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4にしたい3。
星0.5がほしい。
そしたら4になるかもw
最初はウォーターボーイズやタンブリング(映像だけど)ぽいなぁと思って読んでたんですが。
なので、そこまでハマらずにサクサクと読んでました。
でも、本当最後の2分30秒のところで、ちょっと泣けてしまった。
不覚w
やっぱ青春モノって(・∀・)イイ!!よね~。
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スポ根ものにはあまりハズレはないですよね。
朝井さん。デビュー作の桐島、部活やめるってよを読んでファンになりました
たしかにこの作品ほうが力強いし、文章力もあるかもしれない。それでも桐島のほうがなんか繊細だったかな。あんまり好みではなかったかもしれない。もともとスポ根系が好きではないからかもだけど。読みづらかった。
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柔道一家に育った晴希は幼馴染みの一馬と小学生の頃から柔道を続けてきたが限界を感じて怪我をきっかけに大学柔道部を退部する。同じく退部した一馬とともに男子チアリーディング部を結成して全国大会を目指す青春スポーツ物語。
これぞ青春!!
青春スポーツ小説の王道とも言える展開なんですが男子チアリーディングにスポットを当てたのがよかったのと現役大学生作家さんならでは臨場感がたっぷりです。
デビュー作でリアルな高校生の心情を描くのが上手いなぁ~と思ったけど更にスケールアップ。
15人という大勢の個性的な登場人物を魅力的にリアルにきっちりと書き分けてその心情がビシビシと心に伝わってくるのはさすがだなぁ~っと思う。
「誰かを応援することが主役になる」「誰かの背中を押すことが、自分の力になる」
ベタかも知れないですが何かに真っ直ぐ、一生懸命打ち込む姿はやっぱりかっこよくて美しくて素晴らしい。
青春の時代は遥か昔ですがそんな気持ちを思い出して熱くなって読みました。
題材も新鮮でチアリーディングって馴染みのないスポーツを素人にも判るように丁寧に説明してくれてるので競技にも興味が湧きました。
笑って泣いて熱くなれること必至の青春スポーツ小説です。
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朝井さん二作目の本。
「桐島〜」より全然面白かった。
こちらが思いっきりヤング向けと言いきってしまうとするなら、チアは大人が読んでも楽しめると思う。
所さんの番組で、女子高生のチア部を追ってるのを見たことがあるので、それを思い出しながら読んだ。
表紙の裏に技の紹介がイラストで描かれているけど、ちらっと見ただけじゃあ覚えられるわけもなし。
それでも楽しめる。
情景描写も豊かに、躍動感も豊かに書かれている。
「桐島〜」で止めなくてよかった!
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柔道をやめた一馬と晴希が何か面白いことやろうと始めたのが男子だけのチア。
チアの専門用語が出てくるから最初は読みにくかったけど、このチアメンバーそれぞれが抱えている悩みがわかっていくと、それからは熟読できた。
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青春、スポーツ、自分探し群像劇。
登場人物が増えすぎてややステレオタイプになっているのが難。
ただ、泣ける要素がそろってる。
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メンバー16人、ごちゃごちゃしすぎるかと思ったが、それぞれ的確に書き分けられて、それぞれの悩み、コンプレックスなどが、個人を超えてメンバーとして昇華されていく。人間が多い分雑なところもあるような気がするが、その分いろんな人の視点で語られ、そして勢いがある。
ここで一句ではないが、溝口の名言はおもしろかった。一番のお気に入りだ。
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うん。青春小説。もともとチアは大好きなので入り込めた。技の名前はいまいちピンとこないけど…。
映像化してほしいと思った。そっちのがわかりやすい。10.12読了。
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前半はよくあるパターンの青春物って感じでイマイチ読み進まなかったけど、後半それぞれの抱えているものが見えてくると面白くなった。随所に出てくる名言もいいし、比喩も分かりやすくてよかった。文章の瑞々しさは前作同様。一馬とばあちゃんの件が泣かせる。
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柔道をやめたカズが男子チアを始めた。同じく柔道をやめたハルと一緒に。
ふ…不覚にも涙が…。(いろいろな意味で)
大学生のオトコノコが本気でチアやったら迫力だろうなあ。
会話のテンポがうますぎて爆笑。すごい。
「どうでもいいこと話していい?」「おう」「月島駅って月なのか島なのか駅なのかはっきりしろって感じだよな」「駅だろ」
「ずっと言いたかったけど、ハル音痴やねん!」「……」「ずっと言いたかったけど、ハル音痴やねん!」「聞こえてなかったわけじゃねえよ!もう一回大きめに言ってあげるなよ!」
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話題性だけではもっていけない、
真価を問われる2作目。
イイ。
今しか書けない小説ってアリだと思う。
みずみずしくて、青臭くて、私は大好き。
忘れてしまった色んな想い。
理由をつけて、
できない理由を探して、
縛っているのは自分自身なんだな。
お気に入りは溝口。
いろんな経験をして、
いろんな作品を生み出してほしい。
素敵な作品をありがとう。
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「ウォーターボーイズ」と「風が強く吹いている」を足して割ったような話。違うのは、ここに書かれているのがチアリーディングの話だってこと。
登場人物が多すぎ、個性が書ききれなかったうらみが残ります。金・銀・銅の三人組の、銀と銅の扱いなんかヒドイものです。
その他双子は出てくるし、過去にチームメイトを傷つけた経験者は出てくるし、「風が強く吹いている」と被り過ぎ。
この話だけ読めば楽しめるけど、先行作品を読んでいる人は、どうしても既視感にとらわれるでしょう・・・。
団体競技に素人が取り組むという土台が同じである限り、共通項があるのは仕方がなく、ここではチアの魅力が書ければ、それで成功だと思います。
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男子大学生がチアリーディングを始める。
はじめると言っても人数をそろえるところから苦労するので、スカウトする場面とか面白かったなぁ。最終的には演技を見て入りたいという学生も加わりそれなりの体制になるんだけど。
それぞれが個性的、それぞれに悩みがあるのが、チアを通じで仲間を意識していく過程が面白い。そこまで物語にのめりこめなかったけど、青春って感じ。
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柔道の道場主の長男・晴希は姉やおさななじみの一馬と柔道に打ち込んできた。でも、負けなしの姉と較べて自分の限界を察した晴希は、怪我をきっかけに柔道部退部を決意。幼くして両親と死別した一馬は、大学チアリーディング界初の男子チーム結成を決意する。
甘い、文章も展開も構成も人物描写もすべて詰めが甘い。
でも、青春ものが好きだから、つい読み進んで泣きが入ってしまう。
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柔道一家に生まれた晴希。誰よりも強くストイックな姉の背中を見て育った晴希だったが、怪我をきっかけに柔道から離れることに。
そんな時、幼馴染の一馬から、「一発、おもしろいことことしようぜ」と男子チアリーディングの存在を知らされて・・・
キャラクターの描き方うまいなぁ。
話の中心となる晴希と一馬はもちろんなんだけど、格言好きの溝口、大食漢で心優しいトン、関西弁でノリのいいイチロー&弦、真面目イケメンファッション音痴な翔、ハゲ店長、デココーチ、タケルにサクに金銀銅、陳や尚史、卓哉と卓巳。
チーム全員、個性があって、その個性を丁寧に描きだしていてよかった。
ドラマ化したら面白そう。
その時はぜひ溝口役を桐谷健太さんで!!
人は苦悩を突き抜けて、歓喜を勝ち得る。
溝口が何度も自分に言い聞かせる言葉。
いい言葉だぁ。
ただ勢いで描かれた感じもちらほら感じられたかな。
ユーモアもあって楽しく読ませてくれるんだけど、センシティヴな文体だからサクサクは読めないんだよね。
スポーツがらみの青春小説だから、もっとテンポよく読ませてもらいたかった。
この辺のバランスは難しいところなのかな。
あとラストもあそこで終わるかぁ。
後日談みたいなものを期待してしまっていたので、やや拍子抜け。
でも勢いのまま終わるあのラストも、ありっちゃーありなのかな。
何かに真正面から真っ直ぐに取り組む素晴らしさ、楽しさはすっごく伝わってきたので、その点は二重丸です。