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図書館でたまたま見かけ、表紙がボストンテリアだったので思わず借りてしまったが、正直、いやな気分が残った本。
著者は青山ケネルスの社長さん。
この人が、犬が好きで好きでたまらないことと、「犬屋」としてのプロ根性が並みでないことはよくわかったが、この人の言う「いい犬」の基準もあっちとこっちで言ってることが変わるし、自分の犬好き度、プロ根性の披露?に終始してる感じで、この本で何が言いたかったのかよくわからない。
いい犬はいいよ~、素晴らしいよ、犬を飼うなら値段の高い犬を買うべきというけれど、著者の言うような高い値で(ン十万円)売ってる犬ということなら、貧乏人にはいい犬は飼えないってことにも思えるし、責任もって飼えよ!と言ってるけど、じゃあ、動物保護センターにいる犬たちの里親になるとか、そんな選択肢についてはどう考えるんだろうと疑問にも思う。
犬好きだけあって犬に対する姿勢には共感するけれども、そこかしこに、本当にいい犬は高いからね、というのが見え隠れしていて、あまりいい気分じゃなかった。
犬好き一般市民が犬と暮らして得られる喜びについてはほとんど具体的に書いてなくて、こんなタイトルだからこそ、愛情と責任をもって飼えばお金のあるなしは関係ないよ、という内容を期待してたのでがっかりした。
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そういえば30年以上前から青山通りに犬を売って居る店があった。
青山ケンネル、著者はそこのオーナーだそうだ。
過激な表題のせいで損しているか。
貧乏人は飼うなとは書いてない、内容はごくまっとうな意見だと思う。
犬は人ではないから犬として可愛がるべきだと。
最近二頭目の犬を飼い出したところなので、興味深かく読む事ができた。
犬の良し悪しはオーナーとの関係が一番大事だと思う。
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このキャッチーなタイトルと犬の写真で読んでみた。中身は・・・。自分の生い立ちや成功記録な部分が3分の2を占めているので ほぼ読むとこなし。文章も下手というか、なってない。そういうものだと思って読んでも 一体、この類の出版物は何のために書かれているか毎度謎に思う。
青山ケンネルにいけば、作者の言ういい犬に出会えます、という事は分かった。商売だから、犬は品物。宝石や高級アパレルと一緒。そういう見方もあるし発展もしてきた。よい牧羊犬になるよう品種改良するのは有りだとと思うし血統証をつけるのも当然。だからその磨きぬかれた品種を牧羊犬としてではなく都会のマンションで飼うのであれば、犬屋は売るべきではないのではないか。