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能力と言えないような能力を持ったもものきと、すごい特徴のある周りの友人とが繰り広げる、推理もの?ではない推理もの???
おもしろかった!よ!
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この作家さんの作品は初めてで、イラストと『なんちゃってミステリー』のあおりに惹かれて買ったのですが、本当に『なんちゃってミステリー』といった感じ。
十分特殊と言える能力を持ってるのに、無能な百之喜。主人公のはずなのに、その事実を見失うくらい周囲のが動き回ってます。
普通普通っていうけど、全然普通じゃないよね。その違和感も嫌いじゃないんだけど。
「へえ、そんなことがあったんだー」くらいの読後感がまたおかしな感じ。
続編が出てくれることを期待。
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主人公の微妙な能力のせいで奔走する周りの人たちのお話。
サクッと読める。でも言語が異なるのとは違った意味で「言葉が通じない」人たちに、背筋がゾゾッとする。
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この方のはじめて読んだんだけど、面白かったです。
どんなものかと思ったけれど、主人公そっちのけで周囲が皆勝手に動く。ゲストの女性陣が強くて素敵でした。
文章も読みやすかったし悪くないなと思いました。
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中古待ち
⇒BOOK-OFF 500円
うーむ、久しぶりにファンタジーじゃないお話。
途中読むのが面倒になるくらい、俺的に微妙・・・
シリーズ化するくらいなら別の作品描いて欲しいくらい。
銀子の歳だけは気になる。
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まあまあ面白かったですが個性的なキャラクターを活かしきれてない感じもしました。シリーズ化するんでしょうからこれからなのかもしれませんが。
事件関係者たちもちょっと違和感を感じる性格というか、やりすぎな感じもした。キャラのセリフの口調も時々、本当に教養がある設定なのかと疑問を感じるような言い回しをしてるように感じて。。。次巻も機会があれば読むとは思いますが、図書館で借りれば十分かな。
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女性の強さと凛々しさのよく書かれた作品だと思います。
言葉が通じない人がどれほど怖いものかよくわかりました。
読み終わった後でも嫌悪感が抜けないのでもう一度読み返すのには時間がかかる作品…。
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“先ほどと違って百之喜は正面から江利を見ようとはしなかった。多少は申し訳ないと思っているのか、頑なに視線を逸らして弁解がましく言ってきた。
「弟さんは……本当にお気の毒だと思うんですよ。ですけど、やっぱりその、証拠もあるわけだし……警察の方針にしたって……尊重しないといけないと思うんですよね。それに雉名は優秀な弁護士です。そりゃあ、弟さんの場合だと無罪放免は難しいかもしれませんけど、雉名に任せておけば安心ですよ。そんなわけですから……ぼくにできることはないと思うんですよね。ですから、そのう……」
引き受けられません――と、思いきって百之喜が言おうとした直前に背後の女性が動いた。
百之喜の頭を片手でぐいと横に押しやり、江利に向かってにっこり笑いかけたのである。
「かしこまりました。椿さま。当事務所が椿さまのご依頼をお引き受け致します」
江利は驚いた。この返事にも女性の乱暴さにもだ。
呆気に取られたが、女性は積極的に話を進めた。
「椿さまの弟さんの無実を証明すること。ご依頼の内容はそれでよろしいでしょうか?」
「え、ええ。もちろんです。――あの、引き受けてくださるんですか、本当に?」
「凰華くん!」
ソファに倒れそうなくらい頭を押された百之喜が悲鳴を上げる。
「勝手に決めちゃ駄目だよ!所長はぼくだよ!」
「では所長。わたくしのお給料は?」
「それは、だからその……」
「椿さまのご依頼は当事務所でお引き受け致します。よろしいですね?」
いやとは言わせない迫力である。”
メンバーがなかなか面白い。
吾藤田家本当恐ろしい。異星人と表現するのもよくわかる。
吾藤田家の子供達が檻から抜け出せる展開が良かった。
“「それならやっぱり、百之喜さんには霊感とか第六感とか、何か特別な能力があるんじゃないですか」
「あれは能力というよりは体質です」
「体質?」
「犬も歩けば棒に当たるという諺はご存じで?」
江利は呆気に取られた顔になった。
「もちろん知ってますけど……」
「あの男がまさにそれです。歩くトラブルメーカーというよりは、本人はまったく意識しないのに行く先々で拾わなくてもいい真実にぶつかるんです」
江利はもはや開いた口がふさがらない体だったが、訝しげに提案してみた。
「あの、その体質が本当なら、百之喜さんは警察で働いたほうがいいんじゃありませんか」
「警察ももちろんそれを考えました。三年間で七回。百之喜は刑事ではありませんが、これだけの実績があるなら捜査に役立てなければ宝の持ち腐れです。非公式に手伝わせようとしました。ところが……」
雉名は忌々しげに唸った。
「あの男は、それが何かわかっているもの、そこにあると判明しているものは見つけられないんです」
「どういうことです?」
「殺人事件の犯人が現場から逃亡した、名前も顔もわかっている、犯人はどこに逃げたのかと尋ねると、そんなの知りません。犯人が証拠をこの山の山腹に埋めた、ドラム缶に詰めて海に捨てた可能性がある、場所を突き止めろ――そんなの見当もつきません。そういうことです」
「肝心な時に役に立たないんですね」
「まさにそのとおりです」
重々しく頷いた雉名だった。”
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ジャケ借りした本です(笑
女性が強い話だったので好きです。常識が通用しないとは怖いものだと思いました…
ジャンル分けがいまいち分からないまま読みおわりました。
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≪内容覚書≫
迷惑にも無自覚に真実にぶちあたる特殊能力を持つ主人公。
それをサポートする美人秘書。
主人公に利用され、利用する弁護士クン。
かわいい顔してメチャメチャ強い男の子。
どんな役でも演じきる、普段はぼんやり青年。
何やら金と権力を持っている影の女。
弟が起こした事件で結婚が破談になった姉。
明らかすぎるほど有罪な彼を、主人公たちは無罪にできるのか。
≪感想≫
一般とはかけ離れた人間をここまで書けるのが茅田さんだなー。
ただ、吾藤田家のはっちゃけぶりに、
当の主人公たちが霞んでしまった気がする。
むしろ吾藤田家に関わるたくましい女性陣を主人公に置いた方が、
話はまとまったかも、と思わなくもない。
脇役で終わるにはもったいない女性たちばかりだった。
シリーズ第1作の登場人物の顔見せととらえ、今後に期待。
書きたいキャラのイメージはつかめたので、
これからガンガン活躍させてもらいたい。
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やはりこの人は安定感があります。この方の現代ものは久しぶりに読みますが、面白い!
どのキャラも癖があって、茅田さんならでは!!って感じです。
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ミステリーと言っていいのかは微妙なかんじ。登場人物は王道。面白いけれど、家族関係のくだりが長いと思った。
2011/4/28
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新シリーズ。
舞台は日本ですが、家のために暴走している家族の姿はまさしく茅田さんのお得意の展開。銀子さんの正体が徐々にわかってくるのかしら、それは楽しみ。
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表紙が素敵でおおおおっと思って読んだら、あれ?主人公はこんなキャラなのね、っていうギャップ。
でも相変わらずキャラクターが魅力的でさくさく読めた。
ただ、人としてずれている家族は気持ちが悪いというか、嫌な気持ちになった。物語だから許せるけども。
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