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みんなのレビュー781件

みんなの評価2.8

評価内訳

777 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

プロットはともかく、作家の文章ではない

2011/01/25 17:41

16人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あまでうす - この投稿者のレビュー一覧を見る



生活に窮し、未来に絶望して死にたくなった若者ヤスオが、デパートの屋上庭園から飛び降り自殺を試みたが、たまたま居合わせた医療法人全日本ドナー・レシピエント協会の特別コーディネーター京谷に一命を救われる。

そして京谷は、どうせ死ぬならわが協会に全部の臓器を寄付してから死ねば、死後に大金が振り込まれるといってヤスオを説得する。

さまざまな紆余曲折を経てその契約が実際に遂行されるわけだが、その短かった生涯の最後の日に、若者は恋を知り、人を愛することの素晴らしさのめざめ、命の大切さに改めて気付き、……。

というプロット自体は、かなり平凡だとしても、それほど悪いものではない。しかし問題は、この物語を演奏する奏者と楽器の凡庸さと無個性に尽きるということになるだろう。

いやしくも一篇の中間小説を物語ろうとするなら、他の作者と鋭く一線を画するそれなりに個性的な演奏法、つまり文体の独自性というものが必要だろうが、それらは236頁の全文のどこにも、かけらすらない。

これは私の勘で言うのだが、この小説はプロット自体は著者自身のものだとしても、それを実際に文章化したのは複数の手練れのライターではないだろうか。そうでなければたった一時間で読了できる、まるで漫画かテレビドラマのシナリオのように超フラットな文章が、こうも延々と続くわけがない。

かてて加えて、驚いたことには232頁の3行目に致命的な誤植があり、その活字の上から正しい固有名詞を記した白いシールが平然と張り付けてある。卑しくもれっきとした名のある出版社なら、即刻全本回収して刷り直した新本を提供すべきものではないだろうか。



7年間細々続きし仕事なれど絶えてしまえばいと寂し 茫洋

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紙の本

テーマは命なのか、それとも人間の愛なのか

2010/12/15 12:56

91人中、83人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Keiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

正直読んでかなりがっかりしました。
そもそもこの小説のテーマが見えてきません。
内容としてもミステリー小説や謎解きによくあるような物で、これが大賞を受賞するような作品なのか考えてしまいました。

主人公は自分の生き様に嫌になり、命すら軽んじているぐらいの絶望感に駆られているしがない40代と言う感じです。
一人の黒尽くめの男に会ってからの話が、やたらとダラダラ長く感じて先に進んでいない感じ。
途中で読むのが疲れてきます。
途中途中でギャグ交じりな文面が見られますが、そこは要らないなぁと思う事しばしば・・・。

簡単に言ってしまえば、芸能人が書いた本=素人であり、その点を考慮すればこんなものなのかな?と納得できるかと思います。
ただこれも人それぞれで、私自身はライトノベル感覚でしか読めませんでした。
タイトル負けしている内容で、本当にそこら辺にあるようなミステリー系の小説+ちょっとギャグ入れてみました・・・的なお粗末なものだと感じましたね。
それこそ、今はネット上でも自作小説活動している方のほうが文面的にも素晴らしく、物語もしっかりしている内容が多いので、それに比べればこの本は大賞を取るべきものではありません。
あっさり、軽く読み終えてしまい、結局最終的に私の中に残ったこの本の感想は、「これが大賞作品?」「何がテーマ?何が書きたかったの?」と・・・。
特に際立って文学的な言葉もなく、読み返す気にもなりません。

起承転結、物語に対しての厚みをもっと持たせられるよう努力してから小説家として転身して欲しいです。

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2010/12/19 11:29

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2011/02/07 23:53

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2011/02/27 15:48

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2012/01/18 09:42

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2010/12/17 02:49

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2010/12/15 20:45

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2010/12/27 14:58

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2010/12/16 16:29

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2010/12/15 21:26

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2010/12/16 00:09

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2010/12/15 21:18

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