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社長と、専務の二人のリーダーがいて、社員の良いお手本となっている。褒め方も、社員のモチベーションを高めてくれる。お客様の要望を一つ一つ聞いて、成功した会社。お客様の為とはいえ、1時に起きて、準備されるそうだ。頭がさがる。なかなか真似できないが、一個でも、何か真似できたらいいな!
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この本を読んでさいちに行きました。見た目は本当に小さな小さな田舎のスーパー。しかし20台ほどある駐車場は満車。
見た目で洗練されたものは何ひとつない田舎のスーパーです。
本の通り洗練されていたものは見た目ではなく味。
見た目も味も決して派手ではないおはぎに不思議と温かくなる気持ちがしました。
中身が徹底的に洗練されてこそ本物が創られるを実感しました。
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惣菜重視で伸びる中小スーパー。
企業のカタチは一つではない。
勇気付けられるお話がいっぱいでした。
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さいちというスーパーのおはぎに込められたある商売人の話。
こ店では、惣菜部門が全体の50%、年商6億。
原価率は60%だが、ロスゼロで利益は40%。1日2万個、売れるおはぎの理由は?
1.ターゲットを明確にしている。
4700万人の町で高級料亭の味は必要ない、ライバルは家庭の味、として、目標を明確にし、限られた資源をうまく分配している。
2.どんな資源をどのよう活用しているのか。
社員教育にお金をかける。時間とお金をかける。研修は業者に委託。
また、社内では指導者自らが懇切丁寧に教える。また、工場にモニターをおいてうれる現場を中継し、モチベーションをアップ。
3ヶ月で味は作れる。という言葉は、ホリエモンを思わせた。徹底したリアル主義。またみんなのまえで注意すること。
3.手書きの収支表、簡単に全体像をつかむことができる。電子書籍も同じ。
商いは飽きない、日々磨き続ける。
渡邉崋山、共存共栄。江戸時代の画家。値上げはしない。→先手の信頼関係つくりをきっかけに業者との信頼関係、品質お金の交換する、客の信頼関係。それがあれば業者は勝手に値段を下げるし、客もリピーターになる。
1日2万個を売り上げるおはぎの理由は、ターゲットの設定と正確な資源分配、そして信念と努力によって支えられている。
なぜ、チラシがなくてもいいのか、→チラシできてもリピーターにならない、口伝えによる顧客獲得を目指した。品質をたもつことを忘れずに。ビル・ゲイツを思い出した。→バラの数で勝負しない。
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仙台中心地から車で30分ほどのところにある秋保(あきう)。この町にあるスーパー「さいち」の代表取締役社長、佐藤啓二氏による著書。
“一回のお客を一生の顧客にする非常識な経営法”というサブタイトルが付いていますが、書かれている内容はとにかく誠実です。大手や拝金主義の同業者にとっては非常識で真似できないものでしょうけども、商売における基本的な姿勢を理解させる良い本だと感じます。
・さいちのお惣菜の原価率は60%。ロスゼロを実現しており、40%は利益になる。
・従業員が幸せでなければ、お客様を幸せにすることはできない。
・お客様に褒められたとき、「この子がつくったんですよ」と言って、その惣菜を作ったスタッフをお客様のもとに連れていく。するとその従業員はものすごい感動を受ける。
・「正」という字は五感の集約。そのひとつが欠けても「正」という時にはならない。正しくない商売は絶対に長続きしない。
できそうでなかなかできない商売哲学。休む時間もなく、毎日汗を流さねばなりません。けれども、根っからお客様のためを思って商売しているからこそ、責任と誠意をもって取り組めるのでしょうね。大手コンビニの研修員へのひと言のエピソードは、「さいち」を守りたいという思いがよく伝わってきました。
スーパー「さいち」の取組姿勢は驚嘆に値します。誰もができることではないけれど、当たり前のことを日々実践している。従業員にもその哲学が浸透している。最近はとかく合理化、効率化が求められますが、無味乾燥なチェーン店より、こういう哲学のお店に長続きしてもらいたいものです。
仙台の方にはなかなか行かれませんが、機会があればぜひ寄ってみたいと思います。良書。
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不思議な商店のお話。売り切るという商売の仕方そのものがもう真似のできないもの。考え方の根底からちがっている。