紙の本
入門書ではない?
2017/07/14 18:29
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投稿者:のべっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょいと進められて易について初めて手に取った本がこちらでした。が、正直、すでにある程度の知識を持った人が読む、あるいは辞書的に使うというイメージですね。これを読んで易をわかろう、易に親しもうという人に向いているとは言い難いと思いました。
しばらくは読むのは封印して別のもう少し親しみやすい本を探したいと思います。
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のんびり読んでいるが、読み終わったらまた始めに戻り、他の易経関係の書物を読んではこちらに戻るという読み方をするような気がするので、永遠に読み終わらないのではないかと思う。
点文、古文訳、現代文訳、語釈のほかに占例を入れて、すべてを文庫本一冊にまとめたのは、評価できると思う。
でも、ビギナー向けの本で、ビギナーが気がつく間違いがあるというのもかなり問題か?
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三浦先生の易である。コンパクトでとても読みやすい。中国や日本の占例も書いてあって、読んでもたのしい。ユングやカプラなど、西洋の見解も引いているし、太極図のただしい配置やその他参考になる図も多い。長く本田先生の訳を読んできたが、付き合わせてみてみると、本田先生の訳は象数に精しかったのだなと思う。本田先生は自己の見解を抑えて、伝統的経学の観点から解釈しているので、よく分からない部分があるが、三浦先生の訳はすんなりわかる。貞を「問う」(本田訳「正しい」)、朋を「お金」(本田訳「友」)、孚を「捕虜」(本田訳「まこと」)と、思わず、そうかと分かる解釈がある。未済卦は、どの本をさがしても占例がないとのことだが、ぼくじしんは中国に初めて行ったときに、この卦に遇った。勉強が未完成に終わることを暗示していたのだろうか。
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悪いのは私です
はい、角川さんちのビギナーズ・クラシックスです
前にこれで『八犬伝』を読んだときに、なかなか上手くまとまっていて、入門書としてかなり出来がよく感じ、他のを読んでみたいと思ってたんですが間が開いてしまいました
で、なんとなくラインナップを眺めていたら中国の古典もあって、しかも『易経』とかあるじゃないですか
で、おお!と思って読んでみたんですが…
ぜんぜんビギナーズじゃなかったです
めちゃくちゃ難しかった(・ัω・ั)
でもそうだよな『易経』を分かりやすくってことになるとこうなるよな〜
つまり六十四卦の分かりやすい語訳が書いてあって、参考に過去の占例が載ってて、常に持ち歩いて易占をする時の簡略版で使ってちょうだいってのが本書だったんです
僕易占いしないんで…
そうだよなぁ…一個の意味に確定できないもんなぁ…
なんとなく求めていたのと差が激しすぎてギブアップです
(一応「読み終わった」にならないので最後まで流し読みはしました)
つまりは初の★1でございます
ごめんなさい『易経』なめてた
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確かに易経といえば、こうなるのだと思います。
易64掛の意味合いを優しめに書いている。
ビギナー用としては、中途半端だと思う。
64掛を解説しはじめると、文章だけだと無理があるから、もっと簡略でもよかったかも。
それより、易経ではないけど、ビギナー用に、陰陽の説明とか、八卦が表す事象とかを詳しくしたら、面白かったと思うのだけど。