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ラデュレといえばマカロン。あの可憐で美味しいラデュレのマカロンレシピを、パティシエ フィリップ・アンドリュー氏のアドバイス付きでお届けします! 「わたしはお店で買うからいいの」というかたも必見。あの美しいマカロンがどんな過程を経て作られているのかを知る機会は、ほかにありませんから。
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「アーモンドマカロン」
※約50個分、作業時間2時間、焼き時間:1回12~15分、
休ませる時間:10分~1時間+食べどきまで最低12時間
■材料
[マカロン生地]
アーモンドパウダー 275g
粉糖 250g
卵白 180g(約6個分)+15g(約1/2個分)
グラニュー糖 210g
アーモンド(細かく刻む) 100g
[アーモンドクリーム]
バター 150g
パート・ダマンド・クリュ(アーモンド65%)(※)320g
ピュルプ・ダマンド(無糖)(※※) 120g
生クリーム(超高温殺菌タイプ。冷やしておく) 80ml
※パート・ダマンド・クリュ……アーモンドペーストの一種。ローマジパンとも呼ばれ、製菓材料店で購入できる。
※※ピュルプ・ダマンド……アーモンドのピュレで、日本での購入はむずかしい。代用には、なめらかなアーモンドペーストでアーモンド本来のビター風味が生きたものを。それもなければ生クリームを。
[特に用意する道具]
絞り袋
口径10mmの丸口金
■作り方:マカロン生地を作る
(1)アーモンドパウダーと粉糖を合わせ、フードプロセッサーにかけてさらさらにし、さらにふるいにかける。別の小ボウルで卵白15gをほぐしてこしを切る。
(2)180gの卵白をハンドミキサーで泡立てる。よく泡立ってきたらグラニュー糖の1/3量を加えて溶かすように泡立てる。さらに残りのグラニュー糖の半量を加えて約1分泡立てる。残りのグラニュー糖もすべて加え、再度1分泡立てて、しっかりしたメレンゲにする。(1)の粉をメレンゲに加え、ゴムべらでやさしく混ぜ合わせる。(1)のほぐした卵白も加え入れて混ぜる。ゴムべらで生地をとって上からたらしてみて、全体がつながってゆっくりと落ちるくらいになるまで混ぜる。
(3)クッキングペーパー(つるつる加工なし)を天板に敷く。絞り袋に口金をつけて生地を入れ、間隔をあけて3~4cm大にまるく絞っていく。マカロンの生地が均等に広がるように天板を軽くたたく。細かく刻んだアーモンドを適量ふりかける。
オーブンを150度に予熱する。
マカロン生地には何もかぶせず、18~20度の乾燥したところにおき、表面を指でさわってもつかなくなるまで乾かす(環境により10分~1時間)。オーブンに入れ、表面が少しぱりっとするまで約15分焼く。
(4)オーブンから取り出す。クッキングペーパーの端を持ち上げ、少量の水を天板とペーパーの間に流し込む。こうするとマカロンが冷めたときにペーパーからはがしやすくなる。常温で冷ます。残りの生地も同様に絞り出しては焼く。
(5)マカロンをクッキングペーパーからはがし、その半量を裏返してお皿の上におく。
■��り方:アーモンドクリームを作る
(6)バターをさいころ状に切り、ボウルに入れる。湯せんにかけるか電子レンジに入れて、柔らかいクリーム状にする(液状に溶かさない)。
別の器にパート・ダマンド・クリュとピュルプ・ダマンドを入れて混ぜ合わせる。そこに冷たい生クリームを加え、さらにクリーム状にしたバターも加える。平たい羽根を取りつけたハンドミキサーで、材料が乳化するようによく混ぜる。
■作り方:仕上げ
(7)絞り袋に口金をつけて(6)を入れ、(5)のマカロンの上に絞り出し、残りのマカロンを上から合わせてかぶせる。
マカロンは食べる前に12時間冷蔵庫で休ませる。
☆シェフのアドバイス
材料やオーブン、混ぜ方など、さまざまな理由でマカロンの表面が割れることがあります。理由はどうであれ、気を落とさないで! そして、ご安心ください。割れていても味は変わりません。経験を重ねるにつれきれいなマカロンができるようになります。
マカロンは最低12時間は冷蔵庫で休ませてください。時間と空気によって生地とクリームがなじみ、味と食感が繊細になります。
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あこがれのラデュレのレシピ本です!
見ているだけでも幸せ♪
これで、マカロン作っちゃおっか?
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お菓子作りは滅多にしない上、この本に出てくる様な繊細なお菓子を作れるほど器用じゃないけれど。
けれど。
装丁から中の写真まで素晴らしく可愛らしいから眺めて楽しむように購入。
砂糖菓子の優しくて甘い匂い。
繊細な食器たち。
子供の頃夢見た"おひめさま"の食卓のイメージです。
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とにかく装丁が美しくてうっとりします。
はなっからレシピ本としてではなく見て楽しむ本として購入しましたが見聞きしたことのない綺麗なお菓子のレシピは作れそうになくても好奇心をそそられます。
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ただ置いてあるだけで可愛い、開いて眺めてさらに可愛い。
この本のマカロンの配合はお上品な味になって素晴らしい!
ただこれからマカロン始めようという人には、
ちょっと説明が足りないので向きません。
ばっちりレシピも使ってますが主に観賞用です、やっぱり。
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美しい装丁。
ラデュレ好き女子には、堪らない珠玉の1冊かも。
ただ、私はサロンドテにも行ってみたけれど、まったくもって
ラデュレの価値がわからない人間だったので、、、友人の
オススメで買ったけれど、星2つ。
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ローズ、ピスターシュ、シトロン、キャラメル…ラデュレでマカロンを買うときのあのわくわく感ったら!迷いに迷って選んだら、宝物のように大事に持ち帰り、とっておきのお紅茶を淹れてティータイム♡
ピエールエルメも食べてみたけど、やっぱりラデュレ♡映画「マリー・アントワネット」に見るマカロンの華やかさ!サロン・ド・テ・ラデュレにも淡いピンクのローズが飾られ、つかの間の姫気分が味わえる。
ショコラやマカロンの持つ特別感、あのご褒美感はあまり異性には理解してもらえない。「お腹も膨れないのに…なんでこんなに高いの?」みたいな反応が大半。
実際お高い…ので、手作りしたことも。この本のレシピではなく、クック○ッドで三種。ローズ、ピスターシュ、バニラ。ピエも出来、まずまず成功…ではあったものの、完成まで実に二日を要した…。そして悟った、マカロンは惜しみながら食べるから幸せなのだと。大量に作って無理やりタッパーに詰めて保管するものではないと。
マカロンは贅沢なお菓子だからこそマカロンたりえるのである…。