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文に多少のクセはあるもののさほど気になるまではいかないかと思う。
内容は変態な主人公が内向的な変態から外向的な変態になってしまう。
原因は建前を、いらないものを誰かに渡す石像の猫、"笑わない猫像"に無くすよう祈ってしまったのが始まりだった。
展開は変態だからこそ出来る行動を繰り返す。
恥を知っていては出来ないようなこともやる。流石、王子。
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おもしろかった。
おもしろかったんだけど・・・うまい言葉が見当たらない。
建前がなくなる設定は斬新。
内容もすんなり入ってくる。
変態度は・・・そんなに高くない?
けどあれだけ本音で話して、あんなもので済むところがうらやましい!???
それが恋愛に発展するのが納得いかない~~~。
まして気がつかないのも納得いかない~~~。
何よりきになるのが。。。
1巻完結じゃないの?
2巻どころか5巻まで出ているのに驚きを隠せない!
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巻名のとおり主人公が見事な変態であった・・
最初は、イケメンだったのに一気に変態扱いへ・・これは辛いw部長が鈍いおかげで、主人公の変態性には気づいていないし凛としたキャラなのに、どこかアホな子なのがまた可愛いい!
おねぇちゃんいいよ!
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とにかく可愛い、その一言に尽きます。
表紙絵で買った人も多いのではないでしょうか、僕もそうです。
そしてこの表紙絵のどこに変態王子成分が入っているのかというと、もうてんこもりです。
もう冒頭5ページ読めばこの作品がいかに病的に変態かがよくわかります。猥雑ではなく、あくまで変態です。
そしてこれを聴いて 著者は変態 と思う方が多いでしょうが甘いです。著者どころか絵師さんも、担当編集ですらも変態です。もう変態達の作り上げた変態ラノベです。
とりたてて卑猥な表現は取り上げられてはいないと思うので、下ネタが苦手な方でも手を出せる作品かと思います。ですがやはり変態なので、下ネタ嫌いの人は向いていないかも、ごめんなさい。
しかし表紙の月子ちゃんが可愛いと思ったなら、買って損なしです。思う存分萌え倒してください。
一巻完結で読める作品だと思います。
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主人公の感情やキャラクタ性に一貫性が無く、どうも展開に無理矢理合わせたような不快感が付き纏ってきました。
特に終盤は酷く、つじつま合わせで山場を作った感じが否めませんでした。
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本音と建前を取り返すために奮闘する二人の男女のラブコメディ。
といってもあんまり恋愛は重要視されてない感じ。
主人公は変態だし女の子はかわいいし依存症ぎみだし、なかなか今後が楽しみな作品。
ただ、設定だとか感情表現だとかに深く考えさせるようなものはない。
良くも悪くもエンターテイメント作品。
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本音と建前をあることがきっかけでなくしてしまい、それを取り戻すために奮闘する高校生男女のお話。
読了後思ったのは、面白い!
設定も面白いし、女の子は可愛かったです。
最後に姉との関係をどう収集すけるのかと思ったら、やっぱりラノベでしたね(笑)。
いい意味で安心しました。
次回以降このお話をどう転がしていくのか、楽しみです。
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評価:☆3.5
アニメ化も決まった人気シリーズということで読んでみた。
ひょんなことから建前を失って本音や煩悩全開となった主人公の陽人の変態っぷりは面白いし、テンプレキャラではあるけどもカントクさんの絵もあって(ここ重要)キャラは可愛い。
でもあのオチは納得いかないな。散々意味ありげに引っ張っといてそれ?って感じ。流石に無理があるでしょ・・・。
後、文章がくどい。建前とか本音とか、言いたいことはわかるけどちょっとしつこい。
総合すると期待外れ感の方が大きかったかなという感じ。
猫像の設定はなかなか面白かったし次巻で挽回してくれることを願う。
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霊験あらたかという都市伝説の猫像に祈ったところ建前をなくしてしまった変態少年と、感情表現を失ってしまった泣き虫少女のお話。
こういうたぐいの、日常を微妙に逸脱するエロコメっぽい話で、もどかしく思うことが結構あり、これも評判を見て読んで見ることにしたのだが、その類のもどかしさを強く感じたのだ。
自己分析的にだが、この話では割りと端的に合致したようなので、ようやく言葉になったという気がする。
要するに、物語的に必要な、困難の克服というシュチュエーションに対して、その困難を設定しているのが、克服しなければならない主人公自身である、というのが、なんとも腑に落ちない感覚を覚えさせるのだ。
物語論で、多くの物語は主人公が旅立ち、問題を克服し、何者かを得て、どこかにたどり着く、という形式に収斂されるという。
最近流行りのライトノベルの一ジャンルとして「人間関係に問題のある人物がそれをなんとか克服しようとして藻掻く」姿を面白おかしく書くというものがあるが、その類の共通項として「必要な所で行動をやめてしまう」「不要な所で極端な行動に走る」シーンが散見される気がする。
だからこそ人間関係に問題が発生するわけで、ある種物語の骨子であり、それなしにはそもそもお話として成立しないのだが、どうしてもそれが、自分で自分の目の前に置いたハードルに見えてしまうことがあり、それが作為に見えやすくなってしまうと思うのだ。
いや、もちろんのことろ、自分が実際に生きていて、要らないことをしてしまったり、必要なときに口が動かなかったりすることはある。実に多々ある。が、フィクションは事実よりも自然な理由を要求するものなのだ。
この話も、評判良いだけあって、面白くないわけではなかったのだが、そのようなところで釈然としないものを感じるところがあり、簡単に外部に困難を設定できるバトル物のような爽快感を得ることができないのだ。
人気を保ったまま巻を重ねているわけだし、先の方では感じてしまう作為も薄れるかもしれないが、さて、どうか。
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「本音が見え」ない少女、「建前に頼」る少女、「建前すらもな」い少年の「不完全」な3人が織りなす青春ラブコメディ。ヒロインが複数いることで、そして例によって鈍感且つ答えを出さない主人公がいることで、若干のグダグダ感が認められるが、非常に楽しめるライトノベルだと思う。随所に、作者・さがら総さんの賢さの光る作品でもあった。
ところで、この手の作品における男性キャラクターの「本音」とは、つまるところ「エロ」に求められる。本作でも「建前」を失った主人公「横寺陽人」は、ところ構わず「エロ」発言をすることで「変態王子」なるアダ名を付けられることとなるわけだ。
僕だって男性の一人として、その本音に「エロ」があることを否定はしない。しかし、最近のサブカルチャー作品には、あまりにも本音が「エロ」であることをおおっぴらにする作品が増えすぎているようにも感じる。そもそも、男性の本音が「エロ」であることは隠しておくべきもの――それが隠せているか否かは別にして――ではなかったか。思春期を経て、自らの本音の中に「エロ」があることに(自己分析的に)気付くというのが、これまでの道筋ではなかったか。
もし、こういった作品によって自らの本音に初めて気付くというのであれば、もはやそこに世代間によるギャップが存在していると言わざるを得ない。実際、(かつては性の目覚めすらなかった)小学生でさえも、これらの作品に触れている可能性があるわけである。ただ誤解してほしくないのは、僕はそういった作品や事象を否定する気はない。若い人たちを理解する上で、そのような差異を考えておく必要があると考えるだけだ。
【目次】
カラーイラスト
変態王子と笑わない猫。
変態さんと笑わない猫
なにかが喜びだれかが不幸
妖精さんは怒らない
哀しむ前に声を出せ
気楽な王の斃し方
変態さんと、今はまだ――
あとがき さがら総
あとがき カントク
(イラスト/カントク)
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☆5寄りの☆4。面白かった。
「本音と建前」というテーマが一貫している中で、キャラ、掛けあい(という程でもないが面白い)、そして文章表現(ラノベの中では最高峰)がどれもハイレベル。さらに叙述トリック(?)もあり、満足だった。
……あれ? これ☆5じゃね?
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建前を言えなくなって本音しか話すことができなくなった主人公。
泣き虫を治すために感情を失ってしまったヒロイン。
主人公が変態なことばかり言っているのが気になるが、猫神さまの力に驚くばかりである。
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横寺陽人は頭の中身が煩悩まみれな高校二年生。ひょんなことで"笑わない猫像"に祈ったら、心で思ったことがいつでもどこでも垂れ流しになってしまった! 人生の大ピンチを救ってくれたのは、クールでキュートな無表情娘、筒隠月子――
「頭の先から尻尾の終わりまで撫でまわしたくなる感じの子だなあ」「変態さんですね」「ち、違っ、褒め言葉の一種だよ!?」「裁判沙汰の多そうな変態さんですね」「!!??」
とにもかくにも猫像のせいで喪われた本音と建前を奪還しようと、ふたりは協力してアニマル喫茶に行ったり水着を買いに行ったりお嬢様のペットになったり――ん?
第6回新人賞<最優秀賞>受賞、爽やかな変態×冷ややか少女の青春迷走ラブコメ!
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随分前にアニメでちらっと見て以来。
あれ、こんな面白かったかな(´ ` )?
やっぱり主人公目線のストーリーのほうがいいね!
クーデレツンデレいいわあ
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アニメOPのMADを見て可愛いと思い、中古が安くなっていたのと有名なのとで買ってみた。街で噂の猫像に祈ったら建前を言うことができなくなってしまった男の子と、表情を奪われた女の子が主人公。男の子の本音だだ漏れな男子高校生的エロ妄想に付き合うギャグラブコメかと思ったら、割と真っ直ぐ青春な物語だった。テーマは本音と建前とシンプルながら、ヒロインの月子の可愛さも心地良く嫌みなく自然に!伝わってくる。サブヒロインの小豆梓の学校で見せる建前と過去とほんとうの姿が物語を繋ぎ飽きさせない。姉の性癖はファンタジー入っているが(脳筋なところも)ハッピーエンドの大円団で終わらせずちょっぴり苦い後味を遺すところも丸。
本音だろうと建て前だろうと話さなきゃ伝わらない。テーマが明確で変にキャラクターが萌えに媚びず、ストレートなのが良かった。キャラクター達が本音でぶつかっているのが心地よい。主人公が変にモテたりヒロインがわざとらしくつんでれったりしないところも良い。結局主人公はヒロイン2人から好かれるわけだが、主人公の起こした行動と伝えた言葉から納得。女の子の話したことで判断するのではなく、唇の片方が上がったり眉の上がり下がりといった細かい点を観察しているのが好感がもてる。そういう男子はもてるよ!
あとカントク絵が可愛い。丸っこくて手足がちゃんと太くて、どの方向を向いている顔にも安定感がある。絵柄と塗りと線がきれいに調和しており、安定感がある。イラスト集が欲しくなっちゃった。
話も面白く絵も可愛かったので、言うことなし。次巻も読みたい。