投稿元:
レビューを見る
え~ん、やっぱり恐いよ~。
物語のなぞが明かされる巻。
とはいっても、私はあんまり謎について気にならずに読んできたので別に・・・
きれいな終わり方でした。
投稿元:
レビューを見る
海からくるものまではコミックスで読んでいたので、どうしてここで一度区切りがついてしまうのか気になっていた。
今まではどんなにすごい心霊現象であっても外に出ることができたのに、今回は一度入ったら出られない。
SPRのメンバーが次々と消えて謎の子どもたちと入れ替わっているのに、元の人物のことを忘れてしまう。
直接傷つけようとしてこないけれど、じわじわ精神的に追い詰められていくのが怖い。
そして事件が終わったあとの、ナルの件。
ずっと、麻衣と同じようにナルだと思っていた。
最後の麻衣のセリフが好き。
投稿元:
レビューを見る
「ゴーストハント」シリーズ最終巻(とはいえ、リライトされてない「ゴーストハント」のお話もあるが)。
秘密主義な渋谷サイキックリサーチの若い所長、ナルに関する、これまでにおわされてきた謎がすべて解ける。それもちゃんと持ち込まれた事件に対処しながら、ぼーさんと安原さんが二人でこそこそ話しあいながら謎を解いちゃうのだから、けっこーぼーさんってすごい。いや、そういう風に仕組んだ作者がすごいんだけど。
今回扱われる事件は、「怖い」というよりも「グロい」というべき類いのものだが、その生々しさはさすがのもの。
そして、ちょっと優しいナルもみれたりして、長い間冷血なナルとその他大勢の「楽しい仲間たち」を「見てきた(読んできた)」読者にとっては、うれしい。「仲間」の絆が扱われた話でもある。
ただ、「これで終わり!?」「続きがみたい」という気持ちになるのは確か。リライトでもいいので、手に入り難くなったゴーストハントをまた読めるとうれしい。
今回扱われる事件は、「怖い」というよりも「グロい」というべき類いのものだが、その生々しさはさすがのもの。
投稿元:
レビューを見る
名探偵ぼーさんシーンが無くて実にじつにじつに残念…。でも話としてはこっちのがまとまってるよね。前のは二つに分けろって言いたくなるくらいバラバラだったから。
投稿元:
レビューを見る
マンガを読み終わったとき、ナルとかの話がとにかく衝撃で本筋?のお化け話が全然印象に残ってなかったけど、今回もけっこう怖かったです…!
事件の真相部分では、なんとなく3月の津波とかが被って思えて余計泣けてしまった~
投稿元:
レビューを見る
昔、原作を読んだ時はそんなに怖いと思ってなかったはずなのに、今回読んだら調査が怖かった。
麻衣がすねたり八つ当たりしたりしたくなる気持ちも、でも無理矢理聞くのはどうかと思うって気持ちもわかる。でも、読みながら、麻衣は私よりずっとずっとまっすぐだなぁ、と羨ましくなった。
恋は確かに一人でもできるけど、でもそれだけで終わらない恋があればいい。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ最終刊。
終わりが切なかった。
今までの謎が解決したものの、麻衣の気持ちが最後まで気になって、まだまだ続きが気になる感じで終わったから続編ほしいとこだなーと思いました。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ最終巻。
今まで登場人物たちのことを能天気だと思っていて、本当にすいません。
能天気なんじゃなくて、前向きなんだな。
そして強くて優しい。単純にそう感じればよかっただけのこと。
書かれてある文章の、最後の文字を読み終えたとしても、物語はまだ終わらない。
読者が読むことができる物語はそこで終わるけれども、登場人物たちの物語…と云うか人生は続いている、間違いなく。
だから大団円なんてなくていい。
考えたら小野さんの作品は、そういうスタイルのものが多いように思う。
人生を描きたいのだろうな、と思った。
投稿元:
レビューを見る
まさかのオチだった。
お兄さん…
こんな終わり方でいいのかちょっと腑に落ちない部分もあるけど、
面白く読めました。
投稿元:
レビューを見る
TH版を読み終えてから幾星霜。
はっきり言ってラストがどうなったのかもかなりかすんでいました。
だから、この悲しみは実際2度目だけど、ほとんど初体験みたいなもの。
張り巡らされていた細い謎の糸がどんな模様を編んでいたのかが、ぐんぐんと見えてきて……。
つらいね。
ずっと「ナル」としか呼びかけてこなかった、と悔やむ麻衣の痛みが伝わってくる。
そして、それさえもきっと許していたであろう「彼」の気持も。
せつなくも、よいラストでした。
改めてTH版も読みたいなぁ。
投稿元:
レビューを見る
最終巻! いままでで一番怖くて、一番大事な巻になりました。
あの、子供二人の出現の唐突さには本当にぞっとさせられました。ページ読み飛ばしたか、と思わずさかのぼってしまって、なおのことぞぞぞっと。
あああ怖い怖い、と半泣きになりながら読んでいたのに、最終的には幽霊のことが怖くなくなってしまったのだから見事です。これで夜も安心して眠れます。良かった……。
最後の一文、好きです。そしてカバー裏をめくってまたぶわっと泣かされたのでした。
投稿元:
レビューを見る
ゴーストハント最終巻。前回の能登の事件で病院送りになったSPRの面々。
重症だったナルが強制退院して東京に戻る途中、道に迷って
行き着いたのがダム湖に面したキャンプ場。
ところがここで状況は一変。突然ナルからのSPR閉鎖宣言。
他のメンバーが勝手にキャンプ場に居座ることにしたところ、
村長から依頼が入るのだが、これがとんだ狸で・・・。
1巻から散りばめられていた伏線を一気に回収するのと同時に
依頼も解決するんだけど、どれもこれもが切ないのです。
解決した謎と、ちょっと残った謎。そして爽やかな終わり方。
だから余計に切なくて・・・。
本当は「悪夢の棲む家」に続いてるんだけどね・・・
それでリライト版をだしてくれたことに感謝感謝です。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ最終巻。ナルの正体、日本に来た理由、諸々の謎が一気に解決していく。
漫画版と違っていて、ぼーさんがナルに問い詰めるというより麻衣がぼーさんがばら撒いたヒントから徐々に突き止めていくような構成。
個人的にはぼーさんがスラスラ謎解きする方が勢いがあって好きだったけど、ジーンとの夢でのやり取りはよかった。
漫画版しか読んだこと無い私は、今回初めて見る場面もあってとても楽しめた。
ジーンが最後に言いかけたことは、麻衣じゃなくても気になる。
投稿元:
レビューを見る
色々な伏線がどかーんと回収される最終巻。
今まではどうしても「単なる水増し」感が否めなかったリライト版ですが、今作に関しては「おお! こういう風にしたのか!!!」と感心する所が強く。
元々最終話自体大好きな話でしたが、このリライトは悪くない、むしろ良いなぁと素直に思えました。良かったです。
話を読み終わった後、本の装丁を改めて見てみると……!
これは素晴らしいです。やられました。ありがとう。
ついでなので、ホワイトハート版の「悪夢の住む家」もリライトしてくれないかしら……。
投稿元:
レビューを見る
リライト版、完結です。
TH版を持っているけれど、やはりちりばめられた伏線が回収されるのはいつ読んでも気持ちが良い。それが哀しい結末だとしても、ね。
TH版はぼーさんの独壇場でしたが、リライト版では麻衣が助けられながらも自分で答えを見つけてくれて良かったと思います。
WHで出た「悪夢の棲む家」も是非リライトを検討していただきたいです。