投稿元:
レビューを見る
2010/12/01
⇒まんだらけ 367円
色々なタイプのホラー?の短編が詰った作品。
いつもながら分厚すぎ。
スプラッタ・陵辱・殺人・怪異がメインなので
そこら辺が嫌いな人にはオススメしない。
個人的にブヒブヒと食人のは面白かったけど
袋女と最後のはどーなんだろう。
男主人公がダメすぎ、あとセックスセックス言い過ぎ。
らぼさん思春期ですか??
結構狂気じみた心理描写やら得体の知れないモノが
登場するんだけど、なんつーかぶっ飛んでるけど、突き抜けてない感じ?
全部の作品が適当に終わらせた感があって
”面白い展開”にできるのにしない、そんな感じがして微妙。
ラボさんの後味の悪いいつもの終わり方が足りなくて微妙。
読んでて終わらない夏休みとクチュクチュバーンを思い出した。
あー、あと、折角上手いイラストレータ捕まえたんだから
各話2~3枚挿絵あればよかったのに。カラーと各話1枚じゃ物足りない。
投稿元:
レビューを見る
一応、「ライトノベル」というジャンルで執筆されていますが、
内容はヘヴィにも程があるのはいつも通り。
「未成年にはお勧めできません」と書かれたラノベは他に知りません。
寧ろ、いつも以上に人間の尊厳が徹底的に破壊されており、
容易に人に勧められる代物ではありません。
そうして漸く語りうる哲学的命題が、
哲学大好きな私には心地良く嵌れる部分でもあるのですが。
Wikipediaにおいて浅井ラボ先生の作風は
人が容赦なく殺されたり理想が砕かれたりするハードでグロテスクな世界観とこれでもかという程の生々しいキャラクター描写が特徴。また極めて高度な科学用語や、極めて直接的な残酷描写や性描写が多く、ストーリー自体も非常に重く暗いことからその作風には賛否が別れる。作家仲間やライトノベル好きの間では「暗黒ライトノベル」とも評される。
と紹介されていますが、実に適切です。
今回の新作ですが、世界観は以前同じくHJ文庫から刊行された
「TOY JOY POP」と地続きの模様。
「されど罪人は竜と踊る」ファンがニヤリとできる描写もあり。
それにしても先生はレメディウス好きですね。私も大好きですけど。
そして、短篇集ですが、四篇どれも単一世界内での出来事のようで、
そこ彼処にリンクを感じさせる描写が散りばめられていて面白いです。
一夜
あれ、割と普通のホラー?からの、あれ、やっぱり割と普通のホラー。
これは以前書かれた物の改稿のようなので或る意味この中では異質か。
二夜
最近よくツイッターでも先生が語っている命題。
途中までの展開は「悪の教科書」を思わせましたが、ここでそうなるのがラボ節ですよねー。
徹底的にテンプレートな設定での対比構造は、私も曾て作った作品で同様の手法を用いたので、共感しました。
でも、こういう物を書く時って書き手の精神も結構蝕まれる物だと思うのですが、大丈夫でしょうか。今更か。
三夜
このカップルは「TOY JOY POP」の犯人かと最初は思いました。
異常性を持ってしまったとても優しい普通の人間の苦悩。良いですね。
社会的に害悪であるなら、そこに通常の倫理は意味を為さない。
四夜
「BMネクタール」「ハカイジュウ」「バニラスパイダー」など、
チャンピオン系のモンスターパニックホラーを彷彿とさせる作風。
そういった極限状況での欲望剥き出しの人間、というのはよく描かれますが
別の側面を描いた作品といっても言いかもしれない。
「され竜」の異貌のものども登場をちょっと期待しましたが、大人の事情で無理か。
しかし、ゲヒンナム・ムといい、生理的嫌悪感を喚起させる生物描写に一層長けてきていますね。
ガユスとギギナのような面白掛け合いは少なく、哲学的命題も希薄ではありましたが
一定以上の異常さと、物語の転換による面白みは浅井ラボ先生らしいなぁと思う所。
これを人に勧めたら、精神性を疑われそう。
また、HJ文庫から新刊が出たら?私は秒で買いますけども。
70点。
投稿元:
レビューを見る
なんという私好みの、救いのないグロい話であることか。
ただ、いじめられっ子の話は記憶に残らないほど薄かった。っていうか、いじめっ子リーダーのほうに親近感を感じるんだけれど……
投稿元:
レビューを見る
人間の悪意満載の短篇集。ホラーとサイコホラー。
作者の別シリーズ、「されど罪人は竜と踊る」を読んでいるとニヤリと出来る部分あり。
投稿元:
レビューを見る
暗黒ライトノベルの短編集.
浅井ラボらしい希望のないストーリーとグロ描写で大体どの話を読んだ後も気分が悪くなる.
表紙でうっかり買っちゃってマジ切れする人がいないか心配.
投稿元:
レビューを見る
ふくろおんなは覚悟していたのでヒィヒィ言いながら読了。昼御飯食べながら読む話ではなかった。
ぶひだらは本気でラボたん爆発しろと思うレベル。
もし人に勧めるとしたら2話目は絶対読むなよ!という感じ。
不快すぎて清々しかった。さすがラボ。
人でなしと恋。
タイトルからして上手い。普通は「人でなしの恋」といきそうなのに、人でなし二人と恋という人間的な感情の対比が良かった。
最近の氏の女性キャラがあまり好きではなかったのだが、これで一気に移籍前のラボが帰ってきたと思えた。
最後で一気に畳み掛けたなぁという印象。
実にラボ。これはいいラボ。
投稿元:
レビューを見る
グロとか怪異みたいな異常事態を除けば、こんなヤツいるよなぁと思ったのが2話目と4話目。短編のほうがスピーディに読めていいかも。でも人には勧めない。読んだことも知られたくないかも。
投稿元:
レビューを見る
オムニバスな短編連作なので、順番に読むのが正しい。あとがきから読むと意味がわからないが、全部読んだ後にあとがき読むと、あとがきの面白さがわかる仕組み。
帯にあったのが「全キャラ好きになれないことを保障します」だったんですが、本当に好きになるのは難しいと思う。
個人的にはドSないじめっこの彼の内面が気になってますけど、ぜんぜん書かないのがすごい。
投稿元:
レビューを見る
怖い。
全体的に浅井ラボワールドという感じ。
され竜とは違ったグロさがあって楽しめたのもあるけど、初っ端から読むのに苦労する。
ヒトに薦めるのは難しい。
寧ろ薦めたことでそのヒトとの関係が危ぶまれるかもしれない…。
され竜好きにはニヤリとする作品。
投稿元:
レビューを見る
数々のホラー小説を読んできたつもりだが、これはかなりキツイです。オススメしたいがトラウマになる可能性がある。ライトノベルではない‼︎
投稿元:
レビューを見る
ライトノベルなのに内容はホラー重視!
ライトノベル。
感想。
ライトノベルはそんなに詳しくありません。友人に勧められて久しぶりに読んだ。そんな一冊。 ライトノベルというと剣と魔法のファンタジー、又は、イチャイチャラブコメ。そんなところを読んでいましたし、そういうものだと思ってました。
甘かった。ちゃんとホラーというジャンルも含まれている。そんな事に気づかされた作品。
まず、想像力豊かでホラー大嫌い。そんな人には絶対にオススメできません。怖いもの見たさならどうぞ!
怖いの大好き
ラブコメ大好き
ファンタジー大好き
そんな方、オススメです。ジャンル?わかりません。いかんとも説明し難い内容で、ライトノベルとはここまで自由で、こんなに広がりのある世界観を創りあげる事ができるのだ。と、本当に驚く限りでした。
読み終えた後、ふと気づく事がある作品!それぞれが含みを持った短編集としてみてもよくできていると思います。
とにかく描写がえげつない。全く想像力は必要ありません。読めばもう頭に浮かんでくるほどリアルです。そんな怖さが病みつきになるかも?
投稿元:
レビューを見る
読了するのにえらく時間がかかりましたけれども、決してつまらなかったわけではなく、ただただ分厚かったせいなのです…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
著者の短編集を過去に読んでいたこともあって、今回また読んでみようと思ったのですけれども、やっぱしグロテスクな描写が目立ちますねぇ…完全に異世界の話だったので、そこまでグロくも感じませんでしたが…
ヽ(・ω・)/ズコー
ん~…こういったグロいアレは著者の好みなのかな?? とも思いましたけれども、別段不快感などは抱かずに読了しました。暗い青春を送っている高校生の話が印象に残りましたかねぇ…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー
投稿元:
レビューを見る
嫌悪感で読むのを断念した本はこれが初めてです、ただただトラウマレベルで不快。こういうの、全然耐性ある方だと思ってたんだけどな〜…
袋女、ぶひぶひだらだらまで読みました。