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ヨーロッパ各地の写真を楽しみながらフォントについて知ることができる。
「技術的・専門的なことをだらだら解説する」のではなく、人に話したくなるようなフォントに関するトリビアが、コラム形式で色々紹介されている。
普段何気なく使っているフォントに対して認識を改めさせられ、面白かった。
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欧文書体の第一人者小林章氏による欧文フォントの実際の使用例。それぞれのフォントの成り立ちと効果が非常に分かりやすく説明されていて、なぜそのブランドにそのフォントが使われているかがすとんと腹に落ちる。今までそこまで気にせずに、感覚で選んでいたフォントだが、あながち間違ってはいなかったので安心したり。良書です。
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本屋で立ち読みして一気に読みきってしまいました。写真や画像が多く、文章も簡潔かつわかりやすいので、フォントデザインについてざっくりと知りたい私には最適な本だと思いました(^^)
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どうしてもフォントを選ぶ時に存在感のあるフォントを選んでしまいがち。でもそれは自分のエゴで、もっとフォントの個性を生かした選び方・使い方をしたい。
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あの有名ブランドはなんのフォントを使っているのか?デザインに関わっている者のみならず、読んでいるだけでもフォントの魅力を味わえる本。読んでいて面白い。
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立ち読み:2011/2/21
読了:2018/11/30
7年前(初版発行直後)に立ち読みしてたらしい…
驚いた。
THIS IS ITの字間とローマ時代の碑文の話でつかみはオッケー。ほんとに全ページ参考になる話、興味深い話でいっぱい。読んで良かった。
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こんなにもいろいろなフォントが世の中にあることにびっくりした。なかなか興味深い内容だったが、情報量が多すぎてやや消化不良になります。写真が多いので、ちょっと暇つぶしに見るのにはよい。
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フォントについての本。写真が多く、実例がたくさん載っていたので、楽しく読むことができる。ふだん何気なく見ているロゴ――どのような意図を持って、フォントを選んでいるのか、そして結果どのような印象を見るものに与えているのかという部分がすごくおもしろかった。
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全然違う本を目当てに書店に行き、5千円以上も払った後でレジの脇に並んでたこの本が目についた。
『フォントのふしぎ』って、ゴシックとか明朝体とかのアレだろ、そんなのに一冊の本にする程の何かがあるのかいな。そう思いながら一読する。「LOUIS VUITTON」のロゴはなぜ高級に見えるのか。著者は語る。
これは「O」がまん丸で、「V」や「N」の尖がった先端もシャープでかっこいいフツラ(Futura)というフォントが使われている。ただ、このフォントを普通に並べただけでは、字と字の間が詰まっていてヴィトンのロゴとはちょっと違う。文字間隔が標準よりずっと大きく開けられているのだ。このあたり実際のロゴをビジュアルに見せられるとよくわかる。
こういうフツラのフォントを用い、文字間を大きく開ける手法は、ギリシア・ローマ以来の石碑とかの碑文の流儀なのだと著者は言う。特に何十メートルもの巨大石碑の場合、下から仰ぎ見る者のために、文字間を開けるだけでなく、上の行の文字はより大きなサイズで、下の行はだんだん小さなサイズで書かれている。だから、下から見ると均一に見えるように出来ているのだという。これって、まるで左甚五郎がお宮の山門の龍頭を彫るのに尋常ではないサイズの大きな目と太い髭を彫って注文主をはらはらさせたけれども、山門のうんと高い位置に備え付けたら、その大きくて太すぎ目と髭がちょうど塩梅よい加減だったというエピソードとおなじではないか。
「DEAN&DELUCA」も近頃紙袋をよく見かけるが、このロゴに使われているカッパープレート・ゴシックというフォントには小文字がないのだという。確かに、ディーン&デルーカのロゴも、ロゴの下の文字もみんな大文字だ。
マイクロソフトのワードやパワーポイントが普及し過ぎて、ビジネスの文書のみならず町中のPOPや町内会のお知らせまでがいつも見慣れたワードかパワポの文章だ。だから、マイクロソフト流のフォントにはすっかり目が慣れきってしまっている。だからヴィトンのロゴのフツラやディーン&デルーカのカッパープレート・ゴシックのようなワードには装備されていいないフォントは、それだけで目に新しく感じるのも道理だ。
大体この著者、世界字体コンテストで2度も世界一になった御仁で、日本語でフォントのことを語らせたら右に出るものはいない文字通りの第一人者なのだ。この人が創始したフォントというのも何種類も存在するのだ。
ともかく「へぇ~」ものの蘊蓄満載の一冊で、最後には国際空港などで余りに見慣れた「Exit」のロゴさえ、じつはれっきとした作者のあるベクトーラというフォントであることが紹介される。この字体、遠くからでもハッキリと認識できる半面、フォント自体の個性はほとんど前面に出てこない。伝えるという機能だけがそこにあるという感じで。
このフォントを1990年に作ったのはアドリアン・フルティガーというデザイナーだそうだ。彼を尊敬する筆者は、形についての彼の言葉を紹介している。
「スープを飲んだあと、使ったスプーンの形がありありと思いだせるようなら、そのスプーンのデザインは悪かったということだ」
もう一度見慣れたExitの「ここが出口だよ」というメッセージだけが明確に伝わってくるロゴを思いうかべてみる。う~ん、納得である。
2000円は高くはなかった。
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アマゾンに勧められ、副題の「ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?」と表紙のセンスにつられて購入。予想以上に楽しい。一人で読みながら度々頷く。フォントの選択だって他のデザインと一緒で目的ありきだ。
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この本は面白かった。タイトルの「ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?」を芸大の先生が解き明かしていきます。
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街中のロゴが全部フォントとして気になってくる本。
有名ブランドや雑誌のロゴに使われているフォントがわかって非常に楽しい&興味深い。
フォントに興味ある人は絶対楽しいと思う。
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フォントの話。
組み方や文字の選び方のハウトゥ本ではなく、写真がたっぷり載った読み物です。
文字を選ぶこと、フォントを使うこと、その大切さとおもしろさが伝わってきます。
各国ごとの「書き方の文化的な違い」もおもしろいです。
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「ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?」
この一文に惹かれて購入しました。
実例を、写真をふんだんに使って楽しく解説してくれているので、
「なるほど!」とすんなり頭に入ってきました。
フォントを見る目が変わっちゃいました。
そして、フォントが大好きになりました。
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副題の「なぜ高そうに見えるのか」についての解題はさらっと序盤で終わってしまうけど、街で見かけるフォントの使用例が、フォントデザイナーの視点から豊富なビジュアルで紹介されてて楽しい。