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2011 2/25読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りて読んだ。
@keitabandoさんのエントリ(http://d.hatena.ne.jp/keitabando/20101216/1292447647)を読んで気になっていた本。図書館に入ってくれたので早速借りてきた。
2010年の今、なぜブログか、とタイトルを見たときは思ったが、「技術的な話が好きな人以外にまで初めて普及したソーシャルメディアがブログであり、そこに原型がある」(p.17)というメッセージはソーシャルメディア全盛の今だからこそ説得力がある、とも思う。
中身は、第1部はブログ草創期、第2部は拡大期、第3部は主に現在と未来について、実際のブログ/ブロガーに関する豊富なエピソードを描いた読み物。
とても面白い、良い本だと思う。あと半分薄ければさらに良くて、4分の1なら完璧だった。・・・読み物としてはいいんだろうけれど、厚いよこの本(苦笑) 多少くどく感じもした。
・更新ごとに別エントリとして記録され、最新の記事から順に並ぶ構造(1章)
・発信者の声がそのまま届くこと(2章)
・Webの中からフィルタリングをする役割(3章)
あたりをブログの特徴として捉えている。特に1点目については確かに後のソーシャルメディアでも重要な特徴だよなあ、確かに。