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ビジネスにおける必読書の紹介を星野リゾートの事例を絡めて紹介。その紹介された本を読むことが、もっと大事。施設の裏側をもっと知りたかった。
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過去の戦略から導き出した答えをホテル経営に役立てる。
星野さんは、自分の中でそれを噛み砕いて社員にわかりやすく説明し、みんなを巻き込んで実践していくから成功しているんだろうなぁと思った。
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■教科書
①注目するのは、書棚に1冊ずつだけおいてあるような本だ。こうした本は流行の波を乗り越えて、体系化された理論として生き残り、定石として一般的に認知されたことを示している。
②理論をつまみ食いしないで、100%教科書通りにやってみる。
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変化が大きいほど、実は原理原則に立ち戻った方が成功の可能性が高い。星野リゾートは、ユニクロと並び、原理原則に忠実な企業だと思っていたが、この本を読んでなるほどと感じた次第。
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星野社長の打ち手が教科書に沿う形で、非常に分かり易く述べられています。
印象に残ったのは、教科書どおりにやっても出来ないという人は大抵、教科書の一部だけをつまみ食いしているからダメなのであって、初志貫徹して教科書どおりにやればうまく行く、という言葉でした。
一貫して教科書どおりやれないのは体制的な問題もあると思いますが、自信の無さの現われのような気もします。
星野社長の芯の強さに敬服いたします。
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自分がどんな本を読んで戦略を立ててきたのか、有名な星野リゾート社長が経験を交えながら紹介。ある意味、本の紹介をするための本だ。囲碁や将棋に定石がある様に、ビジネスにも定石があると言い、その定石というか教科書通りにビジネスを行うことで必ず実績を出すことが出来ると主張。自社の状況を客観的に捉え、必要となる戦略を見つける選択眼はスゴイ。大好きな戦略本もたくさん知ることが出来て満足
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星野リゾートの経営は教科書どおり。
その教科書となった書籍の紹介と実例、他に産業に参考になる事例など。
今一度基本書となるものの読み込みをしようと思う。
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3カ月以上かけてゆっくり読みました。途中で紹介された本(14冊)を、読みながら進んだため、終わるのに時間がかかりました。内容は、名著の紹介ですが、本を実践して、結果をだしていることに感服します。少しづづ真似し始めています!
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私自身の総括としては、「うぅ~ん、正直微妙で期待以下」という印象。
星野リゾートの星野社長が、いかに親から引き継いだ家業を立て直し、業容拡大させたのかが、とても薄っぺらにまるで宣伝かの様に語られております。
それでも、企業経営者として素晴らしく実績を残されている星野社長が、実際の企業経営に資すること大!と評価されているビジネス書が色々と紹介されているので、読者がビジネス上抱えている問題点を解決してくれそうな古典的ビジネス本を見つけ出すには有用と思います。
私自身も、読んでみようと思った書籍をいくつか本書からピックアップし、本書自体は即効で古本屋に持ち込みました(笑)。そういう本です。
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新しい本ばかり最近は読んで鋳たが、これを読むと、教科書というか、古典も大切だと感じる。でも、古典は高いよね。
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星野リゾート社長の星野佳路氏の経営戦略は、
常識破りに見えるようで実は「教科書通り」なのだということを示した本。
実際、星野社長は、
「教科書に書かれていることは正しい」と断言しているようだ。
では、まずどんな本を教科書とすべきか?であるが、
それについては書店に1冊しか置いていないような古典が役に立つとする。
流行の流れを乗り越えて生き残った本だからだ。
次に読み方。
1行ずつきちんと理解しながら読んで、分らないところを残さない。
そして書かれている理論を理解しながら、自社でどのようにあてはめるかを考える。
星野氏は教科書とする本を持ち歩き、繰り返し読んで、
思いついたことは本にメモをしていくらしい。
そして、実践。
100%教科書通りにやってみる、ということが大事だという。
3つの対策が必要だとあった場合、
そのうち2つできているからいいやなどとしてはいけない。
とにかく3つなら3つの対策をすべてとることが重要だとする。
確かに、そうやってやりきれる人や会社は少ないように思う。
だからこそ、やりきることが大事なのだろう。
では、どのような教科書をどのように使ったのか、
その実践例が13事例紹介されている。
現実場面ではいろいろな問題が起きるわけで、
そのときに教科書を信じきるというのはなかなか難しいと思う。
だけれども、きちんと理解して、信じて実践し、結果を残す、
そのプロセスを感じることができる。
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【感想】
星野リゾートの社長の星野さんが
経営の教科書を参考にしながら判断をされているということから、
どんな本を参考にして、どんな成果を上げてきたのかという事例が載っています。
具体的に読まれたという本がたくさん載っていて参考になるのと
星野リゾートについてのケーススタディが読むことができます。
一つ感じたのが、星野さんという方が、
天才経営者風を装って、感覚だけを頼りに判断してきましたというのではなくて、
本当に教科書どおりを目指しましたと断言するあたり
経営者として素晴らしい人なんだろうなと思います。
こういう人の元で一度働いてみたいですね。
【引用】
・基準を持たない経営判断では、すぐに良い結果が出ないと、「自分の判断が間違っていたのではないか」と疑心暗鬼になってしまう。もう少し辛抱すべきときでも、何とかして短期的に改善したくなり、それが経営のぶれを生む。
・現状を打破するには経営判断の方向転換が必要である状況も多々ある。そういう時に理論的な根拠がないと打ち手にリスクを感じてしまい、結果として何も判断せずに現状維持になってしまう。
・「3つの対策が必要だ」とかかれていたら、1つや2つではなく、3つ全てに徹底的に取り組む。そうすることによって初めて教科書の理論が効果を生む。
・「サービス提供の作業を分業化し、世界中で共通化するのが外資系ホテルのやり方。だが、日本の旅館は部屋数が少ないため、外資流のサービス分業を導入しても、採算を取るのがむずかしい。
・製品やサービスの質に差がなくなったとき、お客様は買いやすい会社、手間をかけずに安全に早く欲しいものが手に入る会社を選ぶ
・「お客様が大きな不満を持つゲレンデのレストランこそ、100%保証を取り入れる意味は大きい。アルツ磐梯のサービスへのこだわりをお客様とスタッフに伝えよう
・ミス撲滅委員会は3つのルールを定めた。
①ミスを報告する人は「実際にミスを起こした人」「他の人が起こしたミスについて知っている人」のどちらでもよい
②ミスをした人を絶対にしからない
③ミスを報告してくれたことについてしっかり褒める
・「認知率はある程度、広告費と比例する面があるが、知覚品質はそうではない。サービス業において、知覚品質を高めるのは社員の力である。
・「経営ビジョンを実現するために、調理はどうあるべきか」「メニューはどうするのか」と考える
・「ターゲットが絞られていないと、どのお客様にとっても不満はないが、感動もない施設になってしまう。
共感度の高いコンセプトがあれば、スタッフにとってわかりやすい判断基準になる。どのサービスが必要で、どのサービスを切り捨てるべきかすぐにわかる。
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リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャー(コトラー)
のポジションによってどの戦略をとるかが変わる
リーダーの戦略は、価格競争に陥らないこと、同質化(ニッチャーの打ち出してくる独自のサービスをすぐ取り入れる)など
コモディティ化した市場で勝つ
製品やサービスの質に差がなくなったとき、お客様は買いやすい会社、手間をかけずに安全に早く欲しいものが手に入る会社を選ぶ
「アクセス」を高めることによって、他社と差別化できる
(The myth of excellence)
短期的に見ると、製品ラインの拡張は常に売り上げを増大させるが、長期的な効果は無残で結果としては売り上げが大きく落ち込む
マーケティングにおける最も強力なコンセプトは、見込み客の心の中にただ一つの言葉を植えつけることである(アル・ライズ)
一つのターゲットに一つのブランドを使う
インタコンチ、クラウンプラザ、ホリデイイン、ホリデイインエクスプレス
(ブランドポートフォリオ戦略 デビッド・アーカー)
製造業で一般的な「保証」がサービス業にはほとんどない。機械よりも不確かな人間が提供するサービスこそ保証が重要
(クリストファー・ハート「いかにサービスを収益化するか」)
アーカー「ブランド・エクイティ」
ブランド価値を決める要素
認知=知られているかどうか
知覚品質=お客様がどのように感じるか
連想=ブランドについて思い浮かべること
ロイヤルティ=リピーターになってくれるかどうか
他のブランド資産=トレードマークなど
エンパワーメント
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以前からこの人に興味を持っていた。それはMacを使っているから。そんなことで、事業家としてもすごいんだろうなと思い購入。
教科書通りに徹底的におこなうという考え方はとてもすんなりと心を捉えた。学生の頃、教科書を全て理解していれば希望校に合格するって言われていた気がする。試験は教科書に書かれていないことは出題されないとも。
この本で言う教科書。その通りにやるためにはかなりの理解力とやはり応用力が必要だと感じた。
感化されやすい私としては、その通り!ってテンションがあがり、紹介されている教科書を片っ端から買うぞってなっております。(バカだな~)
私はごく平凡な(凡人以下か)田舎の自営業者なのですが、こんな私にとっても教科書となるものなのでしょうか・・・
それにしても読みやすい。著者の取材力と編集能力に感服しました。
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経営において先人の理論を忠実に実践することの重要性を訴えている一冊。教科書をよく理解し、忠実に取り組めば必ずうまくいくという星野社長の考えは、星野リゾートの成功を見れば納得。