんですが
その辺りの整理が上手く出来なかった...。
「サイ」なる濃いサブキャラが登場するんですが
その役割も終盤に事件の概要を説明する為だけに
現れて消えるw。みたいな印象を受けます。
警察小説推しのコメントに釣られると...きっと
微妙な印象でしょうね。もう少し開き直って
キャラ重視にした方が受け入れ易くなるのかも?
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続編だったみたいです。
前作を読んでないまま事件性が面白そうと読み始めましたが
言い回しがくどすぎて私の好みではなかったです。
事件性は好きなんだけど。出てくる名前がカタカナ表記とか
感情の表現とか読んでて物語に集中できず
なんとかやっと読み終わりました。
主人公がうまくひらめきすぎなのもイマイチかな。
ただ、前作を読んでないからイマイチわからない部分ってのも
あるのかもしれないので機会があったら読んでみたいです。
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2011.7.3 甥の後見人問題、殺人事件、暴力団の事件と3つの問題があり、一番興味がある動画サイトに投稿された殺人事件のが話がなかなか進まなかった。最後のほうは展開が速くなりどんどん読めた。
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孤高の女性刑事、クロハの奮戦を描く。今回も色々な背景を抱えながら、前代未聞の事件に独自の嗅覚で立ち向かう。なんだかんだですごかった。
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前作のブラバロックの主人公が再び登場する。
猟奇的な殺人シーンの描写が前作同様にゾクゾクしてリアル
話の内容的に前作を読んでないと背景が把握しにくいかも
ヒロインの私生活絡みについては、すこし同化しにくく無いほうが
良く感じられたが、次回作があればきっと過去を吹っ切れた
主人公が描かれる事を期待する。
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世界観は好み。女性警官が主人公なのもよい。前作の鼻につく表現が薄れたのは良かった。
カガが出てきた時点で、少しだけ幻滅。安っぽいスターシステムな感じがする。
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2008年、「プラ・バロック」で第12回日本ミステリー文学大賞新人賞を獲得した、その続編。
とにかく読みにくい。スタイリッシュな文体と考え抜かれた構成で、評価を受けているらしいが、本当か?主人公にも肩入れできず、本をどうして最後まで読んでしまったんだろう、と思ってしまう。
それが著者の手法ならば、まんまとやられてしまった…でも、ないよ。
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動画投稿サイトに忽然と現れた、四つの映像。不鮮明なその映像には、『回線上の死』というタイトルがつけられ、私刑によって誰かが殺されるまでが映し出されていた。悪戯か?それとも本物なのか?管理官から三日間の捜査を命じられたクロハは、映像の中にある奇妙なズレに気付き始める…。圧倒的な緊迫感と、予想を上回る展開。新鋭、渾身の長編警察小説、堂々の完成(「BOOK」データベースより)
クロハシリーズの2作目。
今回の事件は消費者金融立てこもり事件が組み込まれていたので、「なんで今頃あの事件を彷彿とさせる事件を使うかなー」と思ったり、
オンラインのRPG内で行われる某犯罪が出てきたりして、「使い古されたネタだよなー」と思ったり、
割と中身に関してはシビアに見てしまったかも。
あとタカハシ位魅力的なキャラクターがいなかったというのも残念(サイはいまいち中途半端だったんだよなー)。
ただ今回も犯人予想へとつながるミスリードはうまかったです。
ドラマ仕立てな感じだったのも一作目と同じ。
カガがちょっと丸くなってて驚きでしたが、こんな風に絡んでくるならウェルカムだなぁ(一作目は強引さが目について嫌悪感が先走ってしまいました)。
サイと○○との対決シーンなどの緊迫感もよかったし。
ラスト、最愛の甥、アイとの関係が決定的になる場面はちょっとうるっときましたね。
孤高の女刑事・クロハの今後も気になるところです。
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事件自体は面白い。
今の時代、ネット動画を使ってのこういう事件はあってもおかしくないと思う。
そういう点はゾクゾクして評価が高かったのですが…
終盤にかけて、何だかなぁと思ってしまった。
もっとゾクゾクをキープして終われた作品なのではないかと思う。
だから、残念過ぎて星は二つです。
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動画サイトに投稿された殺人の様子を記録したと思われる映像。これだけで食いついちゃいました。こういうテーマの映画とかもつい観てしまう。モデルになってる(と思う)Youtubeには膨大な映像が投稿されていて、その中にはかなり危険な映像も多々あって、臆病な私はホンモノはまったく観れないし、観たくないんですけど、フィクションなら別。「リング」じゃないけど、謎の映像って設定は好奇心をそそられるのは確か。代替え行為なのかもしれないけど。
で、これに人気オンランゲームの闇がからんでって…題材がとことん今時。
何の説明もなく「動画サイト」でYoutubeの画面がほとんどの読者の目に浮かぶんだから、10年前にはあり得なかった話だなーと思う。
表現やなんかは“中2的”でちょっと私には居心地が悪く感じる面もありましたが、話自体は結構オーソドックスな警察小説だと思う。警察内部のゴタゴタ感なんかはクライマックスのハラハラを盛り上げるのに一役買ってる。大組織だから方向性決めてちゃんと動けるまでエンジンかかるのに時間がかかったり。主人公暴走気味ではありますが、スーパーウーマンじゃないのは好印象。ただ「甥っ子」の話はなんで「息子」にしなかったのか、疑問でしたが前作があるんですね。そのうち読んでみようかな。
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プラバロックの続編
助けた甥と暮らし始めたアゲハだが、義兄にアイを連れ去られてしまう
「殺人動画」の捜査をするアゲハはその動画がガチであることに気付き、殺人現場を特定する
その後未遂で終わった殺人の被害者を確保し実行犯人を逮捕したものの真犯人にはたどり着かない
実行犯を殺害した真犯人を追い、アゲハはプロの殺し屋に殺されかけながら漸く犯人と対峙し逮捕に至る
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前作よりもクオリティは高い。
ただ、もう少し"クロハ自身とバーチャル世界”の繋がりを含めてほしい。