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2010/11/11:王道的な内容で読みやすかったですが、キャラも先の展開もあまりにも分かりやすかったです。
特に迅と穂波がキャラ重なる部分多くて混同しそうだったり、楓や蒼龍の存在感薄かったりでしたのでもう少しメリハリつけて欲しかったです。
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穂波が、えーと、『瑠璃の花に~』の深波を彷彿とさせるが、まあ、それはそれで流せる範囲。
この作者の前のシリーズは、二作とも途中で挫折したので、今回はどうかなぁ。始まり方としては、今までの中で一番好み。ただし、別に、これ、シリーズにせんでも読みきりでいいんじゃないの、という気もしないでもないが。一応、想いは通じているわけだし。
続けるとしたら、蒼龍の話とかがメインになってくるのかな。
とりあえず、次までは確実に買って読みます。
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他の方もレビューで言っていますが、先の展開があまりにも分かりやすいです。まあたったの一冊で予想不可能の展開というのも難しいかもしれないのでそれは置いといて。
キャラクターの性格もこの作者さんの作品に共通な感じ(一生懸命頑張る子みたいな)で、もう少しひねりというかアクセントが欲しかったですかね。個人の意見ですが。
ファンタジーといいつつ龍とかの存在感が薄かったので(まぁ主人公くらいしか今のところ使えないから…)、次の巻以降に色々出てくることを期待します。
なんか悪いことしか書いてない感じですが、この作者さんの作品はみんな和と中華みたいな世界設定で好きです。
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那岐の正体がわかりやすすぎてちょっと残念でしたが、全体的には好きな感じ。
戦う姫・和風ファンタジーが好きなら楽しめる話だろうなぁと思う。
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回送先:川崎市立川崎図書館
いくつかの要素が空回りしており、結果として何を読み手の前に伝えようとしているのかが明瞭ではないのが現状である。
確かに、姫将軍という役回りは理解しよう。しかしこれとて、はっきり言ってしまえば、『遙かなる時空の中で3』と基本コンセプトが似かたりよったり(確かに時代のバックボーンと要求されている恋愛事情が異なるのは把握しておくにしても、である)であり、明快な差異というわけではない。
そうでありながら、主人公にどのような意味を付与するのかというところで菅沼が欲張ってしまい、結果として姫ではあるが病弱な弟の代わりに戦場に赴き、そこでであった敵方の人間と恋に落ち、挙句の果てには政治体制のディストラクション(再構築)まで視野に入れるというあれもこれもが見え透いた主人公に仕上がってしまったのだ。
そもそも論で言えば、彼女が戦うことの理由が曖昧な部分が多いにもかかわらず、その部分に目をつぶっている印象は拭えない。
シリーズ化するかどうか未知数なだけにこのような詰め込みをやらざるを得なかったのは承知するにしても、消化不良を起こさせては元も子もないであろう。
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菅沼理恵さんの作品は、「星宿姫伝」シリーズ以来です。
「星宿姫伝」は正直途中で苦痛になってましたが、こっちは読みやすかったです。
ただ、結構予想通りに事が進むというか、最初の登場人物紹介のところでは、那岐と藤子は大きく描かれているのに飛鷹の姿は一切無しということで、たぶん那岐=飛鷹ということなんだろうなって予想が。
最初に出てきた男の子もたぶん飛鷹のことだと思ってましたが、「かず」って名前にひっかかりました。最後には「和」という漢字が出た時点で、ああ、和=なぎ=那岐ってことね、と納得です。
真犯人も途中から穂波怪しいって思ってましたし、予想外のことがあまりなかったです。
藤子に恋する飛鷹ってのもいいんだけど、なんかいい人過ぎるっていうか、イラスト的には好きなタイプなんだから、もっと強引なところがあるとおもしろかったと思います。告白のところもなんかあっさり終わってしまってて、キスくらいしたらいいのにって、ちょい思いました。
元々両思いだったってことで、これで完結でもよいのではと思いましたが、穂波とか元許嫁の河上幸政とか、蒼龍が出てくるのかな。
まあ、次巻も読んでみます、