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羽川さん視点ですすむので、今までの阿良々木くん視点では見られない各キャラの一面が見れたように思います。
やっと羽川さんは変われたんでしょうね。
目を背けて、目に入れないできたもの、自分から切り離したものを、自らの意思で抱え込む。
それがないから、人間らしくないような、自己満足な自己犠牲を行ってこれたし、気持ちが悪いほどの善人でいられた。
今回の阿良々木くん、出番は少なかったけど、めちゃくちゃかっこよかったです。
戦場ヶ原さんもとっても素敵でした。デトックスの成果がでてますね。すんげぇ可愛い。
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シリーズ新章は語り部が羽川さんになり、比較的真面目な小説になっていました。(阿良々木くんのようなテンポ良い、笑える語りではないです。)▶優等生である羽川さんが今まで自分から切り離してきた暗い部分に向き合い清算するお話。障り猫との手紙のやり取りにはジンとしてしまいました。(また、自身をきちんと分析している辺りは、やはり優等生だな感じました)▶羽川さんと戦場ヶ原さんのシャワーの話は、実際の描写は無くとも百合好きの心を擽られました。
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別視点でダレるかと思いきや、気付いたら読み終わるくらい引き込まれました。
掛け合いは相変わらずのハイクォリティーで面白かったです。
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相変わらずの西尾節で、シリーズを読んできたファンには安心のクオリティーでした。
しかし、完結に向かっているだけあって最終回の様な展開に少し淋しく感じす。
読んでて思ったのは今後出る、まよいキョンシー、するがデビル、なでこメデューサ、しのぶタイム、ひたぎエンドのストーリーがほぼ同時期に発生し、それを主人公である阿良々木暦が解決していく...という流れになるのかな?、まぁ最後には彼女たちが勝手に助かるんでしょうけどね
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読む暇が...とか言っておいて、その日のうちに読了。バサ姉の物語はこれでようやくひと段落かな。いつもとは違う語り口だったけど、面白かった。
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今回は羽川翼視点
相変わらず羽川翼は気持ち悪い
化物語(黒)とちがって、ひたぎさんが絡んでくるのでそこはGood!
まいまい成分と撫子成分はほとんどなし。
阿良々木暦もほとんど出番がないが、ラストはカッコ良すぎ!
そんなことより、随所で番宣している次巻が楽しみすぎるぜ!!!!
ただ次回は、ひたぎ成分は少なめっぽいのが残念で仕方がない。
追記
2012年02月11日
更正した戦場ヶ原ひたぎのギャグ会話が見られるのは、セカンドシーズでこの巻だけ(?)
相手は羽川翼なので、あまり会話のなかった更正前との比較ができないのが難点。
読み直してみて感じたのは、他のセカンドシーズと比べて意外と本筋がしっかりしてた。
セカンドシーズは(おそらく)執筆時間の関係で、本筋が全体の流れから必要ないものが多い気がする。
そんな作品の中、羽川翼の物語に一応の終止符を打たせた本作はマル。
それでも羽川翼は気持ち悪いけど…
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<ブックレビュー>
面白くなかった。「化物語」本編に比べると、「物語」それ自体の面白さは、はなはだ劣っていて、キャラ愛が無ければ、相当きつい。キャラクターへの強い愛着があれば、物語としては面白くなくても、愛着のあるキャラクターのいつもと違った側面や内面の葛藤や苦悩がみれるので楽しめるのだろうが、物語としての面白さを求めるものにとって本作はものたりないものだった。
本作では、普段はアララギの視点から語られ、見られている世界を羽川の視点から語り、眺め記述する。それは作品冒頭で羽川が言っているように、いつもは助手のワトソン君の視点から語っていた物語を、探偵自らの視点から眺め、語るかのようでもあり、これまでシリーズを読んできた者にとっては新鮮さがあった。
また、本作ではアララギは本筋にとって重要ではあるが、表だっては登場せず、物語につきまとう影のように、背後で何か一人でやっている。そのアララギが何かをやっているというところが、第三者視点で語られる本作の新鮮さをまた高めており、想像力もかき立てる。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・感想、書けない。絶対書けない。
名作。
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西尾維新いつものテーマ。本当の異常者は誰なのか。前作で異常性の明らかになった化物たる彼女が人間になる物語。
第二部スタート!
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前巻の「猫物語(黒)」とは対になっていない話。セカンドシーズンとは言って妙というか。
語り部からして違うのに、あまり違和感ないのはガハラさんの変わりっぷりに衝撃を受けたせいかも。
ツンデレはどこいった。
あと、あまりにもあけすけな次回作の伏線はどうかと。それを登場人物に話させるメタさも。
まあ、それが面白いのではあるが。
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やばい、言葉遊びは一旦休憩、戯言シリーズを彷彿とさせる重厚感。物語シリーズセカンドシーズンと言うだけのことはある。
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怪異以上の怪異、羽川翼の物語。
忍野メメをして、「あの娘はヤバいよ」と言わしめた「異常」である彼女の苦痛は怪異そのものであった…。
「異常」であるが故に「正常」であろうとする彼女の存在は「異常」と「正常」をテーマとしてきた西尾維新のキャラクター群のなかでもひときわ際立つ存在となった。
化物語、セカンドシーズンの始まりは「異常」が「正常」になる物語から始まったのである。
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ヒロイン自身が語り部となる、『化物語』2nd-Seasonの初刊。阿良々木暦が語り部ではなくなったことで、連鎖爆発の如き怒涛のボケ&ツッコミの応酬がほとんどなかったのは残念でしたが、一人のキャラクターをとことん掘り下げ、且つ成長していく姿を書ききったという本筋の展開は良かったです。かなり重かったですが。
しかし今回の扉絵。イメージチェンジした羽川翼の初のお披露目絵でしたが、あまりの「記号のなさ」=「普通さ」に、正にエピソードくんの「え、誰?」の感覚でした。
今後はイメージチェンジした各ヒロインの立ち絵が各巻の扉に載ることになるのでしょうね。
「髪を短くした状態での障り猫は、『HUNTER×HUNTER』のネフェルピトーにそっくりだな」と思ったのは、私だけではないはずだ。
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この猫物語[白]では語り手がいつもの阿良々木ではなく羽川で新鮮な感じがした。そして話の内容も主に羽川に関わる事である。
あとがきで作者が書いているようにこの猫物語[白]からセカンドシーズンという感じで書かれている。
忍野メメ曰く、一度でも怪異に『遭遇』してしまった者は、その後の人生において、怪異に逢いやすくなってしまう。そして以前障り猫という怪異と関わっている羽川はまた逢ってしまった、今度は虎の怪異に。解決しようにもなんと阿良々木は他の事の解決のためどこかで走り回っていて相談しようにも相談出来ない状態。仕方なく戦場ヶ原に相談したり色んな人との会話からヒントを得て羽川自信で解決しようとするというのが大まかな話。
これまでのような阿良々木のテンポ良い突っ込みとかはないがそれでも登場する人物達の会話は面白い。
読んでも読んでも阿良々木が出てこない。このまま出てこないのかと思ったらいいところで登場したw いやホント阿良々木さん格好良すぎですよ、惚れますよw
羽川自信のことはとても重いものがあり、しかしこれまで生きてきた環境がこれでは羽川がこうなってしまったのは仕方ないというかどうしようもなかった気がする。それでも羽川は最後には自分で気付くことができ、ちゃんと向き合えて良かった
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2010 10/29読了。有隣堂で購入。
『猫物語(白)』と言いつつ、(黒)と対にはなっていない新章突入第1段。
何が新章って、2学期になっただけじゃなく、語り部が阿良々木さんではなく羽川さん本人。
阿良々木くんが全然出てこないこともあって話が進む進む。
『物語』シリーズは中身がほとんどなにもない上に無茶に過激な阿良々木くんとキャラクター陣の掛け合いが好き、と公言する自分だけれど、阿良々木くん以外の視点での物語シリーズってのも新鮮だった。
ちゃんとした話があるし、盛り上がりもあるし、個々のシーンで「ここが好き!」ってのははっきりとはないけど、全体としては物語シリーズの中でもかなり好きな巻だったかも。
さあ、次はいよいよまよいキョンシーだ!