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無意識なことを意識化してみる-この本の主張はこれである。
普段何気なくしている決断を意識してみることによって、自分という人間をより深く分析することができ、自分だけのこだわりが生まれてくる。
さらに、2択思考をすることで無駄な時間を省くことができ、社会が求めている人間力たるものを伸ばしていけると筆者は述べている。
書かれている内容の多くは一度は自分の頭の中で考えたことが多いものばかりかもしれない。しかし、筆者が私たちと違うのはそれを”意識的”にとらえ、こうして世の中に自分の意見として掲示していることだ。
ヒトは頭の中で考えるだけじゃなくて、実際に”頭の外”に自分の意見を出してみる必要があると思う。
この本は自分の意見を代弁してくれているようで、非常に助かったと感じるとともに、これからは自分の意見を積極的に”外”へ出していこうと思わせてくれた本であった。
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世の中には、取り消すことのできない決断の方が圧倒的に少ない
ゆっくり決めようが早く決めようが、失敗するものは失敗するし、しないものはしない
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2択思考で考えると決断が早くなるというのだが、そのためには日頃から常に意識しておくことが重要で、基準を幾つか自分の中で「公式化」させておく必要がある、と説く。
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素早く決断するための思考法。自分の趣味嗜好を分析する意味でも参考になる。逆に型に嵌ってしまう懸念も?
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人生はどんな局面でも2択。どちらか選んだらもう片方は見ることは出来ない。これが人生。
だからこそ質の高い選択をしようということ。
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人間は日々いろいろな決断を迫られている。私たちは普段、無意識で選んでしまうものだが、そこで「なぜ自分はそれを選んだのか?」を意識することが必要。アタマのトレーニングにもなる。常にアンテナを広げていろんなものに興味を持ち、そしてそれを自分の価値基準で決断していくことに繋げていく。人生を能動的に変えるための秘訣。
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物事を選択するときに、自分なりの基準を持って2択で考えようというもの。
何か選択する場面に出くわしたら、その選択から逃げないことを選択する。
好きか嫌いかの直観で選択していくと、そのうち勘が養われる。
私生活で取り入れていこう。
『直観で選択する』
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第一章「この世の中は二択であふれている」
・例え選択支が100個あっても、それを1対1の決定を繰り返す、と考える。
・二択で「ストップ」を選ぶ際に注意すること!いつもう一度ゴーがストップの判断を下すのか、自分に対して期限を決めておくこと。
・二択の基準をいくつか自分の中に「公式化」しておく。
・日頃から「これとこれではコッチが好きかな」という事となぜそれを選んだか、意識して考えるクセをつけておく。
・正しい悪いではなく、「自分がコッチだと思う方を選んでいるだけ」という意識を持つことが大切。
・他人にアドバイス求める人にありがちなのは、自分の中で結論が出ているのに相談する、これは背中を押してもらって自分を正当化したいだけ。人の意見に耳を貸さない、という意味ではないが、決断は人に委ねない事。
第二章「肌身の感覚を研ぎ澄ませる為に」
・2択力を上げるには、似て非なるものを比べなくてはならない。
・普段から「こっちよりもこっちの方がよさそう」という肌身の感覚を鍛えるべき。
・考えない、というのは自分でその物事をつまらなくしている。
第三章「センスのある人は皆二択上手」
・たくさん決断をしてきた人は、素早く正しい方向を導き出す確率が高い。ただいたずらに右か左が選ぶのではなく、「なぜこっちを選ぶか」ということを常に考えているから。「意識し、考え、分析を繰り返すそれが正しい決断につながる。
・急ぎの案件だったら電話。電話だと時間を取ってしまうような気がするけど、その場でイエスノーで話が早く進むのであれば、そのほうが効率が良いと気づくべき。
第四章「二択力を上げる具体的な方法」
・最大のNGワードは「どっちでもいい」。心地よいことを突き詰める為に、まず「好き」という意識を持つ。
・やるかやらないかで迷ったら、極論は「やる」。ただ前提として「すぐにやめても他人に迷惑がかからない事」が大前提。
・少しでも興味を持ったらやってみればいい。
・「他責」ではなく「自責」の意識を常に持つ。
・マイナスをマイナスととらえないことも一つの選択。
第五章「二択で人生が変わる」
・「後悔」と向上を見据えた「反省」は別である。
・期限はやはり決めるべき。節目節目を設定するクセを。
・「5秒でできることをやっていく積み重ねが偉業を成し遂げる」
・原点は「今決めるか決めないか」。決めようと本気になるべきか考えることが第一段階。
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最大のNGワードは「どっちでもいい」
判断を先延ばしするときは、いつ、もう一度判断をするのか自分に対して期限を決めておくこと。
まずは決める。世の中、取り消すことの出来ない決断のほうが圧倒的に少ない。
タモリ、明石家さんまの番組を見て勉強する。
用件はできるだけ電話で済ませる。
「センミツ(千三つ)」…不動産の世界では、1000件の問い合わせに対して3件成約すればいいほう。
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意思決定までのプロセスがまとまった。
また、意思決定は、意思決定をして終わりではなく、基準作りのための分類と決定後の反省まで実施して、意思決定なのだと気づけた。
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まず、このレビューを読むか、読まないか。読まないならばサヨウナラ。読むのだったら「しっかり読むか」、「流して読むか」。そして、この本に興味を持つか、持たないか。さらには、購入するのか、しないのか。
「この世の中は2択であふれている」。そして、それに気づき、積極的に「2択思考」を取り入れることで、決断力は向上し、物事をスムーズに進めることができるようになる、というのが石黒さんの主張。
なかなか、面白い見方をする人だなあと思いました。とはいえ、「2択思考」や日常に潜む「決断」というもの自体は新しい概念ではないと思う。でも、石黒さんの考えに興味が持てるのは、その人自身に魅力があるからなんだろうな。
しかし、この手の本って難しいよね。何が難しいって、例えば石黒さん的には「2択思考」は無意識に行うものなんだと思う。でも、こうして解説することによってそれは、暗に読者に対し「意識」を促す。じゃあ、この本に感銘を受けた人が、無意識的に「2択思考」をするかと言えば、多分しない。
そこにあるのは意識的な「2択思考」なわけです。
すると、問題が生じることもある。例えば、石黒さんの思惑を外れた、行き過ぎた「2択思考」が行われたり、「2択思考」にこだわるあまり「こういう場合はどうしたら良いのだろう?」と不必要に悩んでしまったり。その結果、思考力は向上するも、決断スピードは遅くなる、ということありうる話で。まあ、石黒さんに言わせれば、そういったモロモロを含めて何らかの「決断」が行われたと判断できるのでしょうが。
「2択思考」という考え方自体は目新しいものではないと思うけれども、
軽読書として普通に楽しい本でした☆ 選択する力もきっと付くでしょう。多分、センター試験には直結しないと思いますけどお。
【目次】
はじめに
第1章 この世の中は2択であふれている
第2章 「肌身の感覚」を研ぎ澄ませるには?
第3章 成功者に達人…センスのある人はみな「2択上手」
第4章 実践!「2択力」を劇的に高める具体的な方法
第5章 「2択」で、あなたの人生が変わる
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文教堂で見つけ目次【第1章】この世の中は2択であふれている・私たちは日々、数百〜数千の決断を繰り返している・「生死」「男女」は人の根源にある2択・能動的に選択をしなければ、物事は進まない・「三塁コーチの心境」になってみる・居酒屋でオーダーに迷ったら、まずトーナメント方式で・決められないのはそもそも「基準がないから」・2択=イエス・ノー、◯・×ではない・2択は「いい」「悪い」ではなく「好き」「嫌い」・200枚の写真から、ベストのワンカットを見つける方法・2択は「決めるため」より「気づくため」・決断を早くして損をすることはほとんどない・逃げ場をつくると、人は決めなくなる【第2章】「肌身の感覚」を研ぎ澄ませるには?・自分の好みを知っているからこそ下せる一瞬の決断・好みは、なるべく狭いところで考える・2択の基本は「似て非なるもの」・決断が早い=自己分析ができている・「2案出してくれ」は想像力の欠如・「あの人、勘がいい」は、経験を経験則に定着させているから・選ぶ必要のないものを選んでいく・「いいな、嫌だな」で2択の筋トレを・選択を積み重ねることで好みは形成される・エネルギッシュな人は多趣味・常に「引き出しに整理する意識」を持つ・「こういう人はこれが好き」を考えてみる・人の内面がわかる「肌身の読心感覚」とは?・工事現場を見ただけでも面白がれるはず【第3章】成功者に達人…センスのある人はみな2択上手・デキる人ほど決めるのが早い・タモリ、さんま……会話の達人はみな2択が得意・会話とは「しゃべる」「しゃべらない」の2択です・相手に気持ちよく2択をさせるには?・現代人は電話がヘタになっている・瞬時に決断を求められるツイッターは2択のいい勉強・クオーターバック、キャッチャーは2択の極致・考えることなく2択ができるのは、圧倒的な場数のおかげ【第4章】実践!「2択力」を劇的に高める具体的な方法・立ち食いそばでわかる、決断が早くなるプロセス・「好きの理由」を考える。迷うことを楽しむ・「とりあえず生!」は思考のサボリなので禁止・街を見渡して看板を選んでみる・いい男、いい女にすぐに気づける嗅覚・分析してから好き嫌いを決めるのはNG・失敗の積み重ねが2択力を上げる・「1択」で、マイナスをプラスに転化する 【第5章】「2択」で、あなたの人生が変わる・迷わない=悩みがない、後悔がない・「グルグル思考」から抜け出すためには?・2択でストレスフリーになる!・オンとオフを切り分ける技術・「諦める」ことは、いい二択・もしも重大な選択に直面したら・決断すれば執着はスッと消えていく・「2択思考」は漢方のように効いて人が集まってきます ・生きていくということは、2択を繰り返すこと
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【読む目的】
なぜ2択思考が良いのか。(Why)
2択思考を効果的にやるコツは何か。(How)
【1メッセージ】
(Why)
自分の判断軸を自覚することができ、「勘がイイ人」「直感の鋭い人」「決断の早い人」になることができるようになるため。
(How)
身の回りのあらゆるものを対象に「どちらが好きか」を決める訓練を圧倒的な場数こなすことにより、経験を「経験則」として認識することができるようになる。
【3キーフレーズ】
1)2択思考を常に繰り返すことで、自分の判断軸を知ることができ、自己理解が深まる。
2)圧倒的な「決める」の場数をふむことで、経験が「経験則」となり、「勘がイイ人」「直感が働く人」になれる。
3)「イイ」「悪い」ではなく「好き」「嫌い」という軸で身の回りのあらゆるものを対象に「好きなのはこれ!」を決める訓練をする。
【キーワード】
・3塁コーチの心境
・オーダーに迷ったらトーナメント方式で
・決められないのはそもそも基準がないから
・「イイ」「悪い」ではなく「好き」「嫌い」で筋トレを
・2択は「決めるため」より「気づくため」
・逃げ場を作ると人は決められなくなる
・決断が早い人は自己分析ができている
・「勘がイイ」のは圧倒的な経験量を通じて経験則ができたから
・直感がはたらくのは普段からなんでも選んでいるから
・たくさんの決断をしてきた人は素早く正しい方向を導きだす確率が高い
・決めれる人がトップになる
・圧倒的な場数を踏むことがカギ
・選択を積み重ねることで好みは形成される
・好きの理由を考える
・迷うことをエンターテイメントとして楽しむ
・街を見渡してぐっとくる看板を選んでみる
・分析してから好き嫌いを決めるのはNG
・迷わなくなると悩みがなくなって後悔もなくなる
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自分にとって何が大事で、何を選ぶべきなのか、またその代償として何を捨てるのか。日頃から意識し、考え、分析していくことが大切。
考えないということは、自分でその物事をつまらなくしている。
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2択を繰り返すスピーディーに判断できるようになる。
自分の好き嫌いを、はっきりさせる。
判断基準を、はっきりさせる。
判断のプロセスを分析して、頭が整理され早く決断できるようになる。
似て非なるものを比較すると、細かいこだわりが見えてくる。