紙の本
時間の流れが違う
2017/10/19 20:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
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彼女が森崎書店へやってきたきっかけはアレですが、森崎書店で過ごす日々の時間の流れが少し違うと感じた。なんというか、いなかの祖父母の家で過ごすかのような。
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本当は『ちよだ文学賞』の本誌を借りて読んだんだけれども、なんだかヒットしないのでこっちで登録。
映画化するし、一応自分も神保町勤務なので読んでみました。
まぁ、内容としては普通かな。
文章も新人賞とかにありそうな、読めなくはない程度。
でも、普遍的に心温まる物語。
絶賛!っていう訳じゃないけれども、なんとなく大切にしたくなるストーリーでした。
神保町の描写は、もうちょっと、あと一歩欲しい印象でしたが、恋愛にちょっと引っかかりがある今現在の私が読むと、勇気がもらえる一言がありました。
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付き合っていたと思っていた男から急に結婚すると言われて捨てられた私。あまりの衝撃に会社もやめて、眠り続ける無気力人間になってしまう。ある日、神保町で森崎書店という古本屋を営む叔父の家に居候する事になった私が、生き直そうとするまでの日常つらつらと書いた物語。叔父との乾いたようで優しい関係に心温まるとでも書けばいいんだろうけど、予想どおりの展開に退屈です。
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失恋して全てを失って新しい仕事先で魂の再生みたいなパターンが最近多いような。更に映画化。
まぁ今に始まった事じゃない、黄金パターンかな。
でも珍しくこちら、男性作家さんなのですね。
とか言ってますが、神田が舞台なのでちょっと懐かしく楽しめました。
古本まつり、結局機会がなくて行けてないのよねぇ。
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読みやすいですが、
1カ月後に覚えているかと聞かれたら、「うーん」と考えてしまう1冊です。
古本屋さんで失恋した女性が・・という設定ですが、本・人・恋について、どれか1点掘り下げて書いている本ではないので、「日常生活」を読みたいなと思った時にオススメです。
登場人物が、みなどこかひっそりと温かい人たちというところは、いいなと思いました。
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古本屋さんに住む。夢のような環境☆読みやすく、一気に読めました。二部構成になっていて、二部に入る時に「一部だけでは少し物足りない」「でも二部までこの世界観続けられるのかな?」とやや不安に。最終的には、全編読んでスッキリした。
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読んでてスッキリする本。貴子が本にハマっていく場面なんか自分とカブって余計感情移入してしまった。しかも作者の書き方がすごく読みやすくて物語に入り込みやすい!何回でも読みたいなぁ。
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サクッと読める一冊。
叔父さんの貴子に対する愛、は良かった。
まぁ全体的の山谷は予定調和、というか。
その分安心して読める、というか。
「古びた古本屋の2階に間借りして住み込む」という
なんとも羨ましいシチュエーション。
私は古い物が好きなので、本書を読み進めながら、そういった情景を妄想するだけでも良い、と言えば良い(私はね)。
地方在住なので神保町のことは知りませんが、
少なくとも、一度行ってみたいと思いました。
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読んだ期間*2010年10月12日〜10月14日
“本が好きな人間にとって、この街ほど素晴らしい環境は二つとないからね。ここで店をやれることを、僕は誇りに思っている。”
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10/10/13読了 本もだけど本屋も好き。この本に登場した本はいつか読むだろうか。とか考えながらあっという間に読み終えた。
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特にひっかかる所もなくこれがちよだ文学大賞なのねぇ、程度に読みましたが、続編があったことで正編がキラっとしたような気がしました。
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失恋した女の子が古本屋さんの2階にまがいするお話なのですが、
古本屋さんのおだやかでゆったりとした時の流れの中に身を置くなんて、羨ましすぎるお話です。
とても読みやすく、気持ちのいい作品です。
ここは深く描いてるのに、ここはあっさり流していくんだね・・・と、もう少し神保町の雰囲気や本の事、いつの間にか終末になった所とか、もう少し欲しい気がしちゃいますがそこは想像で楽しみました。
映画化もされるみたいで映画も観たいと思います。
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なんともあっさり。
まるでナレーション付きの映像をみてるかのようだ。
意外と、古本屋で働いてる期間は短い。
もうそこメインでもいんじゃね?と思うほど羨ましいシチュエーションなんだが、短い。
ぽんぽんと展開は早いような気がしたが、一方で作品中の雰囲気はゆったりしてて不思議と楽しめた。
文章うんぬんより、雰囲気がよかった、そんな感じかなぁ
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神保町のとある古書店の、とある女性と周りの人の物語。読み終わって作者の方が男性だと知りびっくりでした。こんなに細やかに女性の恋心がかけるなんて。切ないけど甘い物語でした。
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続編に色々感じさせられた。何故桃子は出て行ったのか、悟の涙の訳。貴子の「人はそれぞれでいいんだ」の言葉は深い意味がこめられていたのだとわかります。映画をご覧になった方だと、読むスピードが遅くなるはず。そんなことが本を読む楽しさを思い出させてくれる一冊。