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生活を変えるIT機器を使えば、もちろん会社も変わる。
それを実践して、社員満足度を日本一へ導いた会社のサクセスストーリー。
しかし、そのようなIT機器を導入するまでにはきっと様々な困難があったはず。社内で浸透したら、それが満足度につながるのは当然なので、そのプロセス(何が問題点で、それを解決するためにはどんな作戦や、はたまた努力をしたのか)がもっと踏み込んだところが知りたかった。
とはいえ、現在の時代の流れに乗っている成功した例なので、最新機器導入に踏みとどまっているお偉いさんに読んでもらうには最適な一冊だと思う。
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オフィスに電話がないってすごいな。でも確かに今はSkypeや携帯があればこと足りるよね。遣唐使制度というのもすてき。
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成功した会社の社長さんが書いた本ということで、小難しくてえらそうかな~と思いましたが、経営の知識がない私でも分かりやすく書いてありました。
ただやっぱり経営者の方や、IT会社関連の人なら一般常識かもしれませんが、知らない言葉も出てきました。
まず「クラウド」という言葉がありましたが、これは後ページでクラウド=雲、インターネット上を雲にみたて、クラウド上でデータを処理することだそうです。
あとは「サイトとスプレッドシートのフォーム機能を組み合わせると、稟議申請や営業報告などの報告書類をすべてグーグルアップス上で管理することができます」
とか、うすぼんやりと便利なんだろうなあと思いますが、人には説明できません。
この本を読んでいてとても自信が感じられますが、成功したからこその自信なのでしょう。
以前社員のための制度がとても手厚い会社を知っていましたが、会社をまわす収入が見込まれず、崩壊してしまいました。
大事なのは収入がきちんと入ることだとは思いますが、細かく1つ1つ活かせることが書いてあるので、自分のできそうなことだけ選んで実践してみればいいのではないかと思いました。
そして結論。
自分にできることをしてみよう。
これを読んで、私もモチベーションがあがりました
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タイトルの『社員満足度が高い』というところが、すっごく気になり読みました。そして、納得・・。会社がこれだけ社員を大切に思ってくれれば、満足度も高くなるでしょう!うらやましいかぎりの内容でした。
何か活用できるものは無いかと思いましたが、あまり無く・・・。業界が違うと、仕事の仕方も違いますから、当然ですが。
世の中には、いろいろな会社があって、面白いですね~。
この会社のように、社員を大切に思ってくれる会社が増える事を願います。
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参考にしたいことがいっぱいあった本。
「社員の幸せを常に考え、社員が効率的に働ければお客様にも良いサービスが提供できる」これが理念だと思います。
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/3597750.html
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本書でも書かれているが、目に付く制度や福利厚生自体ではなく、それがどうして出てきたのかを理解することが重要なのだと思った。
それは、この会社のDNAとも呼ぶべき文化なのだと。
ITを使った効率化についても、中小企業ならではのトップダウンによるスピード感は関心した。
また、動画を使った効率化は、一般にはなかなかできていないのではないだろうか。
理にかなっていて、参考にしたいとは思った。(会社の都合でなかなかできそうもないが)
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2010/12/06 記
社会、そして自分の会社に対して前向きで明るいメッセージを出している印象の良い本。
マズローの欲求段階についてもとても納得しました。終身雇用性から成果主義に変わり、(成果主義は同僚と競い合う関係になることから)上手く行かない会社も出てきたことを考えると、安全というものがどれだけ重要なのかを考えさせられます。
コスト削減による顧客への低価格で高品質なサービスの提供のくだりも、とてもわかりやすく使えそうです。
しかしながら、わたしがECスタジオで働いてみたいと思ったり、(将来的に必要があれば)ECスタジオに仕事を注したい、ということは有りそうですが、この本に書かれていることを用いて、自分の会社をよくする参考にはあまりならなかった……というのが正直な実感です。
なぜならば、「社長の理念においてこの本に書かれている活動」をしている会社が成功しているのであり、「この本に書かれている活動」だけをしても、決して成功しないだろうな、と思うからです。この本に書かれていることは成功の原因ではなく(一因ではあると思うんですが)、成功している会社が取っている行動であると感じたからです。
理念を理解せずに物まねをしても、本質からずれていきます。
例えば「顧客に喜んで頂けるサービスを提供する」にしても、目的が「スピード最優先なのか」「顧客が納得するまで懇切丁寧に付き合う」なのかによって、同じマニュアルを用いても、個人個人で提供するサービスは異なると思っています。
なので、各会社でこの社長と理念が異なるため、この本に書かれていることをそのまま使ってもいかんなぁと思うわけです。
(実際は、そのまま全部使う!のではなく、示されたノウハウの中で、「これは使える」と取捨選択して使うことを望んでいる本だと思います)
それよりも。
この会社が序章に書かれている通りの軌跡を通ってきたのなら、「理念をどのように見つけ」「上手いルールを提供するにはどうしたらいいのか」という試行錯誤の過程のほうが、興味深く、面白いものになるだろうと思います。そしてそちらの方が汎用的に使えるかな……と
社長さんが100人の社長に会って、トップダウンで情報共有をしたのか、社員と相談しながら体制を作ったのか、またそれらの手法をなぜ選択したのか……そういった「成功した結果」ではなくて「試行錯誤の過程と得たもの」を読みたいと感じました。
例えば
・序章にあるように「最初に失敗している」時に、なぜ倒産しなかったのか?
→利益だけあったんだろうか……そのときの会社の悪名ってとどろかなかったのかな? なんでだろう?
・試行錯誤の過渡期を経た社員はどんなことを感じていたのか?
→その時に残った社員はどんなことを感じていたのか。
(ネームバリューはあるでしょうが)自分のことは自分で分かっている社長さんが書くより、(分からない状態から入社して理念を身に付けた)社員さんが書いた本のほうが、(理解していく過程を書ける分)一般的には使い���手の良い本になる気がしています。
2010/12/09 再読
よいツールもあるので、なんかおかしいなと思って再読したんだけど……大きく印象は変らず。
無料だったり安かったりするツールを使いこなすには「ある程度のIT知識が必要」なのである。そもそもの情報少ないし、カスタマイズしないと支障が出るだろうし。
あと、セキュリティをきちんと考えておかないと危ない感じ。(WEBにあげるデータは個人情報を抜いたものだけにしておくとかね)
そんな訳で、この本はIT知識ない人は使えないだろうなあ。
(読者層にITに詳しい人を見越しているんだろうけど)
本に書かれているとおり、会社の理念を社員が共有して、全員やる気の会社ならばよいと思うのだけれど、下手な企業が中途半端に導入すると、危ない気もしないでもない。
そういった意味もあり、成功したやり方だけではなくて、試行錯誤の過程は見たいなぁと思いました。
ただ、普段考えないやり方が多く、いろんな視点が得られて面白かったです。
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読みごたえある。ためになる。
Google活用術などと合わせて、効率よく仕事し、なおかつ仕事を通しての満足度を上げていく方法が具体的に記載されている。
とはいっても、基本にあるのは、応用力、スピード、思いやりといった、シンプルなもの。
その基本が出来ていない組織が意外と多い。
仕事は本来、楽しいものであり、そうであるか否かという事は自分自身の思考や、それによって選択し引き寄せる環境にかかっているという事に改めて気づかされる。
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就活するにあたり、気になるタイトルの本だったので、手にとってみました。
社員満足度に関することが詳しく書かれているのが、1,2章。
今まで「お客様は神様です」が当たり前だと思っていたわたしにとって、お客様よりも社員を優先するというその姿勢そのものに驚きでした。
しかしなるほど、社員満足が顧客満足度につながる、というのに納得です。会社にも顧客にも圧迫されうる環境にある社員に配慮するのが、最終的には一番良い結果を生むことになる。
3章は企業経営の戦略、4,5章は、作業効率化のためのツール(ソフト)紹介とその利用法について書かれています。
前者では、テレビ局が取材に来たくなるようなことをして、宣伝費を節減したり、求人媒体を使わない求人方法などが印象的でした。
後者は、ちょっと捻れば日常生活でも使えそうな効率化の手法がずららっと述べられています。わたしはここで初めて「クラウド」について知りましたが、そのクラウドを利用して社内ポータルを構築する方法はすごいと思いました。
あとは、コミュニケーション方法の使い分けで、メールは読むだけで良いもの(返信のいらないもの)にすること、というのは目からうろこでした。返信までにタイムラグのあるメールよりは、スカイプなどでやりとりをした方が効率が良いのは確かですね。
企業経営に関する内容ですが、企業以外でも複数人で連携が必要なときのコミュニケーション方法として使えそうで、読んでいて楽しかったです。今すぐ使いたくなる方法ばかりなのですが、目下のところ使うアテがありません(笑)
ただ、この本に示されている働き方は、IT企業だからこそできる方法であることは間違いないです。「顧客に会わない」「電話を受けない」というのは、確かに効率的かもしれませんが、それでは済まされない業種などたくさんあります。
時と場所を選ばない働き方というのは、ITに関して知識を持ち、それを有効活用することを知っていることが条件。現状でそれができるのは、まだまだ一部の企業だけでしょう。
また、良いことずくめの本というのは逆に不安なもので……。
この本に載っている夢のような話はすべて実話だとしても、では、逆に負の面が一つもないかと言えば、絶対そんなことはないはずです。
できれば、1,2章の「社員満足度」に関わる部分をもっと拡大して、過去に採用されなかった制度も挙げて、「なぜそれが採用されなかったのか」というところまでやってくれたら良かったと思いました。
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「日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方」を読む目的は、今の職場でスグに実践出来ることは何だろうか?という事と自分が経営者の立場になった時に導入してみたいことはどんな事かを知るためでした。
これから読まれる方の為に、具体的なことは控えますが、スグに実践したいことが4つ、もし経営する立場になった時に導入したいことは5つほどありました。
そして、じつは、一番、本書を読みたいと興味を惹かれたのは、山本敏行社長自身のこと。冒頭はじめにの部分で、創業からビジネスが軌道に乗り、更に拡大させていくことを考えていたときに、創業メンバーが次々と辞めていく事態となってしまった。その時に、山本社長は、悶々としながらも腹を括り、「ゼロからやり直そう!」と覚悟を決めて、なんと1000人の経営者に会いに行ったという。
そして、たくさんのお話しを伺うなかで、ある共通項を見出した。それが、社員満足主義であったとのこと。山本社長は、これまでの利益第一主義から180度方向転換したと言われているけど、決して、社員を甘やかすとか機嫌を取るとか、利益は二の次というスタンスではない。「最も大切なのは会社の考え方であり、小手先のテクニックでは会社の永続的な発展、社員満足度の向上にはつながらない。」と明確に言われている。
さらには、すべての取り組みが「粗利益を生み出す」ことと「差別化を徹底的に行う」ために実践しているとも言われている。
タイトルに非常識な働き方と入っているが、じつは、EC studioで取組まれている働き方とは、社員一人ひとりに、存在価値を感じさせて、やらされではなく主体的に仕事に取組む環境づくりをしていると感じた。しかも、その環境を作っていくプロセス自体に全社員が参加している、意思決定プロセスに参加している感覚を感じていることが素晴らしいと思った。
つまり、ITツールや様々な制度の一つひとつは手段であって、本質の部分では、「人」として尊重され、「自己認識」を感じながら、「仲間」とともに仕事を通じて成長できる職場が実現できていることなんだろうと感じた。
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具体的にすぐできそうなことがたくさんあって、すぐさま実行したくなる。
経営者がいまだ社員側の目線を重視していることに感動。
最初はそうでも、段々乖離してしまいがちなのに。
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会社経営・運営にて、「社員満足度が第一」という点が受け取るべき点なのであろう。
それについては理解・納得できた。
ただ、各内容については各会社・組織毎に消化すべきでこのままではないだろう、と。
IT技術云々については、その内容よりも、中小ならばその決断を早くすべし、が肝なのではないかと感じた。
ひとつの成功例だが、まんま真似しても同じ効果は得られないと感じた。
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社員がバタバタと辞めていくような会社から、
社員満足度日本一になるまでの過程、そしてそんな会社になるためのtipsを紹介している。
全体的には、すらすらと読みやすいが少し内容がうすい印象。
というのは、既にgoogleのサービスなどはメジャーになっているので
新しいと思えるtipsがあまりなかったこと。
社員満足度を高めるというのが、若干漠然とした概念なので
それをするための手段が雑多になりうる?
それが業務の効率化や売り上げ増加に対してどのように作用するのかを、「売上があがりました、改善しました」と言うだけでなく具体的に示したほうが説得力があるかもしれない。
でも、こういった若い経営者は応援したいですね。
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タイトルにも非常識な働き方とある。本書にもあるような特殊な制度などを設ける会社は他にも聞くが、それを浸透させ、実行し続けるというのはなかなかできないこと。
まして、それで利益をあげ続けることができている点は学ぶべきことだと感じた。
後半のITツール活用については、これから起業を考えている人には参考になると思う。
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社員の満足度を第一に様々な工夫をしている内容が紹介されている。中小企業だからこそ可能な工夫がたくさん。せめて、クラウド活用ぐらいはウチの会社もマネして欲しいけど、セキュリティでNGかなぁ。